こんにちは、umassyです。
本当に早いもので、今週末からオークス→ダービーと3歳GⅠが続いて、その翌週からは2歳新馬戦がスタート。
何だかんだ3月以降仕事が忙しくて後回しにしてしまっていたのですが、ちょうど新しいシーズンに向けてのウォーミングアップということで。。。
昨シーズンの新馬戦を振り返る記事を何回かに分けて上げて参ります。
第1回は当ブログの成績を振り返るということで、予想印や「好走率」、「妙味度」等いつもお出ししているデータ別の成績もお見せできる範囲で集計しています。
それでは。
2022-23予想印別成績
まずは、2022-23シーズンの全新馬戦(2022年6月4日~2023年2月19日)の予想印別成績を。
【集計対象】
芝 201R(2,560頭)
ダ 100R(1,380頭)
これは全然気づいていなかったのですが、新馬戦のレース数、計301レースってことで増えてたんですね。
(21-22シーズンは297Rでした。)
ここ何年か番組の組み方を変えてきている一環なのか、特にダート新馬戦が100R組まれたシーズンは、私が知る限り初めてでは無いかなと思います。
予想印別データ
まずは予想印別のデータを。
祖母の葬儀があった週にお休みさせて頂いたりで若干レース数が少ないですが、1シーズン通してTwitterでも公表していた通り、何とか本命馬の複回値100を確保することができましたね。
単回値は正直ブラウンウェーブ94.5倍でハネただけなのですが、やはり母数も多くなる複回値の方が価値あるかなと思いますので、これは本当に良かったと思います。
(単回値は芝159のダ88とブレがあったのですが、複回値は芝102のダ100で安定していたのも良かったです。)
何度も強調してきているように、予想印は期待値重視で打っているのですが、新馬戦専門で予想しているとどうしてもレース数が少なくなってしまいますので、ある程度は的中率も気にしつつ・・・我ながら良く頑張りました(笑)。
結局○印の単回値が凹んだままだったのですが、単複の控除率は20%(単勝はさらに「2歳単勝」5%分が上乗せ)ですから、少なくとも☆までの重い印については、概ね期待値の取れる馬に打てていたと考えて良いでしょう。
なお、「☆」は期待値取れそうな馬の中でも特に好走率が低い大穴を想定した印。
まぁ想定通りと言えば想定通りの結果にはなっていますが、さすがに勝率5%の馬を追いかけるのは全くお勧めできません(笑)。
人気馬から流す際のヒモ穴や、3連複の2列目に1頭穴馬を入れたい時などに上手く使っていただければ。
ちなみに、「危」印を今シーズン途中から付け始めていて、ブログ記事では非公開なのですが(とうけいばさんのサロン内では勝手にお出ししてます。笑)、まぁ定義が「単勝オッズ10倍以下で期待値取れない馬」ですから、コメントも合わせればほぼバレバレではないかと思います。
もしかしたら今シーズンはブログ内でも普通に「危」印を表記するかもしれません。
「危」印を付けているのは人気馬ばかりですので、当然好走率は高くて勝率13.4%の複勝率36.9%とそれなりには走ってしまうのですが、想定通り期待値は低いのでこれもまぁ満足な結果。
欲を言えば複回値60に近付けたいという目標がありますので、今シーズンはより精度を上げたいところです。
2022-23各種データ別成績
調教評価別成績
まずは調教評価別成績ですが、「全データ」ということでオッズカット等は全くしていない、芝もダートも合わせた数字になっています。
シーズン中にも何度か触れてきましたが、まず大前提として、「調教評価が高い馬の方が好走率が高い」のはご覧の通り。
ただ、期待値という観点から見ると、調教Aは見事にオッズ通り。
単複の控除率20%の「2歳単勝」5%分を考慮するとキレイに調教の良さがオッズに織り込まれている形ですね。
逆に言えば嫌う必要も無いのですが、まぁ妙味ある馬を探そうと思ったらベタ買いでも100を超えてくる調教評価B辺りに狙いを定めるのが良さそうというのも何度か触れてきた通り。
そして、複回値でご覧いただくのが良いと思うのですが、調教C以下はやはり割引が必要で、「本番で一変する実戦タイプ」を無理に探そうとすることに時間をかけるのはあまりコスパが良く無さそうです。
・・・と、ここまで書いてきて大変恐縮なのですが。。。今シーズンはこの「調教評価」、どうしようかかなり悩んでいます。
というのも、内部的には追い切りの本数・時計・厩舎パターン・世間一般の評価などなど、複数のファクターを総合してお出ししていたのが従来の方法なのですが、結果的に若干分かりにくく、使いにくい印象があるのですよね。
詳しいことは言えないのですが、分かりやすく「調教評価が良い馬の方が『買い』」というのが明確になるようにパラメータ調整した方が良いかなと考え中。
ちょっと言い方を変えれば、今までの指標で「調教Aだけど妙味明らかにないよな」という馬がいたのですが、それは調教Cとかに落として、「調教目立たないからBやCだけど、厩舎の特性などを考えたら初戦から買えそうな仕上がりで妙味取れそう」という馬は思い切ってAまで引き上げるとか。
「そもそも『調教が良い』とはどういうことだろう?」みたいな思考の沼にハマり中でして(笑)、あと2週間ちょっと悩みまくりたいと思います。
まぁ、ご覧の通りC以下は基本的に今のままで良さそうですので、AとBのところをちょっといじって、回収率ベースでもA>B>C>Dになれば良いかなと考えています。
馬データ別成績
最後に、「好走率」「妙味度」別の成績を。
まぁこちらもシーズン中にお出ししたデータから大きくは変動していませんね。
まず、好走率に関しては勝率も複勝率も評価順で、これはそういう想定で作っていますので、これで良いと思っています。
一方、妙味度の方が若干単体では分かりにくい成績ですよねぇ。。。
妙味度Aの勝率・単回値を見る限り、「好走率は低いけれども一発はある」というタイプを引っ張ってこれているとは思うのですが。
まぁ妙味度Aについてはサンプルも少ないので、引き続きパラメータ調整も試みつつ、試行錯誤していく感じになると思います。
一応、好走率も妙味度もDは全消しOK。
妙味度Cも単回値・複回値とも控除率を大きく下回っていますから、まぁこれも全消ししても差し支えないと考えれば悪くは無いのかもしれませんね。
例えば妙味度B以上をベタ買いで儲かる、みたいな状況にはなっていませんが、馬券を買う際の取捨選択に上手く取り入れるようなイメージでしょうか。
一例として、「好走率A馬の中で、期待値の低い馬・嫌える馬を判定したい」といったケース。
まぁ、好走率Aのサンプル数自体が極端に少ないのであまり参考にならないかもしれないのですが、「好走率A・妙味度C」という組み合わせの人気馬が「危」印の第一候補になりそうだな、というのはお分かりいただけるのではないでしょうか。
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ということで、初回は私のお出ししている予想印や各種データ別の成績をざっと見て参りました。
2022年1月から現在のフォーマットで「好走率」「妙味度」という指標を運用し始めたのですが、これは自分が予想するときに考えを整理するという意味でも、こうしてデータを取りながら予想ロジックを微修正していけるという意味でも良かったですね。
願わくば読者様にとっても、予想が見やすかったり、ご自身の馬券に取り入れやすいフォーマットになっていれば良いなぁと思います。
この後は種牡馬別データにジョッキー別データ、牧場・馬主別データなどなど。
分析そのものは終わっているので、あとは記事を書く気力と時間があれば・・・今週・来週で2~3記事、アップ予定ですのでまたお読みいただけたら嬉しいです。
それでは、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。