人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】8/1週の振り返り 「1頭無印馬が紛れる問題」への対応策も。

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こんばんは、umassyです。


8月最初の新馬戦の回顧となりますが、今週は昨日の夜のうちにほぼほぼ復習を終えることができまして、久々に月曜更新が叶いました。

個人的な話になりますが、今週は月初作業などもあって公私ともに忙しい1週間。
南関も門別も重賞がお休みということで、本来ならお酒シリーズなども更新したいのですが・・・多分週末までブログはお休みさせて頂きますので、ご了承いただければと思います。

それでは、土日計5鞍の振り返りと、最後に最近あまりにも多い「1頭変な馬が馬券内に紛れ込んでしまう問題」への対処方法も検討しています。
早速参りましょう。

↓予想記事です。日曜は本当に噛み合いませんでしたね・・・

8/1(土)の新馬戦(結果+ひとことコメント)

札幌5R 芝1500m

f:id:umassy:20200802231839p:plainレースラップ:6.8 - 11.3 - 11.6 - 12.1 - 12.3 - 11.8 - 11.7 - 11.8
前半3F? - 4F?⇒上がり4F 47.6 - 3F 35.3(Sペース


1500m戦でペースの判断は難しいですが、4F目やや緩んでラスト3F11秒台が続く上がり勝負ということで、スローペース表記としました。

勝ったのは③オバールムーンで、これは鞍上だけで嫌ってしまわれた方も多かったのではないでしょうか。。。
内ラチ沿い、前から3列目で脚を溜めて、4角綺麗に外に持ち出して2着馬との追い比べを制してという完璧な競馬でしたね。

ノリさんは(まぁ新馬戦に限った話ではございませんが。。。)本当に買い時が難しいです。
ただ、馬券的には本命・対抗のワイドを勝負馬券にするという普段とちょっと違う買い方が上手く行きました。

 

★次走注目馬★

このレースを見て改めて思ったのが、「やっぱりこのコースは内枠絶対有利だなぁ」ということ。
いつも書いているように、新馬戦の大外枠と言うのは悪くないのですが、⑨ククナはやはり結果的にスローの流れを外々回されたのが響いた形かなと思います。

次も人気はしてしまうのでしょうが、次走改めて。 

新潟5R 芝1800m

f:id:umassy:20200802231901p:plainレースラップ:12.5 - 11.6 - 12.5 - 13.2 - 12.6 - 11.8 - 11.4 - 11.0 - 12.0
前半3F36.6 - 4F49.8⇒上がり4F 46.2 - 3F 34.4(Sペース

 
外回りの芝1800m戦という事で、1000m通過が62.4秒のスローペースでしたがそこからペースが上がって4F戦になりましたね。

逃げ馬が早々にバテて、⑫アドマイヤハダルと③ダノンバジリアとの一騎打ちがかなり長い間続いていましたが、ラストから2ハロン目が11.0秒でそこから12.0秒でなんとかしのぎ切りました。

1200m通過が1.7秒速いというペースの違いがあったとは言え、良馬場だった開幕週のドゥラヴェルデより0.9秒速い勝ちタイムは優秀。
まだ素質だけで走っているような印象ながらタフな流れを凌ぎ切り、今後が楽しみです。

 

★次走注目馬★

48秒台で走った上位4頭はどれも注目したいと思っていますが・・・やはりここではPOG馬で本命にもしていた⑮トレデマンドを。

まだ全然仕上がっていなかっただけにこの時計ではキツかったと思いますが、パドックで見た印象は思っていた以上に良かったですね。
贔屓目も多分に入っていますが、後方から一瞬伸びかけるようなところも見せて5着と言うのは、上々と評価できる内容。

ノーザン馬なので一度外厩かもしれませんが・・・個人的には続戦して欲しいです。

 

8/2(日)の新馬戦(結果+ひとことコメント)

札幌5R 芝2000m

f:id:umassy:20200802231948p:plainレースラップ:12.9 - 10.8 - 11.6 - 12.7 - 13.0 - 13.1 - 12.5 - 12.3 - 11.4 - 12.1
前半3F35.3 - 4F48.0⇒上がり4F 48.3 - 3F 35.8(Mペース

 

比較的地味な勝ち上がりが多い週末でしたが、唯一目立ったのがこのレースですね。

1000m通過が61.0、後半61.4ということでやや前傾ラップ。
表記としてはミドルになりますが、「超スロー⇒上がり勝負」がデフォルトの芝ミドル新馬戦としては異例の展開とも言え、言うまでも無くそれを作り出したのは勝ち馬⑦バニシングポイントの鞍上ルメール騎手。


個人的にはこの騎乗をモーリス産駒でもやって欲しいのですが・・・モーリス産駒の場合にはそもそも現時点で緩い馬が多いという別の問題があるのでしょうね。
とにかく、能力が抜けている馬に、きっちり力を出せるような適性に合った乗り方で走られてしまっては他の馬には太刀打ちできません。

同じ日の3歳未勝利戦の勝ち時計が2分1秒2ですから、新馬戦としては優秀な時計で持ったままの圧勝。

とりわけ、このラップが本当なら個人的に「スゲーなこの馬」と思うのがラストから2F目のラップで、全体的にはイーブンペースでソコソコの流れを作りつつ、コーナーが緩い札幌競馬場とはいえこのポイントで11.4秒と一気にギアを上げて後ろを千切っているのですよね。。。
(若干JRAの計時ミスっぽい気もするのですが、面倒なので自分で取り直したりはしていません・・・)

出来れば洋芝かつ開催が進んで芝も荒れているであろう札幌2歳Sに出て来て欲しいところですが・・・出て来れば最有力候補なのは間違いありません。
葦毛ですし、手前を替える時にちょっとふら付いたりしつつ独特のフットワークで、どことなく可愛くて人気も出そうな馬です。

 

★次走注目馬★

当たり前の注目馬になってしまうのですが、人気は無かったものの3着馬はしっかり離して強い内容の2着だった②フォルテデイマルミ、強い勝ち馬が作る新馬戦としては速いペースを追いかけて苦しくなった5着馬⑤コニャックの2頭は普通のレベルの未勝利戦なら当然上位の期待です。

③ライフサイエンスも仕上がり全然かなと思いきや意外と頑張りましたので、このレースは多いですが狙い馬3頭で。

 

新潟5R 芝1600m

f:id:umassy:20200802232010p:plainレースラップ:12.7 - 11.4 - 11.7 - 12.8 - 12.6 - 11.4 - 11.1 - 11.9
前半3F35.8 - 4F48.6⇒上がり4F 47.0 - 3F 34.4(Sペース


レースの初っ端に実況アナがアカイトリノムスメのことを「アパパネノムスメ」と呼んでしまい(それも間違いではありませんが😂)超テンパってたのが個人的にツボだったレースです(笑)。

新潟芝1600mの新馬戦ということで、例によってスローからの上がり3F勝負。
勝った⑮ハヴァスは前半掛かり気味に追走しながら、2番手から抜け出してしっかり34.2秒の上がりを使って快勝。
調教もパドック気配も目立たず、個人的に印象の良くない厩舎と言うのもあって軽視してしまいましたが・・・走られてしまいましたね。

開幕週はエアレーション効果であれだけ外差しが決まっていたのですが、一度「降雨⇒レース⇒乾燥」という工程を経たことで、内が固く踏みしめられて伸びる馬場になったのも味方したのでしょう。
加えて、勝ち時計やレース内容を見ても、開幕週のあのリフレイムが勝ったレースに比べればかなりメンバーレベルが低く、後ろから差してこれるだけの馬がいなかったという側面もあったかなと思います。


馬券的には・・・これは本当にやらかしてしまいましたね😥

ブログ通り1頭軸流しにしていれば2万馬券的中だったのですが・・・
以前も同じような事をしてしまいましたが、トリガミは気にせず薄目で万馬券をひっかける馬券スタイルですので、変に合成オッズとか気にして絞らなくても良いのですよね。。。

ただ、これはパドックを見て上位馬で堅いだろう、と自分なりに自信をもってジャッジした結果。
その決断そのものは全く後悔ありませんし、仕方がないことと今は割り切っています。

★次走注目馬★

上述の通り、ややインが伸びる馬場になっていて3着馬③ウインミニヨンも馬群を縫って内から追い込んできていました。
その意味では、開幕週のイメージなら外からもっと伸びてきたであろう5着馬⑩オーケーパッション、6着馬⑯トーホウディアス辺りは次走押さえておきたいです。

 

新潟6R 芝1200m

f:id:umassy:20200802232034p:plainレースラップ:12.4 - 11.6 - 12.2 - 12.0 - 11.5 - 11.9
前半3F36.2 - 4F48.2⇒上がり4F 47.6 - 3F 35.4(Sペース


予想記事でも相当レベルが低い新馬戦、と書きましたがこの条件とは思えないような前半3F36.2という超スローペース。
ダート戦でももうちょっと流れるでしょう・・・という感じですが、それでいて上がりもソコソコ掛かって逃げた②ヒマラヤクリスが3着、2番手から進めた1番人気⑨フライグバレルが4着に敗れるというグダグダすぎるレース。。。


勝った④デイトンウェイの決め手は褒めるべきですが、このレースだけで今後どうこうという評価をするのは難しいと思います。



誤字ってますが、5Rの影響でパドック見てから変えるの怖いという正直な気持ちが(笑)。
これで⑨が3着なら超ファインプレーだったのですが・・・
「切歯扼腕」という言葉はこういう時使うのだろうなぁという感じでした。

どうも今年はこんな感じで「何か1頭買うのが無理な馬(今回は3着馬)が紛れ込んでしまう」ケースが多いですね。。。
しかも今回は、一般的には買えない馬かもしれない9番人気の2着馬に重い印を打てているだけに・・・これは地味にダメージが大きい外し方です😭

 

★次走注目馬★

「特になし」にしようかとも思ったのですが、上のtwitterでも書いたように①インヴァネスは出遅れを加味してもやや前向きさに欠ける内容。

一度使って前向きさが出れば、ゲートもう少し出れば、最内枠じゃなければ、ペース流れれば・・・どれか条件が好転すればという感じで、この馬は改めて狙いたいですね。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで、どうも悪く無い予想が出来ているのにお金(=馬券)に結びついていない印象ですね。。。
まぁ日曜の新潟5Rなどは完全に自業自得ですが、一つ感じるのは「1頭どうしようもない馬が飛んできてしまう問題」への対応が急務であるということ。


恐らくこれに対応するアプローチ方法は大きく2つあって、

① 3列目総流し作戦

② 「ワイド」で勝負作戦

このどちらかになると思います。

先週末の例で言うと、日曜札幌5Rは当初②のワイド④-⑦本線の予定でしたが、レースが近付くに従ってその組み合わせがまさかの1番人気2.1倍に。
これではどうしようもないという事で、ワイドは押さえ程度で絞った3連複勝負に切り替えて大失敗しました。

ちょうどフォロワーさんで上手に買われていた方がいらっしゃったのですが、恐らくこのレース唯一の正解は「④⑦2頭軸の3連複総流し」。
(ちなみにぬーさんは、この2頭を1・3着に固定した3連単というかなりの熟練技で美味しい馬券をゲットされてましたね!)

その前の週も、個人的に買っていた出資馬応援馬券で3連単総流しがハマって20万馬券が当たりましたが、あれも総流しでもしなければ押さえられないような馬。
とは言え、毎レース総流しなんてかけていたら瞬く間に資金ショートを起こしますので、こんな感じで「少頭数の時こそ総流しでヒモ荒れ狙い」と言うのは有効な馬券戦術では無いでしょうか。


まぁそのレース、2.1倍のワイド1点で十分という考え方も当然ありますし、土曜日の札幌5Rではワイド①-⑨勝負(配当は3.5倍でこれは十分なオッズ)で成功しました。
結果は惜しかったものの、日曜の新潟6Rもあとちょっとでワイド①-⑰、⑨-⑰が刺さりそうになりました。

多頭数では②のワイド勝負というのが有効な選択肢になるかなと思います。
自分の「フォーム」を崩す形にはなりますが、今までと同じようにして結果が出ないのなら、その辺りは柔軟に対応しても良いのかなと。。。今週末取り入れられそうなら取り入れてみたいと考えています。

 

ということで、「あとがき」が非常に長くなってしまいましたが、今後に向けた大切な考察ということで。


それでは、最後までお読みいただき誠に有難うございました。