人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新企画】馬券力向上PJT Vol.0 ~「競馬力」を上げるには?~

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こんばんは、umassyです。

昨日は競馬とほとんど関係ないお酒ブログになってしまいましたが、思いのほか多くの方にお読みいただき、twitterのリプもたくさん頂きまして有難うございます。
とりあえずはGⅠ・重賞ウィナーから・・・とは考えているのですが、頂いた🍺のリクエストには早めにお応えしようかなと思っております(笑)。


さて、今日も新企画ですが、今度は競馬ブログらしい内容。
前々からやりたいと思っていた「馬券」についての記事、0になります。
(1ではなく、0です😁)

実はこれも今年の「新年の抱負」で書こうと思っていたことの1つ。
正直、まだ全体像も何も固まっていない状況ではあるのですが、まず1歩踏み出さない事には始まらないだろう。
・・・ということで、今日はその前段階ということで「Vol.0」とさせて頂きました。

今シリーズを通じて書いていきたいこと、その前提となる考え方などなど、軽く書いて参りたいと思います。

まずは本題の前に。 

「馬券力向上PJT」と銘打ったこの企画。
もちろんメインテーマとなるのは「馬券力向上」なのですが、その前段階として。

まず、私の個人的かつざっくりとした問題意識として、「競馬力をもっと上げたい!!」というのがあるんですね。

我々は(少なくとも私は)、競馬を趣味として、それこそ人生とともに付き合って行くような楽しみ方をしています。

「趣味なのだから、楽しめればそれで良い。 」
・・・それも確かに1つの考え方です。

でも。

多くの方はこう考えているのではないでしょうか。
「せっかく続けている趣味なんだから、少しずつでも上達したい。」

少なくとも私はそうです。
twitter上で時々「名人」なんて呼んで頂くこともありますが、あれはただのあだ名のようなものでしょうし、自分が競馬上手いなんて1ミリも思ったことありません。

他の趣味に置き換えてみると分かりやすいですよね。
ゴルフを趣味として楽しむ。
将棋を趣味として楽しむ。
釣りを趣味として楽しむ。

・・・やっぱり、「楽しめればOK」というのはベースにありつつ、「上手くなりたい」と全く思わない人は少数派ではなかろうかと思います。

 

でも、競馬が「上手くなる」って一体どういうことなのでしょうか。
「競馬力を上げる」と言い換えても良いかもしれませんが、当ブログでは。 

「競馬力」=「予想力」×「馬券力」

こんな風に定義したいと思います。

「予想力」は「特定のレースで1~3着に入る馬をピックアップする能力」。
「馬券力」は「予想に基づいて適切な券種を選択し、適切に賭け金を配分する能力」。
こんな風に表現できるでしょうか。


もちろん、「競馬力」には他にも色々な構成要素があろうかと思います。
競馬の歴史や文化に対する知識。
競馬法についての知識。
馬そのものに関する知識。

・・・競馬クイズの達人を目指そうと思ったらそのような知識も必須です。
ただ、この企画では「競馬で少しでも多くの払戻しを受ける事」にフォーカスします。

毎週末の競馬で、レースの結果を予想して馬券を買い、当たった・外れたを繰り返すのが一般的な競馬ファンの楽しみ方だろうと思うからです。

一般的に趣味にはお金がかかるのと同様、馬券である程度負けるのは仕方がないし、趣味に使ったお金として割り切ることができる。
・・・基本的に私はそんなスタンスなのですが、それでも競馬の本質はギャンブル。
どうせやるなら少しでも勝ちたい、そう思うのは当然のことですよね。 

「競馬力」を上げるには??

世間では「馬券力」が軽視されている?

「競馬が上手な人」を目指そうと思ったら、たぶん上に書いた2つの力が両方必要。
ほぼ正解と思えるような予想にたどり着いたにも関わらず、馬券の組み方を失敗して馬券を外してしまっては意味がありません。

それなのに、世の中で競馬について書かれている本やインターネットの情報の中で、この「馬券力」についてフィーチャーしたものって意外と少ないんですよね。

www.torajiro-keiba.com

とらじろさんの記事でも、

競馬で勝つには何をすればいいのか。
・予想力を上げる
・馬券力も上げる
この2点が同じ位大事だと思うんですが、予想力のブログばかりです。

ハズレ馬券回顧はじめました【2020.1月2週】 - 『新馬戦買わないなんてもったいない!』&『ダート馬券研究所』

こう書かれているんですが、おいumassyパクリはいかんぜよとお叱りを受けてしまうほど(笑)、全く同じ事書かれてますね。

ただ、本当にその通りだと思いますし、問題意識としても全く同じであるということです。
(正直、「予想力」「馬券力」というワードの使い方まで一緒なのはどうしたものかと悩んだりもしたのですが…同じになっちゃった物は仕方ない 笑)

【補足】「予想力」と「馬券力」の関係性について

1点だけ補足させて頂くと、この両者は並列の関係というわけでは無いと思っています。
例えば「予想力」がゼロで「馬券力」が優れている、なんて状況ではいくらお金をつぎ込んでもアウトプットはゼロ。

言ってみれば、「予想力」というのは「競馬力」向上に必要不可欠な要素。
その土台の上に「馬券力」があって、初めて「競馬力」が発揮される、そんな関係性。


その意味では、予想力を上げるための情報が世の中にあふれているのは当然と言えば当然のことかもしれませんね。

血統のこと、調教の事、騎手のこと、馬場・コースのこと、外厩のこと。
様々な角度から「予想力を上げよう(=レースで馬券圏内に入る、または勝つ馬を推理する力を上げよう)」という努力をするのは当然。
ただ、「予想力」が同じであっても、馬券で儲けるためには馬券力を上げなければならないという事です。

また、予想のスタンスによっては、馬券の買い方が自動的に決まるようなケースもあろうかと思います。
(例えば、特定の条件下で特定の騎手の単複をベタ買いすることで長期的に100%を超える回収率を目指すような予想法、ですね。)

予想スタンスと馬券の買い方の関係性についてもどこかで取り上げることになるかとは思いますが、一応そんな前提で考えていますよ、という補足でした。

「馬券力向上」に向けたアプローチ方法について

さて、長くなってしまいましたが最後に、この企画ではどのような方法で馬券力向上を目指すのか、というお話を。

ざっくり言ってしまうと・・・ノープランです(笑)。

冒頭書いたように、以前から色々考えているものの、全く考えがまとまりません。

ただ、コンサルの世界では、基本的な課題解決のアプローチ方法として「ロジックツリー」を用いる手法があります。

(自分の仕事の話をするのは、身バレリスクも関連して難しい部分ですが・・・私の本職がコンサルというのは何人の方にはお話ししてしまっていますし、一口に「コンサル」って言ってもかなり範囲が広い表現なのでまぁ・・・OKでしょう😅)

例えば、「A社の利益率が下がっている」という大きな課題があった時に、それを「売上」と「人件費」と「その他経費」に分解して、さらに「売上」を「商品別」に分解して、「単価」と「数量」に分解して・・・
といった具合に、分析したり問題を解決したりしやすい細かい単位に分解していく手法ですね。非常に簡単な考え方です。


今回、「競馬力をアップしたい」というざっくりした問題意識に対して、「予想力」と「馬券力」に分けた上で、「馬券力をもっと上げたい」というより小さな課題を抽出しました。

従って、馬券力をさらに細かい要素に分解して、それを向上させるには・・・
こんな進め方になるのかな、と漠然と考えたりはしています。


そして、もう1つ考えていることがあって、「馬券の買い方に正解なんてないし、正解を出そうとも思っていない」というスタンスは貫きたいなと思っています。

要するに、牛丼チェーン店を目指すか高級フランス料理店を目指すかというお話なので、その中で自分がどうしたいか、そのためにはどうすれば良いかだけを追求します。
(何となくピンとくる方はピンとくると思いますが、このお話はVol.1でします。)


なので、この企画は「正しい馬券の買い方を指南する」というようなものでは全然なく、あくまで「馬券下手なumassyが少しでも馬券力を上げるためのプロジェクト」。
その点だけはご理解いただければと思います。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで・・・思いのほか長くなってしまいましたね。。。

上にも書いたように、自分自身少しでも馬券上手くなりたい!との願いから始めた企画ですから、自分のためにも頑張って、少しでも成果を上げたいと思っています。


それでは、週末の出走馬が確定する木曜夜ということで、明日からはまた予想記事ですね。

まとまりの無い話でしたが、最後までお読みいただき、誠に有難うございました。