人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【お酒シリーズ】馬名・競馬関連のお酒を飲み尽くす!~Vol.7 ホーセズネック編

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こんばんは、umassyです。


ちょっと間が空いてしまいましたが、馬名のお酒シリーズ第7弾。
実は文章はほぼ書き上げていて後は飲むだけの状態にしていたのですが、つい先ほど飲みたてホヤホヤのカクテル、「ホーセズネック」編です。

それでは、早速参りましょう。

ホーセズネック(🍸)について

標準的なレシピ

  • ブランデー      45ml
  • ジンジャー・エール  適量
  • レモンの皮      1個分


もしかしてお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが・・・

上2つは以前Vol.4で作ったルージュバックとほぼ同じです。

あちらはブランデーの銘柄が指定されていましたが、ホーセズネックは特に指定なし。
もっと言うと、ベースはブランデー以外にもウイスキー、ジン、ラムなど様々なスピリッツが使われています。
(実際、ウイスキーベースのカクテルだと思われている方も結構多いのではないでしょうか。)

ですので、お店で注文される際には「ブランデー・ホーセズ・ネック」などとベースを指定する(聞かれたら答える)形になります。


この「ホーセズネック」を特徴的にしているのがレシピの3つ目。
「レモンの皮1個分」を、らせん状にカットして、端っこをグラスのふちにかけて飾りにするんです。

これが見た目馬の首に見えるということでこの名前になったのですが・・・私が作ったホーセズネックは酷いことになってまして😭😭😭

由来等

名前の由来は前述の通り、レモンの皮が「馬の首」に見えるからということで良いですよね。

歴史についても色々調べてみたのですが・・・かなり古くからあるカクテルということで、明確にはなっていないようです。
「欧米で収穫を祝う秋祭りの際、レモンの皮を祭りの主役であった馬の首に見立てたカクテルが飲まれていたことに由来する。」
(農耕に馬を使うから、ということだと思います)が一般的でしょうか。

アメリカの記事を読んでいると、19世紀後半にノンアルコールカクテルとして生まれ、20世紀に入ってバーボンをベースに作られるようになったという記述が多いようですが。。。
アメリカでこれを注文したら多分バーボンベースで、もしかしたらアンゴスチュラ・ビターズを少し入れたカクテルが出されると思います。


いずれにしても「馬」関連ということで、競馬関係者や競馬ファンに人気があるカクテルであることは間違いないですね。

 

カクテル言葉

ホーセズネックのカクテル言葉ですが・・・『運命』。
非常に短く、シンプルなカクテル言葉ですね。


個人的には、「バーでベートーベンの『運命』が流れてたらうるさいよなぁ」とか考えてしまい、あまり妄想が膨らみませんでしたが(笑)

状況が落ち着いてバーにも行けるようになったら・・・
競走馬として命を受け、競馬場で関係者やファンの期待を一身に背負って駆け抜けるサラブレッドの運命に思いを馳せながら、グラスを傾けてみるのも良いのではないでしょうか。

飲んでみました!

・・・ということで、作ってみたのですが。。。

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これは酷い(笑)
私、料理も結構しますし自分では決して不器用ではないと思っていたのですが。。。

まぁそれはさておき、今回もブランデーはクルボアジェルージュV.S.O.P、ジンジャーエールはウィルキンソンの辛口で作ってみました。

甘口ジンジャーエールだと恐らくルージュバックと同じだったと思うので良かったかなと思うのですが、やっぱり辛口ジンジャーエールの方が私の好みですね。
以前、辛口だとブランデーのふくよかさ、甘さとケンカしてしまうのでは、というような事を書いた気もするのですがそんなことは全然なくて。

まさに「キックが効いた」飲み口で、もしバーやお店でホーセズネックやルージュバック(ブランデーバック)を飲まれる機会があれば、ジンジャーエールは辛口でオーダーされることをお勧めします。
(バーテンダーさんが忙しそうなときは、ホーセズネックは避けてあげた方が良いかもしれませんが😋笑)


お肉料理などを食べた後の食後酒にオススメのカクテルです。

ホーセズネック(🏇)について

よくよく考えたら「馬の首」って変な馬名ですが、かなり昔走っていた馬で私も良く覚えています。
実は最近「2代目ホーセズネック」も地方で走っているのですが(もしかしたら引退したかもしれません)、ここでは初代の方を紹介させて頂きます。

戦績

184勝 【4 - 2 - 5 - 7】

主な勝ち鞍 白秋S(1600万下、1997年)


OP・重賞勝ちこそありませんでしたが、なかなか活躍した馬ですね。
6戦目の500万下を勝った時に騎乗していた後藤浩輝騎手がその後の全レースに乗っていました。

恐らく、私が、そして恐らく多くのオールド・ファンが今でもこの馬の名前を憶えている一番の理由はこのレースですよね。

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サイレンススズカの快進撃が始まったバレンタインS。
この時は武豊騎手がわざわざオープン特別に乗りに来たということもあり、非常に注目を集めたレースでしたし、サイレンススズカの特集でも必ず紹介されるレース映像ですよね。

思わず全馬の着順を載せてしまいましたが、いやぁ涙が出るくらい懐かしいです😂
パルブライトとかインタークレバーとか、ジョッキーも田面木騎手とか超懐かしいですね~

あのサイレンススズカの2着ですから、まだ4歳でしたしオープンでも重賞でももっと活躍できる素質はあったと思うのですが・・・
この年の七夕賞(10番人気6着)を最後に引退していますね。

血統表

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5代まで見ると、ナスルーラとプリンスキロの5×5クロスだったり、昔のダビスタを思い出しますが・・・もしかしたらお母さんの「カクテルドレス」から連想した馬名だったのかもしれませんね。

栃木で活躍したベラミロードなどが近親にあたるようですが、例によって私は血統全く分かりませんので、表を載せるだけでございます。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

2~3週間に1記事ペースで続けているお酒シリーズですが、次回は2週間後、日本ダービー週を予定しています。
リクエストいただいていたあのカクテルなのですが、実はレシピが諸説あって・・・どんなまとめになりますか、お楽しみに。


それでは、最後までお読みいただき、誠に有難うございました。
 

 

【参考記事】過去のお酒シリーズです😊