こんばんは、umassyです。
今週もあっという間に折り返しの水曜日夕方ということで、後回しにしていた新馬戦の回顧記事になります。
昨日はホッカイドウ競馬で世代最初の重賞・栄冠賞が行われましたが、今年も非常にレベルが高く、面白いレースでしたね。
あれだけの厳しいレースを早め先頭で押し切ったサイダイゲンカイの強さはもちろんの事、今まで逃げて結果を残してきたスティールグレートがあの形で2着まで来たのも素晴らしかったと思います。
(この点では、私の展開予想は丸っきり外れていたわけですが・・・馬が強かったお陰で馬券も的中することが出来ました。)
ウィナーズチャレンジ→栄冠賞→函館2歳Sでは流石に厳しいかなと思っていたのですが、サイダイゲンカイの次走はクローバー賞とのこと。
札幌2歳Sの1800mは微妙ですが、昨日の競馬ができれば1500mは間違いなく対応できるタフさがありますし、JRAのメンバー次第ですが(昨年はほぼ「道営競馬」になってしまいましたが・・・)勝ち負けできそうで楽しみです。
さて、それでは本題ということで、先週末の新馬戦8鞍を振り返って参りましょう。
↓予想記事です。日曜のアイキャッチが昔作った失敗作になってた😂
6/27(土)の新馬戦(結果+ひとことコメント)
函館5R 芝1200m
レースラップ:12.4 - 11.0 - 11.3 - 11.5 - 11.4 - 12.0
前半3F34.7 - 4F46.2 ⇒上がり4F 46.2 - 3F 34.9(Mペース)
稍重で9秒6とは・・・やはり今年の函館は時計が出ますね。
勝った③フォドラは好スタートから先手を奪うとそのまま逃げ切り。
調教通りの走りで順当勝ちでしたが、非常な小柄な牝馬だけに使っていって、また斤量が増えてどうか、ですね。
★次走注目馬★
特になし
パドック気配が薄すぎて消してしまった⑪コパノキャッチング辺りは使って良さが出て来そうですが・・・ここは該当なしで。
阪神5R 芝1200m
レースラップ:13.0 - 12.0 - 12.4 - 12.5 - 11.5 - 11.2
前半3F37.4 - 4F49.9 ⇒上がり4F 47.6 - 3F 35.2(Sペース)
1200m戦としてはかなりのスローペースだったと思うのですが(この日はまだ良馬場です)、1・2着馬は後方から進めた組でしたね。
勝った②メイショウイチヒメはパドックでも力強い印象で好仕上がり。
位置取りは後ろになってしまいましたし勝負どころでもやや幼さを見せながらの走りでしたが、良く勝ったなぁという印象。
ラスト2ハロン11.5-11.2という極端な上がり勝負を(てか12でこれって凄いラップですね😅)差し切り勝ち、メイショウマンボの初仔ということで将来的にも楽しみな勝ち馬ですが・・・全体としてはやや印象の薄い新馬戦でしたでしょうか。
★次走注目馬★
特になし
メンバーレベルが特別低いとも思わなかったのですが、ちょっと内容が薄すぎてこのレースだけでどうこう言える馬は見当たりません。
東京5R 芝1800m
レースラップ:13.0 - 11.3 - 12.6 - 12.6 - 12.5 - 12.4 - 11.3 - 11.7 - 12.3
前半3F36.9 - 4F49.5 ⇒上がり4F 47.7 - 3F 35.3(Sペース)
1000m通過62.0のスローから3F戦というよくある新馬戦。
積極的に前に行った3頭での決着でしたが、「イン3」から直線は前の2頭の間が開きそうで開かず、ラスト200m地点で外に切り替えるとスパッと切れて差し切り勝ち。
ラップを見ると前が垂れただけとも言えるのですが。。。まぁ快勝でしたね。
★次走注目馬★
「おっ?」 と思ったのは5着の⑫トーホウボルツですかね。
ラップを見ても分かる通り、ラスト3Fで前が一気に早くなったタイミングで一度は完全に遅れてしまうのですが、直線じりじりと伸びて最後は3着まで結構際どい所まで来ていました。
坂路のみの調教でどうかなぁと思っていたのですが、パドックでもまずまずの仕上がりでしたし、次も多分人気しないと思いますのでペースが流れそうなコース、組み合わせであれば積極的に狙いたいです。
函館6R ダ1000m
レースラップ:12.3 - 10.9 - 11.8 - 11.3 - 12.2
前半3F35.0 - 4F46.3 ⇒上がり4F 46.2 - 3F 35.3(Mペース)
ここは新種牡馬マクフィ産駒⑦ルーチェドーロが人気に応えて圧勝。
ダートは不良馬場でしたが、レコードタイムのおまけつき。
逃げて上がり最速タイ、しかもラストかなり長い距離流しながらゴールということで、まさに文句なしでしたね。
距離も多少は伸びても問題ないでしょうし、どのような路線に進むのか分からないですが、ダートの短距離路線で先々まで楽しみな好素材です。
★次走注目馬★
勝ち馬は強すぎでしたが、4着⑤サノカポは非常に勿体ない競馬。
ダート1000m戦では致命傷の大きな出遅れを挽回しての4着ですから、次走まともにゲート出れば。
あとは距離が忙しそうなのと最内枠を嫌って消した①ジョディーズマロンは懸念通りの内容ながら2着を確保。
当然次走注目馬です。
6/28(日)の新馬戦(結果+ひとことコメント)
函館5R 芝1200m
レースラップ:12.3 - 10.8 - 11.2 - 11.8 - 11.7 - 12.7
前半3F34.3 - 4F46.1 ⇒上がり4F 47.4 - 3F 36.2(Hペース)
かなりの前傾ラップになりましたが、逃げた⑧ディープエコロジーがいっぱいいっぱいに逃げ切り。
道営で活躍したグリーンエコロジー産駒ということで土曜日より時計のかかる馬場状態も味方したのでしょうが・・・調教も少なく、この人気で積極的に買うのは正直難しい馬でしたね。
★次走注目馬★
toshiさんの出資馬①ウイングリュックはいかにもまだ子供っぽく、スタートもやや出負け。
距離も1400~1600は合った方が良い印象で、使って行けばすぐに勝てそうですので「祝・初馬券圏内」のご祝儀も兼ねて(笑)。
東京5R 芝1600m
レースラップ:12.7 - 11.5 - 12.2 - 12.6 - 13.1 - 12.4 - 11.9 - 13.5
前半3F36.4 - 4F49.0 ⇒上がり4F 50.9 - 3F 37.8(Hペース)
不良馬場でペース含め評価が難しいですが。。。凄い時計ですね。
形としては逃げた③ロードマックスが減量騎手の効果もあってか最後まで踏ん張り通す形の逃げ切り勝ち。
ラスト前が11.9秒とか本当なのかなというようなラップタイムですが(ごめんなさい、面倒なので自分ではは採っていないです)、ラスト13.5秒 掛かっているところで逆に後続を突き放しているほどみんな脚が上がってしまったレースで、最後まで頑張って走りました。
★次走注目馬★
特になし
良馬場で見たいという意味では、4・5着馬辺り、ラスト無理やり伸びている馬を探せば7着馬辺りにはなるのですが・・・
馬場も特殊ですし「該当なし」で。
阪神5R 芝1800m
レースラップ:12.7 - 11.1 - 12.0 - 12.4 - 12.6 - 12.4 - 11.7 - 11.4 - 12.0
前半3F35.8 - 4F48.2 ⇒上がり4F 47.5 - 3F 35.1(Mペース)
宝塚記念週の芝1800m戦ということで、お馴染み「伝説の新馬戦」再現なるかという番組ですね。
もしかしたらその可能性があるのでは・・・少なくとも 勝った⑫ダノンザキッドは重賞級の破壊力を感じさせる鮮烈なデビュー戦でした。
阪神外回りコース新馬戦としては(しかも稍重ですから)速めのペースだったと思うのですが、5~6番手の外を気分良く追走するとラスト4F辺りから促して4角では完全に前を射程に。
直線入り口で内にササってしまうなど幼さも見せましたが(その動きが影響したのかどうか、最内にいた②ダンツテリオスが内回りコースとの切れ目で内に逸走してしまいラチにぶつかるというヒヤッとするようなアクシデントもありましたね)、ラストは完全に流して上がり最速タイの34秒7。
決してメンバーが弱かったわけでも無く、まだ粗削りな中これだけの走りを見せるのですから今年の秋から来春にかけて、注目したい一頭です。
★次走注目馬★
ざっくり、「ダノンザキッド新馬戦組」ということで全馬注目に値するとは思いますが・・・やはり2着の⑬ワンダフルタウンですかね。
ペースが流れた中でも基本は前有利の馬場コンディションの中、スタート一息で序盤もかなり後方からの追走。
対抗に期待していて単勝も押さえていたくらいだったのでこれは厳しいかなと思いながら見ていましたが、この馬も上り最速タイで4角8番手から鋭い差し脚。
序盤急かさなくても良いコースが向くのは間違いないですが、能力的にはこの馬も楽しみです。
東京6R ダ1400m
レースラップ:12.6 - 11.3 - 12.1 - 12.5 - 12.3 - 12.3 - 12.5
前半3F36.0 - 4F48.5 ⇒上がり4F 49.6 - 3F 37.1(Hペース)
これも所々水が浮くような泥んこ馬場で、ペースや勝ち時計の評価が難しいですね・・・
前残りの競馬ではあったのですが、1秒ほどの前傾ラップということで一応ハイペース表記にしています。
勝った⑪ニーヨルは、私も本命に期待していましたがパドックではあまり良く見せませんでしたね。
思わず不安になってしまいましたが、蓋を開けてみれば3番手追走から直線前2頭を交わす全く危なげの無い競馬。
この時期に貴重なダート新馬戦を勝ちあがれたのは大きいですね。
★次走注目馬★
「特になし」でも良いのですが・・・上がり最速で差してきた⑬ミエノムガールを分かりやすいですが挙げておきます。
3着に上がれたのはニシノミズカゼが垂れたからという気もしますが、水が浮くようなダートが合わなかったのか距離が忙しすぎたのか(鞍上のコメントだと後者のようですが)追走に苦労していました。
パドックでも馬っ気を出していたように幼さも残りますし、条件が合ったレースに出て来ればすぐ勝てそうです。
余談ですが、無観客競馬になってから馬っ気を出す馬が増えている気がしますよね。
リラックスしている証なのかなんなのか・・・
ただそれだけです(笑)。
~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~
ということで、早いもので新馬戦が始まって1開催終了です。
そこまで細かいデータなどのまとめはできないのですが、明日は簡単にこの1ヶ月を振り返った雑感などをお話ししようかなと思っています。
(実は仕事もちょっとだけ忙しいのですが、データ自体はまとめてあるので、多分アップできると・・・思います。)
それでは、最後までお読みいただき、誠に有難うございました。