こんばんは、umassyです。
予告通り、ダービーウィークということでリクエストいただいていたカクテル『ダービー』を作って飲んでみたいと思います。
(リクエスト頂いたゴロン太さん、有難うございました!!)
これも前回お話ししたかと思うのですが、実はこの『ダービー』、複数のレシピがありまして・・・
競馬ファンにとって特別なダービーウィークということで、全部飲んじゃいました(笑)
文章部分はある程度事前に準備していたのですが、飲んだのは本当についさっき。
さきたま杯はじめ、今日も地方競馬の馬券が好調でしたので「祝杯」と言えなくも無いのですが・・・ご飯食べながらビールも飲んだ後でちょっと飲みすぎてしまい。。。
ちゃんとレポできるか不安ですが、早速参りましょう。
ダービー(🍸)について
まず最初に・・・
この「ダービー」というカクテルですが、NBAのオフィシャルブックはもちろん、一般的なカクテル図鑑にも載っていません。
英語のサイトを検索すると、"At least three different cocktails bear the name Derby"(ダービーの名を冠したカクテルが少なくとも3種類存在する)という記述もあるくらいで、複数のレシピが存在します。
その中から、検索した際によくヒットする物を3種類、ご紹介したいと思います。
標準的なレシピ①
- ドライ・ジン 60ml
- ピーチ・ビター 2drop
- ミントの葉 飾り用
まず、ウィ○ペ〇ィアで最初に出てくるレシピがこれ。
(恐らく英語版の同サイトに出ているものを和訳したものですね。)
なお、「ピーチ・ビター」の意味は良く分からないのですが、ピーチブランデー10mlにミント適量というレシピもあるようですので、私はそっちで作りました(ピーチリキュールを使用しています)。
標準的なレシピ②
- ドライ・ジン 60ml
- グレープフルーツジュース 20ml
- ライムジュース 20ml
- シュガーシロップ 1tsp
- ソーダ 適量
ソーダ以外の材料をシェークして、ソーダアップですね。
レシピ①とはドライ・ジン以外まるっきり違いますが、これも一応作りますか。。。
標準的なレシピ③(ダービーフィズ)
- ウイスキー 45ml
- オレンジ・キュラソー 1tsp
- レモン・ジュース 1tsp
- シュガー・シロップ 1tsp
- 卵 1個
- ソーダ 適量
最後に、一般的に「ダービーフィズ」として知られているカクテル。
何と言っても、注目は「卵」ですね。。。
ソーダ以外の材料を凍傷になりそうなくらいハードシェイクして、ソーダアップ。
ウイスキーは特に何の制限も無く、カクテル用ということであればクセの少ないカナディアンやアイリッシュを使うべきなのかもしれませんが。。。
私が何を使ったのかは後ほど。
カクテル言葉
一部にコアなファンもいるとかいないとか(笑)、カクテル言葉。
まず、「ダービーフィズ」のカクテル言葉ですが・・・『沈静』。
一方、「ダービー」に関しては・・・やはり一般的なカクテルでは無いのではっきりした情報は見つけられませんでした。
一応、『熱中』という記載もちらほら見かけたのですが、真偽は不明です。
世界中のホースマンが目指すダービーの名を冠したカクテルの酒言葉が『沈静』というのもなんだか面白いですが(そういう意味ではダービーの『熱中』は良いですね✨)、日本ダービーの熱狂の余韻を楽しみつつ・・・
当日の夜、静かに振り返りながらグラスを傾けるようなイメージでしょうか。
飲んでみました!
ということで、今回は怒涛の3連チャン😅
まずは「標準的なレシピ①」バージョンですね。
いつものジン(もちろん冷凍庫に入れてあります)とピーチリキュールを使って、ミントも飾りだけではなくシェークする前に何枚か入れて香り付けしています。
ちなみに、ミントを使ったカクテルを作る時の豆知識として、ミントの葉をすりこぎみたいな棒でグリグリ押しつぶすのはNG。
軽くバースプーンなどで押しつぶす程度にとどめておかないと、苦みが勝ってしまってせっかくの香りが台無しになってしまいます。
結構お店の方も間違えているポイントなので、是非覚えておいて頂ければ。
で、味の方ですが・・・
もう、これは想像通り。めっちゃ美味しいです!
ジンも凍らせていますし、ミントも効いていて。
さらにシェークもしていますので、アルコール度数を感じさせない、まろやかかつスッキリとした飲み口。
なかなか自宅で作るのはハードルが高いカクテルですが・・・是非お試しいただきたい、今日飲んだ3種類の中で断然のおすすめです。
ということで、ちょっと紹介しづらいですが(笑)2杯目を。
こちらもベースはジンなのですが、グレープフルーツジュース(今回はフレッシュジュースを作りました)にライムジュース、さらにソーダアップという事でかなりさっぱり飲みやすいロングカクテルになっていますね。
今日の3杯の中で、女性に食後のドリンクを・・・とオススメするならこの1杯かなと思います。
男性でも、アルコール度数が高いショートカクテルはちょっと。。。という方はこちらの方が良いかもしれませんね。
ただ、個人的な好みで言えば、ジンベースのカクテルとしてはそこまで相性が良くないのかなぁという印象で、ベースをウォッカにして飲んでみたい気もしたりしなかったりします。
そして、問題の3杯目。ダービーフィズですね。
まず、ウイスキーについてはせっかくなのでダービーに関連するものをと思いまして、通販で買ったばかりのウッドフォードリザーブ2020年ケンタッキーダービーバージョンを口開けしてしまいました。
普通はスモーキーなアイラ島のスコッチや個性の強いバーボンは避けるところですが・・・まぁ良いでしょう。
砂糖の代わりに、バーボンと相性が良い(と私が思っている)ハチミツを使って・・・果たしてどんな味になるのか。
飲んでみましたが・・・第一印象、意外と飲みやすいです。
しっかりシェイクして良く混ざっているのと、ほんのちょっとですがレモンとコアントローが入っている効果もあるのか。
ただ・・・「美味しいか」と聞かれたら「微妙っすね」としか答えようがないですね。。。
ウイスキーにバーボンをチョイスしたのが悪かったのか、素人のシェイクが悪いのか、きっと私のせいもあるのでしょうが😅
タマゴ酒的に迎え酒として飲むのが良いのか・・・カクテル言葉『沈静』の意味が何となく分かった気がしました(笑)
ダービーフィズ(🏇)について
戦績
36戦5勝 【5 - 4 - 3 - 24】
主な勝ち鞍 函館記念(GⅢ、2015年)
「ダービー」が馬名に付く馬は非常に多いのですが、さすがに「そのもの」は通らないようで、ここではダービーフィズをご紹介したいと思います。
2015年の函館記念勝ち馬ということで、まだカクテル馬名の重賞勝ち馬いましたね。
実は、ディープインパクトが引退した辺りから私がブログを始めた2016年後半まではあまり競馬を見ていなかった時期でして・・・正直、何となく名前を憶えている程度なのですよね。
オープン入りして函館記念1着→札幌記念3着した2015年夏辺りがピークで、その後は重賞に挑戦し続けるもなかなか好走することはできず、2016年11月の福島記念(14番人気11着)を最後に引退しています。
乗馬クラブ「クレイン」さんに引き取られたということで、この乗馬クラブ、学生時代に私が乗馬5級を取りに行ったところかもしれないです・・・昔のこと過ぎて良く覚えてませんが😅
血統表
ジャングルポケットにマンハッタンフィズということで・・・
そう、以前取り上げたアプリコットフィズの全弟です。
「マンハッタンフィズ」 というのが恐らく馬主さんが勘違いでつけられた馬名というお話も以前しましたが、そのお陰もあってこの近親はカクテル馬名の宝庫。
そのうちまた似たような血統表が登場するかもしれませんね。
~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~
ということで、今回はダービーウィークの特別編ということで3杯も飲んでしまいました。
最近気づいたのですが、世の中のほとんどのお酒はこじつければこの企画行ける気がするので(笑)、皆様も紹介して欲しいカクテルやお酒のリクエストがありましたら、是非コメント等頂ければと思います🙇♂️
それでは、最後までお読みいただき、誠に有難うございました。