人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】6/6週の振り返り 難しい「開幕週」でした。。。

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こんばんは、umassyです。

先程終わった関東オークスは、本命馬アクアリーブルが中央勢相手に堂々の横綱競馬を試みるも無念の2着・・・。
レーヌブランシュと松山騎手が一枚上手でしたが、3着も引き離していましたので本当に悔しい2着でした。

3着争いも○ルイドフィーネが▲クリスティに僅かに届かずということで、3連複一応的中はしたのですが想定外にクリスティが人気していて安かったですね。。。
ただ、地方勢がJRA勢に堂々と五分に渡り合えただけでも良いレースが見れたのかなと思います。

セランはパドック見る限り上手く調整してきたと思いましたが、やはり中身が伴っていなかったのでしょうか。
スタートから全く行けずに厳しいレースになってしまいました。


さて、何の記事だか分からなくなってしまいましたが新馬戦の回顧記事でしたね。
今シーズン最初ということもあり、また素質馬がたくさんこの週を目標に出走してきたこともあって普段よりも丁寧めに回顧しています。

その分ボリュームが多くなってしまい恐縮ですが、お読み頂けたら嬉しいです。
それでは参りましょう。 

 

↓予想記事です。例年通り、浮かれまくってますね😅

6/6(土)の新馬戦(結果+ひとことコメント)

阪神5R 芝1600m

f:id:umassy:20200610015148p:plainレースラップ:12.7 - 11.9 - 12.0 - 12.8 - 12.7 - 11.6 - 11.2 - 11.7
前半3F36.6 - 4F49.4 ⇒上がり4F 47.2 - 3F 34.5(Sペース) 


世代最初の新馬戦ということで毎年注目されるレースですが、キズナ産駒⑨ダディーズビビッドが今シーズンの「一番星」になりましたね。

正直、私自身重い印を打っておきながらパドックではあまり目立った気配ではありませんでしたし、何ならキズナ産駒らしく叩きながらダート替わりで狙えるタイプかな…と思ってしまったほど。

レース内容としてはスローで前に行った2頭で叩き合った末に抜け出すというあまり見所のあるものではありませんでしたが、昨シーズンの新馬戦で成績を伸ばした2人のワン・ツーということで流れが続いているのかな、と感じさせられました。

2着の⑥ウインメイユールは、勝ち馬とは対照的にパドックでは人気以上に良く見えましたが、好スタートからハナを奪い切ったのが良かったですね。

本命に期待していた②コンセプトは出遅れた後、終始後方のままで・・・仕上がりも悪くなかったと思うのですが、ちょっと狙いすぎましたかね。。。次走もう一度だけ買ってみようとは思っていますが。

単勝取れたのは良かったのですが、馬券的にはちょっと軸のチョイスを間違えてしまったかなという印象で・・・この3連複万馬券は取れた万馬券でしたね。。。


★次走注目馬★

意外と平凡な新馬戦でしたが・・・3着④ステラリアはかなり勿体ない競馬でしたね。
好スタートから3番手に付けられたかと思ったのですが、外から8枠2頭が来たタイミングで折り合いに専念している間に気付けば後方4番手に。

直線も前の馬たちがフラフラしていたこともあって進路が上手く取れず、最後に外に持ち出して何とか3着を確保。
新馬戦の内枠でうまく行かない典型例のような競馬で、この結果で見限る必要は無いと思います。 


もう1頭、10番人気7着の③サルマンも、かなり太目でしたしスタート直後のハナ争いで控えたことで折り合いを欠くシーンもありながら、最後は良い脚で3着争いまで食い込んでいましたので相手次第で。

 

東京5R 芝1600m

f:id:umassy:20200610015749p:plainレースラップ:12.6 - 12.4 - 12.9 - 12.7 - 12.3 - 11.7 - 11.0 - 11.6
前半3F37.9 - 4F50.6 ⇒上がり4F 46.6 - 3F 34.3(Sペース) 


このレースは・・・びっくりしましたね。
新馬戦らしい超スローペースから、断然の1番人気馬⑦ブエナベントゥーラが上がり最速の33.7秒で抜け出して快勝。。。かと思われた刹那。

最後の最後で素晴らしい切れ味を発揮した⑤ウインアグライアが一気の差し切り勝ち。

パドック映像を見返しても確かに固い芝走れそうな良い馬ではあるのですが・・・
調教タイムや血統などのスペック面からは流石に押さえるのが難しい馬でした(だからこそ単勝万馬券なのですが)。


惜しくも敗れてしまってモーリス産駒1番星の座を射止め損ねた⑦ブエナベントゥーラは、とにかく硬い馬で恐らく日曜日の馬場なら勝っていましたね。
あまり固い馬場だと故障が心配になってしまうような…条件を選びながら取捨したいタイプの馬ですね。

★次走注目馬★

素質馬が揃った新馬戦だけに、極論全馬注目して頂いて構わないとは思うのですが…
パドックで見た感じ、明らかなダート馬で印を外そうかと思ったほどの⑧サンハーリンゲンはこの流れで上がり3位の脚を使えるとは驚きで、直線も追いづらそうにしていたことを考えれば今後が楽しみ。

9番人気6着だった④キュムロンニンバスも、勝ち馬同様字面から受ける印象以上に柔らかくて良い馬と感じましたので、使ってケイコの動きが変わってくるようなら。

3番人気7着だった③ショベルヘッドは、雰囲気があってやっぱり素晴らしい馬ですね。
予想記事にも書いた通りダート馬だと思いますし、叩いて良くなりそうでしたのですぐ勝ち上がれると思います。

 

6/7(日)の新馬戦(結果+ひとことコメント)

阪神5R 芝1600m

f:id:umassy:20200610031027p:plainレースラップ:12.6 - 11.2 - 12.0 - 12.0 - 11.6 - 11.2 - 11.4
前半3F35.5 - 4F47.8 ⇒上がり4F 46.2 - 3F 34.2(Sペース) 


このレースは、期待のドゥラメンテ産駒①アスコルターレが勝利。
この世代の新種牡馬産駒初勝利でもありましたが、着差以上に余裕のある完勝でしたね。

ゲートそのものは⑧セイウンノウヒメの方が速かったのですが、最内枠からこの馬も好スタートを決めると、松山騎手がきっちりハナを奪って上手くエスコートしてくれました。
浦和所属でドゥラメンテ産駒初勝利を挙げたトーセンウォーリアも逃げ切り勝ちで、控えた2戦目は惨敗してしまったように気性面に課題を抱える(…イメージだけで勝手に書いてますが笑)同産駒には、特に幼い間はこういった競馬が合うのかもしれませんね。

小柄ですがパドックでもキビキビと歩いていて、今後も短距離でスピードを活かすような競馬になるのでしょう。


馬券の方はガチガチでしたが・・・一応は今シーズンの初当たりということで、まず一安心しました。

 

★次走注目馬★

特になしでも良いのですが・・・6番人気12着と最下位に敗れた⑩プレジールミノルはやはりダート馬でしょうか。
出遅れて後方のまま、馬体も絞れそうでもう一度どこかで狙いたいです。

 

東京5R 芝1600m(牝馬限定)

f:id:umassy:20200610031751p:plainレースラップ:12.7 - 12.3 - 13.0 - 12.5 - 12.7 - 11.5 - 11.4 - 11.6
前半3F38.0 - 4F50.5 ⇒上がり4F 47.2 - 3F 34.5(Sペース) 

ここは評判馬④サトノレイナスがきっちり差し切り勝ちということで、ここでは能力が違った印象でしたね。
見た目もレース内容もまだまだ子供っぽさを残しながら勝ち上がってしまうのですから、今後が楽しみなのは間違いありません。

心配があるとしたら・・・「果たしてPOG期間中に完成するのか」、少なくとも完成度の高い馬たちと重賞で戦うのはちょっと難しいかもしれないという点でしょうか。
まずは夏をゆっくり休養に充てて、パワーアップして戻ってきてほしいですね。


2番人気で私も本命に期待していた⑨アップリバーも、決して悪い競馬では無く今後も期待できそうな好内容でしたが、何と言ってもこのレースは2着馬⑤ジュラメントですね。
途中からハナを奪いに動いて行った藤田菜七子騎手のファインプレーとしか言いようが無く、次のレースもそうですがこの日の東京の新馬戦2鞍、お見事でしたね。

まぁ追加したところでオッズ的に仕方ありませんかね。。。

★次走注目馬★

上位3頭が抜けてはいましたが、それ以外だと4着馬⑦ノットイェットでしょうか。
武藤雅騎手はどうしてもハナに立ちたくなかったようで、スタート直後から2番手外で口を割りながら格闘。

外から菜七子騎手が動いた時に一緒に前に行って、ハナを並走する形になったのが却って良かったかもしれませんが、序盤のロスは大きかったですね。
適性的にはダートでも良いかもしれません。

 

東京6R 芝1400m

f:id:umassy:20200610031147p:plainレースラップ:12.6 - 11.1 - 11.8 - 12.7 - 12.0 - 11.5 - 12.0
前半3F35.5 - 4F48.2 ⇒上がり4F 48.2 - 3F 35.5(Mペース

追加した3頭も予想印には反映しています。

この判断は全く間違っていなかったのですが・・・本命馬⑨オオシマサフィールがまさかの「超大出遅れ」。。。

その話は後として、勝ったのは⑭グレイトミッション。
1200mのコース設定が無いことによってこのレースのように新馬戦としては流れるケースが多い東京芝1400m。
いかにも合いそうなダイワメジャー産駒ですし、大外枠という事でこれは重い印を打てなければいけない 馬でしたね。

スタートは速くありませんでしたが、外枠からスムーズに進めて見事な差し切り勝ちでした。


そして、このレースも人気薄の藤田菜七子騎手、⑪エコロテッチャンがハナを奪うと2着に粘りこみ。
この馬をパドックで拾えたのは良かったかなと思いますが、積極的な好レースでした。


3着馬④エナジーロッソもホッコータルマエ産駒という事で消してしまっていましたが、全く問題なく芝でも走れる馬でしたね。
これも前に行って粘りこみ。

1番人気⑬リュラネブラはやはり調教通り緩い馬体に、柔らかく寝た繋ぎでちょっとだけとは言え湿った馬場はマイナス。
出遅れもあってここまでの惨敗(11着)は想定外でしたが、twitterに書いた通り危ない人気馬でした。

★次走注目馬★

当然、⑨オオシマサフィールですね。。。
スタート直後に目を覆いたくなるような酷い出遅れで、後方から3~4コーナーで一気に大外を回して先団に取り付いていくというメチャクチャな競馬。
(しかもコーナー逆手前だったようで、大外に膨らんだのはそれが原因でしょう)

直線半ばでは上位争いに加わるかとドキドキしましたが・・・流石に無理でしたね。
課題は多いですが、パドックで見た感じもやはり素晴らしく、再審査もあるでしょうが。。。次走以降も期待します。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで、新種牡馬産駒は結局アスコルターレの1勝のみでしたが、モーリス産駒が2着2回3着1回。
ある程度覚悟していたことではありましたが、新種牡馬産駒の取捨に思わぬ人気薄の激走・・・難しいレースが多かった印象です。


ともあれ、ここからまた、来年のダービー馬を探す旅が始まります。
今シーズンも新馬戦全レースの予想と回顧、2歳戦を中心とした狙い馬の予想などを続けていきたいと思いますので、どうぞ宜しく御願い致します。

それでは、最後までお読み頂き、誠に有難うございました。