人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【雑談記事】宝塚記念の回顧と上半期GⅠ中期予想の振り返りなど。

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こんばんは、umassyです。


帝王賞も宝塚記念も終わってしまって競馬ファン的には一区切りといった月曜日。
GⅠくらいは簡単にでも振り返りましょうか、ということで久々の雑談記事で1週間を始めたいと思います。 

今回も詳しいレースの回顧というよりも、個人的な感想をつらつらを書いていくだけの雑談記事ですので、お気軽にお読み頂けたら幸いです。

上半期のGⅠ勝ち馬予想の結果も併せて、それでは参りましょう。 

まずは先週末の重賞レースの振り返りを。

宝塚記念(日曜日阪神11R)

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とにかく勝ったクロノジェネシスの強さが際立ったレースだったわけですが、やはりポイントとして大きかったのは馬場状態。
私のtwitterをフォローして頂いている方はご存知かもしれないのですが、実は私、宝塚記念前に昼寝をしているのですよね。

ちょうど7Rに芝2200mの3歳1勝クラスが組まれていて、この時点で芝は良馬場まで回復。

馬場状態の確認にはもってこいだなと思って注目して見ていたのですが・・・
レースは逃げた③ボンベールを番手追走から④ラインハイトが直線で交わして快勝。
3着争いも外目の3番手を追走していた⑥リメンバーメモリーを内ラチ沿い追走から伸びてきた①タイセイモンストルが交わしてゴール。

勝ち時計(2.14.4)、勝ち馬の上がり(36.5秒)を見ても確かに時計は掛かっていてある程度パワーが要る馬場ではあるものの、基本線は先週・土曜日同様「イン・前有利」の馬場状態。
馬券も的中、よしよし予想記事で書いた通りの馬場だぞ、とほくそ笑みつつ昼からビールを飲んだ影響もあって(これもtwitterに上げましたが、umassy家恒例のタコパdayでした)気持ちよく眠りについた訳ですが・・・

寝ている間にいったい何が??

思わず目を疑ってしまいましたが、そのまま晴れで乾く一方のはずだった阪神芝コースが稍重の表記に。
どうやら、一時的にかなりの集中豪雨に見舞われてしまったようで・・・おいおい馬券はもう買っちゃったよ、と思いながらレースを見たわけですが。。。


結構指摘されていたことではありますが、これ本当に稍重ですかね??
クロノジェネシスはもう別格の強さでしたので置いておくとして、2着馬⑭キセキの走破タイムが2.14.5。
史上最高レベルと謳われた豪華メンバーの中で、平場の1勝クラスの勝ち時計を上回ったのが1頭だけですよ?

上がりタイムもクロノの36.3秒は別格として(それでも7Rとどっこいどっこいですが)、上がり2位のキセキが37.2秒、3位のメイショウテンゲンが37.4秒でブラストワンピースやグローリーヴェイズが40秒要しているという。。。
そもそもメイショウテンゲンが5着している時点で、「不良馬場」と言われても疑わない位なのですが。

ちなみに、馬場状態についてはスペシャリストの方が判断されていて必ずしも含水量だけで決めているわけではないというのは分かっています。
それは知っているのですが、もともと「この辺」(画像参照)なんでここまで重なってるんだよというのを含めて、色々不思議だなぁというのは以前から気になっていました。

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まぁ馬場状態の表記が何であれ、結果的にこの日の馬場状態が極端にパワー寄りになってしまったのは間違いないところで、そんな中でクロノジェネシスがここまでの適正、強さを見せるというのは正直驚きました。

フォトパドックの段階でパワーアップを指摘されている方も多かったですが、馬体重+10kgの数字が示す通り、ここにきて一段階成長したと判断すべきでしょうし、昨年のリスグラシューに続いて今年の秋も出たGⅠ全部勝っちゃうんじゃないだろうかと思えるほどのパフォーマンスでしたね。

その意味でも秋のローテーションには注目が集まりますし、予想記事でも書いた通り、「牝馬の時代」というキーワードを強く感じさせられる圧勝劇でした。


この馬場になって、あの不良馬場だった菊花賞を勝ったキセキが浮上したのも頷けるところですが、これも見事な復活劇(2着はありますが)と表現して差し支えないでしょう。
スタートはほぼ一線に出たと思うのですが、武豊騎手は無理に急かすことなく、序盤は後方追走。

いつもの通り、向こう正面で行きたがりますが、うまく馬群から大きく離して外を走らせたこともあり、そこまで極端な捲りにはなりませんでしたよね。
この辺り、あれだけ気性が難しい馬を2戦目で「手の内」に入れてしまうユタカさんは改めて流石だなぁと思いますが、そのまま最後までしっかり伸びて、この馬も3着以下は5馬身ちぎって価値ある2着。

予想記事でも書いた通り、この馬に関しては天皇賞(春)からすべての条件が好転していて、ダメ押しで馬場の後押しもあっての復活といったところ。


逆に、この馬場に泣いた形なのが4着に敗れた⑤サートゥルナーリアで、昨年の有馬記念2着に続いて良くここまで来ていると思います。
そもそも宝塚記念の馬場がこうなりやすいというリスクは承知した上での参戦だったと思いますが、豪雨が降る前まではその「賭け」に半ば勝ったようにも思えていただけに・・・運がありませんね。

私が本命に期待していた⑪ラッキーライラックに関しては、馬場だけを敗因に挙げて良いのかどうか・・・
前に行った馬が軒並み苦しくなってしまった結果を見ても、大阪杯の競馬を振り返ってもクロノより前のポジションというのは気持ち前過ぎたのかもしれませんが、それにしても勝負所前でステッキが入るような手応え。

3~4角でキセキ・クロノと併せて捲っていくところまでが「女王」の意地と言ったところでしたが、直線に入るとすぐ馬場の悪いインに入ってしまったように、相当苦しかったのでしょう。
勝負になったのはここまででした。


残りの上位馬、⑫モズベッロと⑩メイショウテンゲンについては、展開と馬場でしょう。
予想記事でちょっと触れた、「雨予報を見て途中まで書いていた予想記事」では、実は本命ブラストワンピースに対抗キセキ、牝馬2頭を▲、☆にしてモズベッロもメイショウテンゲンも△は打っていましたので・・・まぁそういうことですね。

ただそうすると1頭だけ不可解なのが、雨予想の時に本命予定だった⑱ブラストワンピースの大敗ですよね。。。
結果論として、前述の通り前に行った組が苦しかったというのはあるでしょうが、それにしても馬場と枠順は最高に向いたはずですし、さすがにここまで負ける馬ではありません。

フォトパドックの時点から太目残りを懸念する声が聞かれていたように、単純に調整ミスの可能性もなくは無いですが・・・
今年1月のAJCCでの強さを見ると、いわゆる「終わってしまった」可能性だけは考えたくないですよね。。。

ようやくノーザン系馬主の思惑に振り回されること無く、適性のあるレースに使ってもらえたとも感じていたので、ちょっとショックの大きな負け方でした。

 

東京ジャンプステークス(土曜東京8R)

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こちらは簡単にしますが、一応振り返っておかなければなりませんね・・・

まず、勝った⑥ラヴアンドポップについては見事な復活で素直におめでとうと言うべきでしょう。
予想記事でも書いた通り、さすがに実績を考えたら人気が無さすぎでしたし、展開面の助けもあったとは言え直線の伸びは素晴らしかったです。

ただ、個人的に評価したいのが⑪フォワードカフェで、3角~4角にかけて早めに進出する非常に積極的な競馬で、この前崩れの流れの中叩き合いの1着争いに加わった訳ですからこれは最大級に評価しなければならないでしょう。
状態も良かったのは間違いありませんが、もともと強かったのか、強くなったのか…少なくとも石神騎手とコンビを組んだこの馬は今後いつ重賞を勝ってもおかしくありません。

最後は最後方待機の⑩マンノグランプリまで1着争いに食い込んできて障害重賞としては珍しいレースになってしまいましたが、「波乱」を演出した原因はやはり⑦トラストのまさかの惨敗。

twitterでも呟きましたが、第1障害の飛越がかなり危なっかしく、そこから終始リズムが悪かったですね。
熊沢騎手がコメントされていたように、馬体重も増えていて微妙に絶好調ではなかったのが一因なのか。。。ハイペースに巻き込まれたにしても本来ならあそこまで力んだりせず、綺麗な飛越を見せてくれる馬ですので・・・これはノーカンと思い込みたいところ。

これからも脚元の「爆弾」と相談しながらの調整になって次いつ見れるのか、出たとしても最後まで全力で走りきれるのか・・・常に心配が付きまとう馬で今回も改めて浮き彫りになったように常に過剰人気してしまう馬でもありますが、それでも。
また出てきた時には全力で応援しますし、これだけ才能にあふれた障害馬ですから、いつか重賞を勝って欲しいと願っています。

春のGⅠ中期予想の結果振り返り

今回、新たな試みとして企画してみた「GⅠ中期予想」。
こんな結果になりました。

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白いところはJRAのGⅠ以外で『サラブレ』のみ対応のレースですが、中央の平地GⅠレースだけに限定すると【1 1 1 7】(他不出走1)という惨憺たる結果に・・・
率直な感想として、「やっぱり難しいなぁ」という感じでしたが、個人的には楽しかったので秋にまたやりたいですね。

個別のレースについては振り返りだすとキリが無いので割愛させて頂きますが・・・
思い返せばこの企画が始まった頃はドバイが直前で中止になって(『サラブレ』さんの企画ではドバイのGⅠも入っていました)、JRAも無観客競馬が続いていたものの翌週の競馬があるかどうかなんて誰にも分からないような状況。
結局無観客のままでしたが、よく最後まで開催が続いたなぁと思います。

高松宮記念前の段階で、ユニコーンSや宝塚記念の出走馬から予想しなければいけないという点では「不出走」が宝塚記念のラヴズだけ(これはまぁ・・・個人的な理由で決めてしまいましたので)というのは悪くなかったかなと思いますが。
タガノビューティーは恐らくアクシデントがなければ3着~4着くらいの争いはしていたと思いますので、指名馬のチョイスも意外と終盤戦悪くなかったのかなとも思っています。


ちなみに、『サラブレ』限定ですが実は2口応募できるというクセの強いシステムになっているのですが、2口目はこんな感じで応募していました。

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出るかどうかわからない馬や、かしわ記念のルヴァンスレーヴなど好きな馬枠を多めに入れていたのですが・・・意外とこちらの方が全体的に悪くなかったですね。
アーモンドアイの安田記念とかかなりのギャンブル指名だったと思うのですが、それならユニコーンSはイチかバチかカフェファラオ指名しとけよって感じです😅

今週~今週末の競馬について

最後に簡単に、今週のスケジュール的なお話を。。。

まず、(個人的には)大きなお話として、今週は南関の重賞が組まれていません。
次の南関重賞は7/8(水)の交流GⅠジャパンダートダービーで、カフェファラオが「中1.5週」で参戦予定ですね。

その代わりというべきか、門別で2重賞が組まれていて、特に注目なのは火曜日(明日ですね)の栄冠賞(H2)。
中央ではやっと新馬戦が始まったばかりですが、門別では早くも世代最初の重賞ウィナーが決まるわけですね。

スーパーフレッシュ勝ち→ウィナーズチャレンジ2着のサイダイゲンカイがやはり注目で、巻き返しを期してか坂路34.7秒というとんでもない時計を叩き出しています。
今シーズンは門別でも(たぶん)全新馬戦を予想してレースも見ていると思いますので、個人的には絶対当てたいレースで、予想記事は明日の朝にもアップする予定です。


木曜日のグランシャリオスプリントも楽しみですが、さすがにそちらは予想記事を書くようなレースではありませんので、水曜日には新馬戦の回顧記事を。

いつものような細かいデータ記事はまだ作らないと思うのですが、皆様気になられているであろう新種牡馬の成績など、簡単にこの1開催の取りまとめはしたいと思っていて、できればそれを木曜日にもアップ予定です。


今週末は・・・JRAはCBC賞とラジオNIKKEI賞ですか。。。多分パスですね。
あの凱旋門賞2着以来となるエネイブルにディアドラが挑戦するという非常に楽しみなエクリプスステークスがありますので、新馬戦を除くと、今週末はこれを楽しみにする感じでしょうか。
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ということで、色々書いて長くなってしまいましたが、多くの競馬ファンにとって困難な戦いである「夏競馬」の季節が今年もやって参りますね。

個人的には新馬戦を始めとした2歳戦がどんどん忙しくなりますので大好きな季節でもあるのですが、それ以外、特にローカル競馬場の重賞レースではあまり馬券で熱くなりすぎないように・・・今のうちに自分自身に釘を刺しておきたいと思います(笑)。


それでは、最後までお読みいただき、誠に有難うございました。