人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦データ】2019-2020シーズン新馬戦総括④ 生産者データ・馬主データ等色々。

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こんばんは、umassyです。

今日・明日は月末・月初かつGW中の貴重な平日ということで、オフィスに出てきています。
こんな状況で関係なくなってしまいましたが、本当なら今年のゴールデンウイークはかなり恵まれたカレンダーだったのですね。。。

逆に、仕事的には明日を逃したら次の平日が7日(木)ということで・・・月次のルーティンがある人間には地獄のようなカレンダーですが、そんなことはさて置き。


ちょっと一息「お酒記事」でも・・・と思ったのですが、今シーズンの新馬戦データのまとめ記事をもう1回分だけ、終わらせてしまいたいと思います。

生産者と馬主のデータを軽くご紹介するだけの回になりますが、早速参りましょう。

【集計対象】

芝新馬戦 181R(2378頭)
ダ新馬戦   62R(899頭)

 

生産者データ(2019/6/1~2020/3/21)

いつも通りのランキングを… 

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これはサラッと参りましょう。
いつも通りの=ノーザンファームが圧倒的なランキング表ですね。

ノーザンファームについてはもう何回も取り上げていますし、とらじろさんのブログでも繰り返し掘り下げられていますので詳細は割愛しますが、相変わらず素晴らしいですね。
特に勝率・単回値が素晴らしく、「妙味あるのは非ノーザンF生産馬のノーザン育成馬(いわゆる『隠れノーザン』)」であることは確かなのですが、隠れてないノーザンをベタ買いするだけでも新馬戦では勝てると言っても過言ではありません。

しかも、これは人気でも距離でも芝・ダートでもソートしていない全体データですので。。。色々絞ると、とても人には見せたく無いようなデータも出てきます(笑)。
 

ノースヒルズの詳細データをちょこっとだけ。

今回強調しておきたいのは、3着に大躍進(一昨年11位、昨年10位)したノースヒルズ。
コントレイルの活躍が印象深いですが、勝率・複勝率はノーザンFに迫り、単回値も複回値も上回る調子の良さでした。

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よほどの事情が無い限り外厩は大山ヒルズだと思うのですが、新馬戦勝ち馬は当然全てこの大山ヒルズ経由。

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これは外厩大山ヒルズに絞った上で種牡馬別成績を出したものなのですが、やはりキズナ産駒が好調だったという点も大きいのかもしれません。
(逆にディープはコントレイル1勝のみですね。。。)

コントレイルが年明け初戦の皐月賞で結果を出したように、ノースヒルズ/大山ヒルズ自体「何か」が変わりつつあるのか、ただの偶然なのか・・・次のシーズンも注視したいと思っています。

 

馬主データ(2019/6/1~2020/3/21)

まずはランキングから。

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このランキングについては、今シーズン大きな変動がありました。
「いつも通り、ノーザンF系クラブの上位独占じゃないか」と言われそうですが、その順番でキャロットファームが断トツ1位を獲得。

シルクも2位ということで、そりゃまぁ出資するの難しいわけですよね。。。

5位の吉田勝己さんとの間にゴドルフィンが食い込んで意地を見せましたが、逆言えばあれだけ2歳戦好調だったゴドルフィンでも、これが精いっぱいということですね。


あとは社台レースホースはもう、厳しそうですね。。。
(あくまで新馬戦の話です、念のため)
大きな外厩ができるなんて噂もありましたが、結局あれはガセネタ(チャンピオンズヒルズができるのは本当だけど、社台Fの外厩になるわけではない)ということのようですし、すぐに巻き返しを、というのは難しいように思います。

「ノーザンF系馬主」が起用しているジョッキーについて。

上述のノーザンF系クラブ馬主は、ラフィアンなどと同様、ジョッキー起用に対してかなりうるさく口出しすることでも有名ですね。

上記3クラブ+吉田勝己さんの所有馬で、かつ3番人気以内の新馬に誰が乗っていたのか、データのみご紹介したいと思います。

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期待の馬にどんなジョッキーを起用しているのか、かなり偏りが見られますね。

同時に、結果を出している騎手が誰なのかも明らかで・・・
まぁ、これについては見て「感じて」頂ければと思います。
同条件で抽出した過去2シーズンのデータも併記しておきます。

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上が18-19シーズン、下が17-18シーズンです。
色々な要因があるとは思うのですが・・・結構移り変わりを感じますね。

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ということで、他にも人気別や馬体重別等、色々見ていたのですがあまり面白いデータも見当たらず。
今シーズンの新馬戦データ総括はこの辺にしたいと思います。

騎手・種牡馬・生産者・馬主と今シーズンの「トレンド」を基に知識も意識もアップデートした上で、来シーズンはもっと予想も馬券もパワーアップできるように頑張りたいと思います。
(早いもので、来シーズンの新馬戦もあと1ヶ月余りに迫っているのですね!)

POG本も出揃ってきているようですし、そろそろ本格的な情報収集に取り掛からなければなりません。

 

それでは、最後までお読みいただき、誠に有難うございました。