おはようございます。
今週から東京開催がスタート、早くも今年最初のGⅠ、フェブラリーSが近づいてきました。
今日はそのフェブラリーSのトライアル根岸Sが東京で、3月の高松宮記念に向けた重要なステップレースであるシルクロードSが京都で、それぞれ行われます。
共にGⅢながらなかなかの好メンバーが揃い、特に根岸Sに関しては「スーパーGⅢ」と呼びたいくらいです。
京都→東京とやや慌しいメインレースになりそうですが、しっかり予想して、両方的中させたいものですね。
(土日に分けて重賞開催してもらえないものでしょうか。。。)
シルクロードS予想
さて、まずは先に発走するシルクロード記念からです。
冒頭で「高松宮記念(今年は3月26日)へのステップレース」と書きましたが、本番まで2ヶ月あるにも関わらず、正式な(?)トライアルである阪急杯(今年は2月26日)は1400mだし、オーシャンS(今年は3月4日)は中山で中2週だし、ということで、特に関西馬はここを叩いて高松宮に直行するケースが意外と多いんですよね。
記憶に新しいところでは、昨年このレース5着と人気を裏切ったビッグアーサーが高松宮記念を快勝しました。
ハンデ戦ということもあり、今年はさすがにビッグアーサーは出ていませんが、それでもなかなかの好メンバーが揃いました。
このレースのディフェンディングチャンピオンであるダンスディレクター、道悪とはいえ京阪杯で4馬身差圧勝のネロに、スプリンターズS3着のソルヴェイグを筆頭とした4歳馬3頭が挑戦する構図となっており、予想もなかなか難しそうです。
朝9時頃時点の人気順です。
1番人気 ネロ 3.4倍
2番人気 ソルヴェイグ 3.8倍
3番人気 ダンスディレクター 6.1倍
4番人気 セイウンコウセイ 6.7倍
5番人気 ブランボヌール 8.5倍
6番人気 ラインスピリット 10.8倍
7番人気 セカンドテーブル 14.7倍
ラインスピリットとセカンドテーブルも含めると7頭ほどにチャンスのありそうな混戦ムードですね。
ネロはトップハンデが嫌われてソルヴェイグ1番人気かなと思っていたのですが、最終的にどうなりますか。
◎ ⑪セイウンコウセイ
○ ⑩ネロ
▲ ⑫ブランボヌール
☆ ①ラインスピリット
△ ④ヒルノデイバロー、⑤ソルヴェイグ、⑦ダンスディレクター
私の予想です。
ネロと4歳馬3頭が中心と考えているのですが、その中から本命は⑪セイウンコウセイにしました。
このレース、展開面を考えるとローレルベローチェの回避は非常に大きかったと思います。
これで逃げ馬候補はネロとセイウンコウセイの2頭にほぼ絞られ、この並びだとすんなり⑩ネロがハナに立ち、前走そのローレルベローチェの2番手から抜け出す競馬で快勝した⑪セイウンコウセイが2番手で比較的すぐに隊列が落ち着くのではないでしょうか。
とにかく京都競馬場でのここ2戦の内容が非常に良く、やや時計のかかる馬場への適正と斤量面を考えて、本命にしました。
(陣営はこれでもハンデが見込まれたとコメントしているようですが、ネロとダンスに2.5キロ、4歳牝馬2頭に実質1キロもらっており、私は十分有利だと思っています。)
対抗には、トップハンデの一角、⑩ネロ。
こちらも時計のかかる荒れた馬場は歓迎のクチで、京阪杯の内容や状態の良さを考えれば、57.5キロはむしろ「恵量」と言えるかもしれません。
「0002」の浜中騎手という点が若干不安なのと、やはりハンデ戦なのでトップハンデ馬を本命にするのもなぁ、ということで対抗に落としましたが、あっさり勝たれても不思議はありません。
両馬とも夏の札幌・函館の洋芝で勝っていて今の馬場もこなせそうなのですが、キーンランドCで「直接対決」を制している⑫ブランボヌールを上位に取りました。
スプリンターズSでは逆にソルヴェイグに先着を許しましたが、同レースでは位置取りが後方になってしまい、直線ごちゃついて不完全燃焼でした。
スプリンターズSでも実は単穴にしていたように、もともとソルヴェイグよりもスプリンターとしての素質は上と見ていて、改めて期待したいと思います。
穴候補☆として、①ラインスピリットも挙げておきたいと思います。
前走、淀短距離Sでは中団から差し脚を伸ばす競馬で3着と見せ場を作っており、当時から2キロ減の56キロで「計算上」はセイウンコウセイと互角の勝負ができるはず。
森騎手にとっては平地重賞初制覇のチャンスではないでしょうか。
意外と人気も集めていますが、この馬も含めた4頭の馬連BOXで勝負したいと思います。
前述の⑤ソルヴェイグと、昨年の覇者で京都芝「5301」の⑦ダンスディレクターも非常に怖いのですが、「来たら仕方ない」の△で。
実際ダンスディレクターは、その後のレース内容と昨年比プラス0.5キロの斤量、相手関係、展開どれをとってもちょっと厳しいのではないかと思います。
ただ、それを補って余りある状態面の良さと武豊騎手騎乗ということで、結局切れませんでした。
最後に、この頭数でうまく捌いてこれれば2~3着まで食い込む可能性はありそうな④ヒルノデイバローまで、セイウンコウセイから流します。
根岸S予想
次に、東京のメインレース、根岸Sの予想です。
冒頭で「スーパーGⅢ」と言いましたが、本当に好メンバーが揃いましたね。
展開一つでどの馬にもチャンスがありそうですし、4歳の上がり馬ベストマッチョから9歳馬のグレープブランデー、タールタンまで、多士済々で今からレースが楽しみです。
こちらも9時現在の人気順です。
1番人気 カフジテイク 3.6倍
2番人気 ベストウォーリア 5.9倍
3番人気 ベストマッチョ 6.0倍
4番人気 エイシンバッケン 7.6倍
5番人気 キングズガード 8.4倍
6番人気 ノボバカラ 15.8倍
7番人気 ラストダンサー 16.3倍
思ったよりカフジテイクが票を集めていますが、上位5頭はかなり割れた人気となっています。
今も書きながら迷ってしまっている位なのですが(笑)、私の予想はこうなりました。
◎ ⑭キングズガード
○ ⑤ベストウォーリア
▲ ③カフジテイク
☆ ⑯ノボバカラ
△ ②ラストダンサー、⑧ラブバレット、⑪タールタン、⑬エイシンバッケン
(私の予想の)上位4頭で、本当に迷いました。
状態が非常に良さそうなのが⑤ベストウォーリアと⑯ノボバカラ、展開面を考えると③カフジテイクと⑭キングズガード、ただ③カフジテイクは内枠からいったん下げて外に出さなければならそうで枠順がどうか・・・ということで、結論こうなりました。
このレースも前に行ける馬、行きたい馬は多いのですが、逃げたい馬となると絞られていて、⑦モンドクラッセと⑯ノボバカラくらいかなと思います。
ただ、モンドクラッセはこの距離で逃げるスピードがあるかと言われれば疑問ですし、ノボバカラも大外かつダートスタートがやや苦手ということで、展開が非常に読みずらいです。
穴候補☆にした⑯ノボバカラにとっては、誰かに逃げてもらって、自信は大外から(なるべく)ロス無く2番手に付け、逃げ馬を突きながら淀みない流れで後続にも脚を使わせ、状態の良さでそのまま押し切り・・・という展開がベストなのですが、よほど嵌らないとその流れにはならないのかな、と判断しました。
本命は⑭キングズガードにしました。
東京ダート1400mに対する印象として、下級条件戦では比較的前残り、オープン以上だと最後の直線をフルに活かした差し・追い込みが最後の最後に決まるレースが多いように思います。
で、実際その通りになった昨年のグリーンチャンネルCで2着した同馬を中心視します。
同レースで1着だった③カフジテイクよりも当時2キロ重い58キロを背負っており、前述したように枠の並びも今回はプラスに働きそうで、当時の1馬身差は逆転可能と判断しました。
その③カフジテイクは、やはり内枠がちょっとリスキーな気がして単穴評価に留め、代わりに⑤ベストウォーリアを対抗とします。
言うまでもなく実績はこのメンバーでも随一、安定感という観点からこれも中心視が可能と思います。
58キロは確かに気になりますが、一昨年のプロキオンSでは59キロを背負って快勝しており、馬格もある馬でそれほど気にする必要は無さそうです。
状態も良さそうで、書きながらこっちが連軸かなぁと後悔し始めました(笑)。
こちらも勝負馬券は上位4頭の馬連BOXで。
以下、本当に目移りするメンバー構成なのですが、東京ダート1400mで連勝中の②ラストダンサー、中央勢ともそれほど差がない⑧ラブパレット、9歳でも元気いっぱいの⑪タールタン、差し脚鋭い⑬エイシンバッケンまで。
手広くなってしまいますが、ノボバカラが予想外に人気ないので、◎と☆両方から、流します。
準オープンを勝ってきた①ブルミラコロと⑮ベストマッチョに関しては、多少怖さもあるのですが、ちょっと印が回りませんでした。
最後に、今週も新馬戦の予想を。
<東京2R新馬戦 ダ1400m>
◎ ⑩オーサムクイーン
○ ⑪エミーリオ
▲ ⑭コロニアルスタイル
△ ③スカイソング、⑥ペイシャエヴァー、⑦サヤネエ、⑫オーネットマーロン、⑮マリノレイラ
<京都4R新馬戦 ダ1200m>
◎ ⑬スマートアストリア
○ ①テンモース
▲ ⑪スマートモニカ
△ ③ネオヴレクール、⑧グランフィーユ、⑩ウラガーノ
<東京5R新馬戦 芝1800m>
◎ ⑭キタサンメジャー
○ ⑮スペシャルタレント
▲ ⑥インシュラー
△ ⑤エイエンノウソ、⑧モリトシラギク、⑩レックスフォルス、⑫シングンマイケル、⑯クリュティエ
東京2R、藤田騎手の馬はそこそこチャンスがありそうですが、それにしても人気してますね。。。
それでは、本日こそ、全馬無事で、好レースを。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。