人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【雑談・重賞展望】有馬記念の枠順が決まりましたね。

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こんにちは、umassyです。

昨日のブログでもちらっと触れましたが、すっかり恒例となった有馬記念の公開枠順抽選会、皆様はご覧になられましたでしょうか。
今年は外国人ジョッキーが多いこともあって、長すぎるとか疲れたとかいう声もあったようですが(笑)、いよいよ近づいてきましたね。

せっかくのお祭りという事で、最近はほとんど書いていなかった重賞の展望記事を。
といっても今日も簡単なランチタイム更新なので、ほぼ私の雑談に近いのですが、サクッと参りましょう。

まずは決まった枠順から。

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右の方に書いてあるのは、

・過去5年(2015年1月1日以降)
・中山芝2500mの全クラス
・良馬場~稍重のみ

で集計した馬番別成績です。

有馬記念だけだとサンプルが10件とか20件になってしまうので全条件にしたのですが、まぁそれでもサンプルが少なく参考程度でしょうか。
⑥番が全然成績良く無くてかなり意外ですが・・・内枠有利なのは間違いなさそうですね。

ちなみに、有馬記念で関係者がどの枠を欲しがっているのかという順番はとらじろさんの記事をご参照ください。

www.torajiro-keiba.com

出来る限り内枠を、それも奇数ゲートよりは偶数ゲートを、というのが基本線。
その意味ではリスグラシューの枠はかなり良いはずなのですが。。。

個人的な話をさせて頂くと、この枠順が決まる前の段階での本命候補はリスグラシューとヴェロックスで、大体リスグラ6対ヴェロックス4くらいの気持ちだったので・・・この枠順を見た瞬間に本命は決定ですね。
脚質的にも、すぐ外にアエロリットがいる枠の並び的にも、ヴェロックスの外枠は非常に厳しいと思います。結局今年の川田騎手は「持ってなかった」という結論なのか。。。


そして、大注目だったアーモンドアイは5枠⑨番。
一桁ゲートという意味ではそこまで悪くないですが、上述のアエロリットにキセキ、クロコスミア辺りが軒並み外にいて短い3角までがいかにもゴチャ付きそうな枠の並びは・・・どことなく安田記念の悪夢がよぎりますね。
まぁハンデとしてはちょうど良い塩梅で、馬券的にもほんのちょっとだけ面白くなりましたでしょうか。

 

今年の有馬記念で狙いたい馬たちについて。

次に、超豪華メンバーとなった今年の有馬記念の出走馬について、タイプ別に簡単なコメントをしていきたいと思います。
ほぼ予想になってしまっている気もしますが・・・

1.3歳馬

この話は毎年しているような気がしますが、有馬記念というのは、JCとは異なり、通常強い馬たちが能力の高さを競うレースではありません。

古馬のトップホースで「この秋は有馬記念が最大目標です」なんて馬は1頭もいないですよね。
JCや香港国際競争、凱旋門賞など国内外のビックレースを大目標に仕上げたトップホースたち、場合によっては天皇賞(秋)→JCと連戦してきた「出がらし」状態の馬が多い印象が強いと思います。

最近はノーザン関係の使い分けなどもあって例外も出てきていて、その話は古馬のところでしますが、ここで強調したいのは「3歳馬が絶対的に有利」ということ。


古馬のトップホースのローテーションとは違い、菊花賞が最大目標だった3歳トップホースたちは年内休養を選択しない限り、次の大目標がこの有馬記念。
3000mからの転戦で距離不安が皆無であることと、ローテーションに余裕があるというのがまず大きいですよね。

その上、斤量が古馬より2キロ軽いというのも、年明けから同斤量になることを思えば相当有利ですよね。
昨年の勝ち馬ブラストワンピース、一昨年の勝ち馬サトノダイヤモンド、その前年の3着馬キタサンブラックに少し前になりますがオルフェにゴールドシップなどなど。
菊花賞馬が順調にここを目標にしてきた場合には、かなり期待できる軸馬になります。


今年は神戸新聞杯の1~3着馬が揃って出走。
皐月賞馬でその神戸新聞杯では鳥肌が立つような強さを見せたサートゥルナーリアに、菊花賞馬ワールドプレミア、3冠全て馬券圏内のヴェロックスと申し分のない世代のトップホースたちで、これは3頭とも「買い」なのは間違いないでしょう。

距離・コース適性や調教敬拝から私は⑭ヴェロックスを本命候補にしていたのですが・・・この枠で狙いを下げざるを得ませんね。
今のところは、代わって好枠を引いた⑦ワールドプレミアに重い印の予定ですが、こちらは忙しい競馬になって一発嵌ればという感じでしょうか。

天皇賞(秋)からのローテと人気落ちでサートゥルナーリアも狙いたかったのですが、この枠と意外と人気落ちなさそうなので、私は押さえ程度にする予定です。

2.引退レースの馬たち

これも有馬記念では良く来るパターンですよね。

最近だとキタサンブラックやオルフェーヴル、ちょっと古いところでディープやクリスエスなど。
最後に強烈なパフォーマンスで強さを見て付けて引退していくパターンも多いですが、これは余力を残して種牡馬入りする馬たちだけという点には要注意です。
そうではない場合はまず勝てず、もうオグリのような奇跡は起こらない傾向ですので、今年のメンバーだと近走不振のレイデオロやシュヴァルグランはまず厳しいかなと思います。

ダイワスカーレット、ジェンティルドンナに2着ですがクイーンズリングなど、牝馬もバンバン来ているのも特徴で、「牝馬の引退レースは消し」なんて言うのは今や昔。
今年のメンバーで牡馬相手に勝ち負けできる牝馬といえばやはりリスグラシューで、海外帰りで宝塚記念を勝っている以上今回割り引く必要は無く、当然中心視出来る存在でしょう。

クロコスミアはさすがにエリ女以外で買えるイメージないですし、アエロリットも距離に右回りに枠順に同型馬の存在にと不安が多すぎますので、当日よっぽど前残り馬場にならない限りは…と思っています。

 

3.穴馬たち

最近はなかなかとんでもない夢馬券が出てきませんが、最近の有馬だと2008年に2着したアドマイヤモナーク(14番人気)とか、そのレース10番人気3着で翌年も11番人気3着だったエアシェイディ、その翌年の3着馬トゥザグローリー(14番人気)辺りでしょうか。
アドマイヤモナークの年は私自身3連単を当てた思い出のレースでもありますが、このコースやトップホースのコンディション次第で1頭くらいは穴馬が来てもおかしくないのが有馬記念。

・・・ただ、特にここ数年は昨年のレイデオロ(天皇賞からJCをスキップして有馬記念)など、ノーザンF系馬主の使い分け問題もあって、なかなか厳しいというのが正直なところですよね。
今年も、結果的に大本命馬アーモンドアイが天皇賞(秋)からのローテーションという理想的な臨戦過程になってしまいましたので。。。

強いて挙げるなら、中山実績もあって好枠を引いたスティッフェリオ、最内岩田騎手で不気味なスカーレットカラー辺りでしょうか。
アルアインが内枠引けば考えたのですが、近走不振馬の引退レースでもあるので微妙ですかね。


ということで、こうして見ると今年は本当に引退レースの馬が多いですね。
来年も現役続行予定の有力馬はアーモンドアイ、キセキ、フィエールマンくらいでしょうか。

キセキとフィエールマンは凱旋門賞帰りで状態がどうかなという感じですが、個人的にはフィエールマンは枠順と池添騎手も不気味なので重視しても良いかなと考えています。
キセキは川田騎手じゃないですし・・・フランスで2戦していますし、ちょっと今回は見送りでしょうか。


それでは、何と言っても楽しみな暮れの大一番。
あと2日間、大いに悩みつつ、お祭りを楽しみましょう。

個人的な話なのですが、今日は結構ハードな忘年会があるので、ある程度土曜の予想記事も準備はしてから行くのですが、若干アップ時間が遅くなったり新馬戦は省略になってしまったりする可能性がありますこと、ご了承くださいませ。。。

最後までお読みいただき、誠に有難うございました。