人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】10/31週の振り返り

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こんばんは、umassyです。

もう今週末の出走馬も確定してしまっている木曜夜ですが、先週末の新馬戦回顧をしてしまいたいと思います。
今週はただでさえ仕事が忙しい中、火曜日はJBCデーを目いっぱい楽しんでしまったこともあって(自業自得とはこのことですね 笑)、遅くなってしまいました。

そのJBCの話や今日発表されたコントレイルのJC参戦のニュースなど、お話ししたいこともあるのですが・・・早速参りましょうか。

まだまだ新馬戦のピークタイムが続いていて、先週末も土日計10鞍たっぷりです。

 

 ↓予想記事です。

10/31(土)の新馬戦(結果+ひとことコメント)

京都4R 芝1600m

f:id:umassy:20201101211920p:plainレースラップ:12.7 - 11.7 - 12.1 - 12.8 - 12.5 - 12.0 - 11.4 - 11.9
前半3F36.5- 49.3⇒上がり4F 47.8 - 3F 35.3(Sペース

スローからの上がり勝負になりましたが、2番手から抜け出した⑪アンブレラデートが快勝。
馬場が馬場なので時計も遅く評価は難しいですが、良い勝ち方だったと思います。

 

★次走注目馬★  

分かりやすい狙い馬で申し訳ないですが…1番人気を裏切る形になってしまった6着馬①ピエトラサンタですね。
ちょっと伸びあがるようなスタートになってしまい、大きく出遅れながら最後もそれなりに伸びていますので、次走は当然期待できるでしょう。

 

東京4R ダ1400m

f:id:umassy:20201101211949p:plainレースラップ:13.0 - 12.0 - 12.6 - 12.7 - 12.0 - 12.0 - 12.2
前半3F37.6- 4F50.3⇒上がり4F 48.9 - 3F 36.2(Sペース


ダートのこの条件としては珍しいスローペースの競馬で、逃げた⑩マーチリリーがそのまま押し切り勝ち。
このレースもちょっと評価が難しいですね。。。

 

★次走注目馬★  

展開に泣いた形の1番人気馬⑤レオンベルガーと、本命に期待していた④オレデイイノカも、この展開で出遅れた瞬間にノーチャンスでしたので・・・一応。

 

京都5R 芝2000m

f:id:umassy:20201101212014p:plainレースラップ:12.9 - 11.9 - 13.6 - 13.3 - 12.3 - 12.7 - 12.0 - 11.9 - 11.6 - 11.8
前半4F51.7- 5F64.0⇒上がり4F 47.3 - 3F 35.3(Sペース


超が付くほどのスローペースから、京都内回りコースらしい4F戦。
終始2~3番手を追走していた⑫ディープモンスターが人気に応えて勝ち上がりましたね。

3~4コーナーではちょっと手ごたえが怪しくなったり、直線でもステッキにちょっと過敏に反応したりとまだレースが分かっていない感じもありましたが、デビュー戦としては悪くない勝ち方では無いでしょうか。

負担をかけずに勝てたのは良いと思いますが、次が試金石でしょうね。
ただ勝っただけでは満足できないくらい、期待値が高い馬です。


★次走注目馬★  
4着の⑰クローヴィスでしょうか。
やはり急仕上げだったと思うのですが、それでも素質の片りんは見せました。

矢作厩舎らしく間隔もそれ程開けずに使ってくるでしょうし、上積みも大きいでしょうから次走改めて。

 

東京5R 芝1400m

f:id:umassy:20201101212040p:plainレースラップ:12.7 - 11.1 - 11.7 - 12.2 - 12.0 - 11.1 - 11.9
前半3F35.5- 4F47.7⇒上がり4F 47.2 - 3F 35.0(Mペース


この条件としてはあまり速い流れになりませんでしたが、勝った⑩アヴェラーレはかなり強い勝ち方でしたね。

スタート一息で中団からの競馬になってしまいましたが、直線もなかなか抜けられず、③ジュストコルにぶつけられたりしてなかなか厳しい展開に。
そんな中、ラスト200~300m辺りで進路を確保してからは目が覚めるような伸びでした。

ラストから2F目は恐らく10秒台を刻んだのではないかと思いますが、ちょっとこのメンバーでは抜けていましたね。
マイルになって相手も強くなった時どうか、ですが今の東京の馬場で33秒台の上りは本当に立派だと思います。

★次走注目馬★  

当たり前の狙い馬になってしまいますが、⑭アルトヴォラーレの走りには驚かされました。
最初のデビュー時に比べれば仕上がりひと息かなと思っていたのですが、メンバー弱かったとはいえ勝ちに等しい内容。

叩いた上積みも大きいでしょうし、普通の未勝利なら確勝レベルだと思います。

東京6R ダ1600m

f:id:umassy:20201101212925p:plainレースラップ:12.5 - 11.5 - 12.4 - 12.5 - 12.7 - 12.3 - 12.1 - 12.3
前半3F36.4- 4F48.9⇒上がり4F 49.4 - 3F 36.7(Mペース


このレースはとにかく勝った③アナンシエーションが強かった、その一言ですね。
東京ダート1600mの内枠でスタート出遅れるという最悪なパターンだったのですが、スピードの違いで向こう正面半ばでは楽に先団後ろ辺りまでリカバリー。

3~4コーナーも馬なりのまま馬群を捌きながら外に持ち出すと、決してスローだったわけでは無いのですが上記の通り12秒台前半が並ぶラップで楽勝。

どこまで奥があるのか恐ろしくなるような勝ち方で、これは上で即通用、というレベルでは無いかもしれません。
今後が非常に楽しみです。

★次走注目馬★  

あんなに強い勝ち馬を本命に出来なかったことも恥ずかしい気持ちですが、2着馬⑦フィールザワールドが抜けだったことも恥ずかしくなるくらいの好内容でしたね。

上述の通り、決して前が楽をした流れでは無く先行馬が崩れるレースだったのですが、競り合いながら逃げる苦しい競馬でラストまでかなりの粘り腰。
このレースに関しては相手が悪かったとしか言いようが無く、この馬も強い競馬でした。
 

11/1(日)の新馬戦(結果+ひとことコメント)

京都4R ダ1400m

f:id:umassy:20201101213017p:plainレースラップ:12.5 - 11.6 - 12.7 - 12.8 - 12.3 - 12.0 - 12.5
前半3F36.8- 4F49.6⇒上がり4F 49.6 - 3F 36.8(Mペース

 

3F・4Fとも前後半のラップが全く同じというのも面白いですが、ダート短距離戦としては緩い流れで、前有利。
4角で逃げ馬の後ろにいた人気2頭の叩き合いになりましたが、勝った⑬サステナブルはスタート直後から前に付けていた分、やや立ち遅れからリカバーしてきた2着馬よりも脚が溜まっていましたでしょうか。

一度は並ばれながら伸び返す味な競馬で、時計もペースを考えればまずまずだったのではないでしょうか。


★次走注目馬★  

当たり前な狙い馬になってしまいますが、2着馬の⑩アイリッシュセンス
やや立ち遅れて、勝負所もかなり外々を回されながら一度は先頭に並びかけるシーンもあり、負けて強しの内容でした。

あとは4着馬⑦ラストバリオンも、最後手前を替えず失速してしまったのは仕上がり不足の分か距離が長かったか右回りが悪かったのか…
いずれにしても、上積みがあれば次は狙えるでしょう。 

 

東京4R 芝1800m

f:id:umassy:20201101213043p:plainレースラップ:13.2 - 11.8 - 11.9 - 12.3 - 12.5 - 12.7 - 11.5 - 11.3 - 11.4
前半3F36.9- 4F49.2⇒上がり4F 46.9 - 3F 34.2(Sペース


1000m通過が61.7秒というのはそこまでスローではありませんが、6F目が一番緩んで、ラスト3F11秒台前半が続く典型的な瞬発力比べ。
前々で進めた⑦グレートマジシャンが、人気2頭の叩き合いを制して勝ち切った形でしたね。

上がりも全体時計も今の馬場を考えれば上々・・・どころか、少なくとも過去10年調べた中ではこのコースの新馬戦レコード。
まだまだ成長力がありそうで、先々まで楽しめそうです。

★次走注目馬★  

これも当たり前になってしまいますが、2着馬⑩レッドロワも相当強いですね。
前述の通りの好時計決着をやや後方から進めて、上がりは今の馬場で驚愕の33.4秒、3着とは5馬身差・・・未勝利戦は確勝レベルです。

 

福島5R 芝2000m

f:id:umassy:20201101213110p:plainレースラップ:12.6 - 11.2 - 11.6 - 13.5 - 13.9 - 13.6 - 12.2 - 12.0 - 11.6 - 11.6
前半4F48.9- 5F62.8⇒上がり4F 47.4 - 3F 35.2(Sペース


前半スローペースから小回りコースらしい上がり4F戦。
かつ、加速ラップでラストは11秒台が並ぶなかなかレベルの高いレースでしたが、人気2頭の叩き合いを制したのは2番人気だった⑤トーセンクライマーでしたね。

内目の枠でしたが、上手く先行馬群を見るような位置で周りに馬がいないポジションを取って、向こう正面で外に出して徐々に前を追って行けたのが良かったですね。

着差は小さいですが、最後まで抜かせない余裕も感じました。

 

★次走注目馬★  

特になし

 

京都5R 芝1400m

f:id:umassy:20201101213132p:plainレースラップ:12.5 - 11.3 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 11.3 - 11.9
前半3F35.9- 4F47.9⇒上がり4F 47.1 - 3F 35.1(Mペース


ここは伏兵⑨ララクリスティーヌが鮮やかな逃げ切り勝ち。
荒れた馬場もあって終始馬場の真ん中あたりを選びながら走っていましたが、上記の通り淡々としたゆるみの無いラップを作って、直線ラスト2F目で一気に後ろを突き放してセーフティーリード。

私も穴で期待していた馬ではあるのですが、想像以上に速く、強かったですね。 

★次走注目馬★  

ちょっと挙げるか迷ったのですが、5着馬②サイキユイコウルを。
内枠を引いてしまったことで、敢えて荒れたインをピッタリ通ってイチかバチかという、3番人気馬としてはかなり破天荒な作戦をとって来ましたが…
これは致し方ない結果でしたね。

ゴール直前までは2番手を守れそうだっただけに、この5着という数字以上の内容だったと評価できるでしょう。

 

東京5R 芝1600m(牝)

f:id:umassy:20201101213204p:plainレースラップ:12.7 - 11.8 - 12.8 - 13.2 - 13.0 - 11.7 - 11.5 - 11.4
前半3F37.3- 4F50.5⇒上がり4F 47.6 - 3F 34.6(Sペース


牝馬限定の新馬戦とは言え・・・1000m通過63.5秒というのは遅いですね。
4・5ハロン目が13秒台と緩み切って、ラスト3Fは11秒台の加速ラップでしたが、接戦を制したのは伏兵⑱タイニーロマンス。

このレースは評価が難しいですが、大跳びでエンジンの掛かりが遅い印象も受けましたので、広いコース、直線の長い競馬場が合うのは間違いのない所です。 

 

★次走注目馬★  

レース内容が平凡だっただけに、3着馬⑮アップストリームの末脚は光りましたね。
 出遅れさえなければ・・・と思える内容で、調教も新聞の評価程私は良いと思わなかったので、叩いて上積みがあれば。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで、ディープモンスターもまずは初戦をクリアしてくれましたし、アナンシエーションにグレートマジシャンと、先々まで楽しみな馬が続々と勝ち名乗りを上げた印象を受けた先週末の新馬戦でした。


今週末はGⅠの中休みになりますが、京王杯・ファンタジーSに百日草特別と、楽しみな2歳戦が控えていて本当に楽しみです。
また頑張って予想しますので、お読み頂けたら嬉しいです。


それでは、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。