人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【雑談記事】新春競馬を見ていて感じたこととJRA賞についても少しだけ。

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こんにちは、umassyです。
1年ぶりに新春っぽいアイキャッチ画像使ってみました。

 

今日はJRA賞が発表ということで、今年、じゃなかった昨年ほど選ぶのが難しい年も珍しかったですよね。
・・・ということで、本当は個人的JRA賞の記事でもと思っていたのですが、結局ランチライムにまとめ切るのは無理と諦めまして。。。2020年の開幕週の競馬を見て、私なりに感じたことを取り留めなく書くだけの記事になってしまいました。

あまり楽しい内容では無いかもしれないのですが、参りましょう。

新春競馬の振り返りについて

本当は東西金杯の回顧などもしたいところなのですが、時間の都合で割愛を・・・
ただ、初日に起きてしまった大きな落馬事故についてはどうしても触れない訳には行きませんよね。
2頭が落馬して、ラッキーアドバンス号が予後不良となってしまった哀しいできごと。

大塚騎手の続報があまり入ってきていないのでただただ心配ですが、三浦皇成騎手はようやく大きな怪我から復帰して、昨年は初の年間100勝を達成して。
ジョッキーが替わっているので何とも言えませんが、結果だけ見ると、今回巻き添えを食らったことで新年最初の重賞制覇のチャンスまで奪われた形で・・・本当に不運としか言いようがありません。


大塚騎手について、心無い言葉も数多く目にしました。
正直、あの落馬については100%本人が悪く擁護しようがないですし、技術的にもレース中のメンタル的にも(こちらが大きいとは思いますが。本人も頭ではわかっているはずなので)プロのレベルではないと私も思います。

ただ、だからこその「見習い騎手」という制度であり、現状、日本の競馬は一流の騎手しか乗ることを許されないような仕組みにはなっていません。
(その分、モレイラ騎手のようにいくら素晴らしいジョッキーでも簡単には通年ライセンスを付与してもらえないわけで、これを閉鎖的で悪いと捉えるかどうかは人それぞれ。)

新入社員の評価やスタートアップ企業の評価などが難しいのと同様で、この先、彼や(引き合いに出して申し訳ないですが)山田騎手が努力を続けて日本のトップジョッキーに成長する可能性だってゼロでは無いはずです。

脱線ついでに、この見習い制度も見直した方が良いかなと思っていて、ある程度の基準―それは成績でも技術でも良いと思うのですが―をクリアできなければライセンスの更新が出来ないような仕組みにするのも一つの方法かなと感じますし、もしかしたら見習い騎手以外でも、場合によっては調教師も同じように競争に敗れた者を淘汰していく仕組みがあっても良いかなと思いますが、それはさておき。


話が逸れましたが・・・やっぱり私は、今回の事故からまずは後遺症など無く無事に回復して欲しいと思いますし、本人に気持ちが残っていればジョッキーを続けて良いと思います。
(どれだけ乗せてもらえるかは別の話で、これも山田騎手にも同じことが言えますよね。)

まずは両騎手の1日も早い回復を、そしてラッキーアドバンスのご冥福を祈りたいと思います。


そしてもう1つ、この二日間の結果を見ていて思ったのが、「やっぱりミルコは良い馬に乗れば勝てるんだな」ということ。
逆に、昨年100勝したくらいなので当然ですが、三浦騎手っていい馬に乗っているんだな、とも。
月曜日にも同じ乗り替わりで1勝していましたよね。

正直、ミルコの競馬を見ていると酷く雑になってしまったり、良くも悪くも波が激しい点は否めないので、干されている理由も理解はできるのですよね。。。
ただ、それでも技術があるのは間違いないですし、馬や競馬への愛情も人一倍感じる騎手でもあると私は思います。

今年は最高に近いスタートを切ったことですし、(哀しい出来事ではありますが)三浦騎手や戸崎騎手が不在となった美浦への移籍は大きなチャンスも生み出すはずです。
2020年の復活を期待しつつ、個人的には応援したいジョッキーの1人です。

JRA賞についてもちょっとだけ。

最後にほんのちょっとだけ、3歳牝馬はラヴズになると良いなぁとか、障害馬はシングンマイケルが良いけど結局オジュウになっちゃうんだろうなぁとか、3歳牡馬はアドマイヤマーズにあげたげてとか、色々あるのですが。

最優秀2歳牡馬についてはもういい加減にしてくれよ、って話ですね。

これは以前から何回か書いていると思うのですが、なんでホープルSをGⅠにするとか意味不明な事をしてしまったのか。
それなら朝日杯を無くして、東西のバランスとか気にせず阪神1800mでも2000mでも、昔のラジオたんぱ的な位置付けに戻せばよいのにと思います。

クラシックに直結しそうな2000mのGⅠよりも朝日杯勝ち馬がJRA賞を貰う(朝日杯の方が歴史があるから?)流れも意味不明ですし、例えば去年の対象馬でサリオスが強いとか、いやコントレイルだ、とかその議論自体不毛過ぎませんか?
どっちも強いわ(笑)。

これも以前書きましたが、2歳牡馬を対象としたJRA賞が1個しかないのにGⅠが2個あったらこうなるのは目に見えていますし、どんな基準でその2頭から選べば良いかなんて一般的なコンセンサスが得られるわけもありません。

他の重賞等も含めたポイント制にするならそれも良し、レーティングだけで決めるならそれも良し、ですが。。。
ジャパンカップで外国馬がゼロになった件もあり、日本馬が海外GⅠを多くとった年でもありました。
さすがにそろそろ、JRA賞のありかたや国内のGⅠの体系を一から見直す時期に来ているのではないかと感じます。


ということで、まとまりのない記事になってしまい恐縮ですが、色々考えるところを思いつくまま書いてしまいました。

もちろん、今日発表される各馬とその関係者のことは素直に祝福したいと思いますので、発表を楽しみに待ちましょう。


それでは、最後までお読みいただき、誠に有難うございました。