人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【重賞予想】日本ダービー2020の予想 堅くても好レースを!

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こんばんは、umassyです。

さあ、いよいよ。
「ダービーに始まり、ダービーに終わる」競馬界においては『年度末の総決算』。
第87回日本ダービーがすぐそこまで迫って参りました。


我々競馬ファンは、6月の新馬戦開始以来、この日までただひたすら「日本ダービーで1着になる馬」を当てるために競馬をしてきていると言っても言い過ぎではない。
私はそう考えています。

このレースだけは・・・やっぱり堅くても良いから当てたいんですよね。
枠順決定後にも雑談記事を書きましたが、

最終結論は変わったのでしょうか?

早速予想して参りましょう。

東京11R日本ダービー(GⅠ) 芝2400m 15:40発走

土曜日の馬場傾向について

Cコース替わりで注目された東京芝コース。
土曜日は5レース行われたのですが、簡単な傾向をまとめてみました。

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それぞれ、1~3着馬の「馬番」、「4角通過順」、「上り順位」です。
今日ご覧になられていた方はお分かりと思いますが、まず逃げ馬には常にマークが必要で、5レース中3レースで逃げ馬が、残りの2レースでは2番手の馬が馬券に絡んでいます。
Cコース替わり&時計の出るパンパンの良馬場ということで、これは大方の予想通り。


ただ、じゃあどうしようもない前残り馬場かと言えば、そんなことも無い印象。
特に勝ち馬にご注目頂くと、9頭立てだった6Rの③アンティシペイトを除く4頭の4角通過順は順に⑪→⑦→⑬→⑦。
そこから、4頭とも上がり1位の末脚を繰り出して、見事差し切り勝ちを果たしていますので、勝ち切るために何よりも大切なのは直線スピード。

外差しも決まっていて、枠順をご覧頂いても分かる通り、ここ数年の中ではかなり枠順の有利不利が少ないのではないかという印象を私は受けました。


・・・まぁたった5レースだけの傾向ではありますが、皆様はどうお感じになりましたでしょうか。
簡単にまとめると

  • 3R、6Rを見てもやはり時計は出る高速馬場
  • 4角3番手以内の馬が5Rで延べ7頭馬券に。前残りは常に警戒
  • 上がり最速馬が4勝(2位が1勝)で勝ち切るには早い上がりが必須
  • 流石にフルゲートの大外ぶん回しはキツいが、意外と外枠問題なし

こんな感じでしょうか。
 

現時点の単勝オッズ

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この後ろは5番人気ディープボンド(マジっすか??)28.1倍、6番人気ダーリントンホール30.7倍、7番人気サトノインプレッサ39.5倍であとは50倍以上という・・・

スポナビブログ時代から何度もこの表は載せてきていますが、4頭だけというのは初めてかもしれません。。。

私も勝つ可能性があるのはこの4頭のみ(強いて言えばサトノは頭までは厳しいかな…)と考えていますが、去年のような番狂わせがあるのかどうか。 

予想・買い目

◎ ⑤コントレイル
○ ⑫サリオス
▲ ③ワーケア
△ ①サトノインプレッサ
  ⑧ビターエンダー
  ⑨ダーリントンホール
  ⑩コルテジア
  ⑮サトノフラッグ
3連単 ⑤→③⑫→印の各馬(12点)
     ③⑫→⑤→印の各馬(12点) 

コメント

私の最終予想、本命は木曜日と同じく⑤コントレイルにしました。
一昨年のワグネリアン、昨年のヴェロックスと同様、1年間全ての新馬戦を買って、世代限定戦を中心に競馬を見てきた私にとって、日本ダービーで本命を託して応援したいと思える1頭を選んだら、自然とこの馬に落ち着きました。

当たり前すぎる予想で、コメントは必要ないですかね。。。
今年のダービー、結果がどうなるかは分かりませんが、この馬が主役であることはもう疑いの余地がありません。


私が注目したのはこの後。
主役であるコントレイルに挑む17頭を順位付けするとなった時、その「鞍上」に今年はスポットを当てて考えてみました。

これも雑談記事で書きましたが、昨年自らのミス(騎乗停止)によって絶対王者サートゥルナーリアでダービーを目指すことが叶わなかったクリストフ・ルメール騎手と、その代役を任されながらまさかの4着に終わってしまったダミアン・レーン騎手。

後になって、サートゥルナーリアは東京競馬場では(地下馬道の長さなどもあって)本来の力が発揮できない馬だと皆知っているわけですが、若き天才・レーン騎手にとって昨年のあの「やらかし」は何度も夢に出てきたほどのトラウマとなって心のつかえになっているのでは・・・そんな気がしています。


それを如実に物語るのがこの中間、サリオスの調教欄の表記。
皐月賞の疲れが出てなかなか時計を出すことが出来ず、次の目標がNHKマイルなのか日本ダービーなのかすら表明できずにいたわけですが、最初の時計が3週前追い切りで、その背中にはレーン騎手。

その後、2週前、1週前、そして最終追い切りとなんと4週続けてジョッキーが付きっきりで稽古を付けていて、正直こんな調教欄は今まで見た記憶がありません。
これが良いかどうかは別として、今年の日本ダービーはこのレーン騎手の「想い」がどのような形で結実するのか・・・1つ大きな注目ポイントと考えています。

実際、皐月賞では馬場の悪いインを通ったことや手前を変えなかったこともありましたし、エンジンの掛かりが遅いタイプで本質的に中山よりは東京向き。
(それはコントレイルも同様ですが・・・)

血統的にも馬体的にもコントレイルよりはサリオスの方が距離伸びて良いでしょうし、このオッズ差ほどの開きは無いような気もしています。


そして、もう1人のルメール騎手にしても同じく昨年の日本ダービーに対して苦い思いを抱えているのは間違いありませんね。
「対コントレイル」という意味ではスタートやや不利があったホープフルSでの圧倒的な着差をどう捉えるかですが・・・
目標をここ1本に絞ったローテにこの好枠(もしかしたら逃げる可能性もありますよね)を受けて、ルメール騎手がどんな競馬を見せてくれるのかも非常に楽しみです。


今年の日本ダービーは、コントレイルに対してこの2人がどう挑むのか。
「逆転」のドラマも見てみたいということで、1・2着を折り返した3連単で勝負することにしました。


昨年と比べればトラックバイアスも酷くなく、他の15頭ではどんなに恵まれても3着まで・・・そう考えました。

馬券はこの3頭の組み合わせを目一杯買いますが、どれかが来なかった時の3着はもう完全なるカオス状態で、「100円ずつ総流し」というのも選択肢としてはアリかなと思いました。

ただ、一応真面目に選びまして・・・

①サトノインプレッサは穴人気してしまっていますし若手騎手に乗り替わりで消す予定でしたが、追い切り動画を見て割りと好きなタイプだったので。
重心が低く首の使い方が上手なフットワークで、マイラーの走りには見えませんでした。

⑧ビターエンダー、⑨ダーリントンホールは単純に共同通信杯1・2着馬ですね。
ビターエンダーはローテーション厳しいですが、一応押さえました。

⑩コルテジアは皐月賞で伸びないインから差してきていたことと、調教の良さ、鞍上の松山騎手の勢いで。

⑮サトノフラッグは妙味も無いですし消しでも良いのですが・・・皐月賞だけで見限るのもどうかなと思いますし、何と言っても「ダービー男」武豊騎手ですから。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで、全てのホースマンが夢見る最高峰のレース。
私もいつか、一口出資馬が出れたら幸せだなぁと思いますが、POGも締めくくりの大レース、指名馬を応援しながら・・・なんて方も多いのではないでしょうか。


残念ながら無観客ダービーとなってしまいましたが、まずは全馬・全騎手無事で、各馬悔いのない好レースを。

最後までお読みいただき、誠に有難うございました。