人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【お酒シリーズ】馬名・競馬関連のお酒を飲み尽くす!~Vol.3 アプリコットフィズ編

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今晩は、umassyです。

とらじろさんにアイデアを頂いて、競馬ブログで扱うにはどうなのかなぁと恐る恐る始めて見たこの企画。
嬉しいことにたくさんの反応を頂いていて安心していますが、ぶっちゃけ今はこの記事を書いている時間が一番楽しいです😊

実は私、ウイスキー検定の2級という全く使い道のないものを持っていたりもするのですが、無駄と思いつつ勉強してきたお酒の知識も小出しにしつつ。
もはや「人生はお酒とともに」にブログ名変えちゃおうかくらいの勢いでございますが、そんな話はさて置き第3弾。


前回の「予告」通りならGⅠ馬「スティンガー」編のはずだったのですが、ちょっとこの1週間バーに行ったりする余裕がなく・・・というか新型コロナの件もあってどうしようかなというのが正直なところですね😅

ちょっとスティンガーは保留とさせて頂きまして、これも重賞ウィナー、アプリコットフィズ編に参りたいと思います。
最初がウォッカのストレート、次がショートカクテルのギムレットと来て、今日はロングカクテルなので何気にバランスは良いのかななんて思ったりもしていますが、早速参りましょう。

 

アプリコットフィズ🍸とは

標準的なレシピ

  • アプリコットブランデー 45ml
  • レモンジュース     20ml
  • 砂糖(ガムシロップ)  1tsp
  • 炭酸水         適量

"tsp"は前回も出てきましたね。要は「小さじ」、約5mlです。
ソーダ以外の材料をシェークして、タンブラーに入れ、ソーダを満たして軽くステア(かき混ぜ)すれば完成です。

シェークして作るカクテルとしては珍しく、タンブラーに入れて炭酸で割るロングカクテルということで、アルコール度数も低め(炭酸水の量にもよりますが、6~8%程度でしょうか)になります。  

「カクテル言葉」は?

「花言葉」ならぬ「カクテル(酒)言葉」があるというのはご存知でしょうか。
先日のギムレットだったら「長いお別れ」、シェリー酒を女性が飲んだら「今夜はあなたに全てを捧げます」、男性が女性にポートワインを勧めたら「愛の告白」で女性がそれを飲めばOK、なんてものも。

アプリコットフィズの「カクテル言葉」は『振り向いてくださいなんだとか。
理由は良く分からないのですが、甘酸っぱいカクテルですので何となく分かるような、分からないような。
もしも片思いの相手の隣でこのカクテルを飲まれたりしたら・・・お相手は気付かなくても、バーテンダーさんが察して何かアシストして下さるかもしれません😉


ちなみに、私は妻から「何か甘すぎない、さっぱりしたカクテル」をオーダーされたら必ずカシスソーダを作ります。
・・・カクテル言葉は『あなたは魅力的だ』、です(笑)。

 

さっそく飲んでみました✨

そんなのろけ話はさておき、「飲んでみた」企画ということで早速。
アプリコットブランデーはumassy家に在庫がありましたので、家で作って飲んでみました。

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お馴染み、ボルスですね。
バーに行ったりすると本当に色々な種類のものが並んでいますが、基本的には様々な色・香りを付けたリキュール。

以前、お酒の種類として「醸造酒・蒸留酒・混成酒」の3種類があるというお話をしましたが、普通の「ブランデー」は蒸留酒。
一般的には白ブドウの果汁を発酵させて醸造酒を作り(要は白ワインですね)、それを蒸留して樽熟成させます。

この原料をアプリコットに替えて作る「アプリコットブランデー」もあるのですが、ボルスはブランデー(コニャック)にアプリコット果汁やハーブで香り付けしたもの。
そんな風に色々混ぜて作ったお酒は全て『混成酒(リキュール)』に分類することになるのですね。


まぁそんなウンチクはさて置き、アプリコットの香りは当然の事ながら、レモンと炭酸で爽やかな飲み口。
さっぱりして全然甘くはありませんので、食事に合わせるも良し。
アルコール度数も低めですし、シャンパンはちょっと苦手・・・という方が食前酒として飲まれるのもおすすめです。
 

アプリコットフィズ(馬)について

最後に、競馬ブログなのにおまけ扱いという馬のお話を。

戦績

234勝 【4 - 3 - 2 - 14】

主な勝ち鞍 2010年クイーンC、2010年クイーンS
      (2010年秋華賞3着)


実は個人的にはあまり競馬を見ていなかった時期なのですが、3冠牝馬アパパネの世代でクラシックの時期から6歳の2月まで、長い期間活躍した牝馬ですね。
桜花賞が2番人気5着、オークスが4番人気6着、秋華賞が2番人気3着と、牝馬3冠では人気になるも一歩足りず。

クイーンS、秋華賞は武豊騎手でしたが、4歳時に京成杯AH2着→富士S2着→キャピタルS1着した時の田中勝春騎手とのコンビが印象的でした。


ちなみに新馬戦は蛯名騎手が乗って1番人気1着。
産駒も3頭がJRAデビューしていて、バラックバリンカ(父ノヴェリスト)が4番人気2着、現3歳馬フローズンスタイル(父エピファネイア)が3番人気1着となかなか優秀。

現2歳がなんと貴重なキンカメ牡馬ということで、これはデビューが楽しみですね。

血統

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5代血統表を載せたかったのですが、ちょっと大きくなってしまうのと、面倒なので・・・3代で。
かつ、私は血統の知識ゼロなのでただ載せるだけです😅

ちなみに、お母さんのマンハッタンフィズ。
当然ながらアプリコットフィズの名前はここから連想したものだと思われますが、マンハッタンフィズの馬名意味にも「カクテル名 兄マンハッタンカフェにあやかって」と書いてあるのですよね。

ただ・・・あります?そんなカクテル??

「マンハッタン」というカクテル・・・これはご存知の方も多いですよね。
ウイスキーベースのショートカクテルで、『カクテルの女王』とも呼ばれていますが、「フィズ」ですから果汁と砂糖を入れて、ソーダアップしたロングカクテルのはずで。。。

英語のサイトを検索していて「バーボン+グレナディン+スプライト」という胡散臭い”Sweet Manhattan Fizz"というのは見つけましたが、ちょっと一般的なカクテルでは無いですし。
恐らく馬主さんの勘違いなのだろうと思いますが、この勘違いのお陰でアプリコットフィズが生まれてこうして飲めるのですから感謝です。

実は兄弟で「インペリアルフィズ」、「シャンボールフィズ」、「ダービーフィズ」というのもいて、これらは紛れも無いカクテル名。
そのうち取り上げるかもしれませんね。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで、アプリコットフィズ編でした。

アルコール度数が低めなのとそんなに甘すぎず食事中でも飲めるというのがポイントで、私の妻にもなかなか好評なカクテルです。

本当はお店に行って飲んでみた的なものもやってみたいのですが・・・このご時世ですからどうしますか。
来週までにスティンガーを飲めなければ、既にストックしてあるブランデーベースのあの重賞馬、もといカクテルの予定です。


それでは、最後までお読みいただき誠に有難うございました。