こんばんは。
昨日の重賞予想記事がアクセスランキング1位になっていたようで、遅い時間のアップだったのにありがとうございます。
とても嬉しい反面、内容もしっかりしたものにしなければいけないなぁ、と自分の記事を読み直して反省しております。
(予想の結果はともかく、誤字脱字はもうちょっと減らしたいものですが。2、3回読み直してもいつも必ず残ってしまう・・・)
特に新馬戦の調子がここ2~3週間悪いので、参考にされている方は大変申し訳ないです。。。
しっかり敗因を分析して、今週末の競馬に臨みたいと思います。
その今週末からは、再び秋のGⅠシリーズが再開しますね。
ここまでの豪華メンバーというのはパッとすぐには思い浮かばないほど、好メンバーに世界のトップジョッキーが揃いそうなエリザベス女王杯。
あと個人的にはその翌週の東スポ杯、ワグネリアン対ルーカスの激突にさらにその翌週、ヘンリーバローズの京都2歳Sと、今月は本当に楽しみなレースが続きます。
東スポ杯2歳Sは他にもアイビーS1・2着なども出走を予定していて、かなりの好メンバーで盛り上がりそうですよね。
ちょっと先のことを話してしまいましたが、まずは先週末の「復習」からですね。
4つ全て一気に行く予定だったのですが、時間の都合で今日は土日の2歳重賞のみとなります。
第22回ファンタージーS 回顧
まずは金曜日に行われたファンタジーS。
やっぱり3日連続開催の後だと遠い昔のように感じてしまいますね。。。
※ 予想記事は→こちら
逃げたコーディエライトが最後まで頑張り、実力のある人気馬が後方からこれを追い詰める、なかなか面白いレースになりましたね。
そして、何より好天の下での競馬というのはやっぱり気持ちのよいものだなぁと何週間かぶりに実感したこのレース、最初のポイントはスタートでしたね。
逃げ・先行馬が何頭か揃っていたので注目していたのですが、和田騎手とコーディエライトは好スタートから迷わずハナに立ってレースを引っ張っていきました。
前半あまり急かしたくないとコメントしていた③モズスーパーフレアも内から2列めポケットの位置を確保して、前半3ハロン36.3秒、4ハロン48.0秒とそれほど速くないペースに持ち込みます。この2頭は序盤上手く入ったのではないかと思います。
一方で、本当は中団外目からスムーズにレースを運びたかったはずの⑥スズカフェラリーがまさかの出遅れで、②レグルドールもスタートが合わずに後方から。
そして、私が注目していた⑨ベルーガは、ここでも後方で脚をためる作戦に出ましたね。
ペースも落ち着き加減でしたし、距離が1ハロン伸びて、先行馬有利なコースで新馬戦とはメンバーも違うのに大丈夫かなぁ、と心配していたのですが。。。
何の事はない、残り600m辺りから進出していくと、直線は先行馬群の1番外に持ち出して一気の脚。
本命にしておいて何ですが、想像以上に強かったですね。
それにしても今年の2歳世代、新馬戦・未勝利戦含め中内田厩舎を買っておけば大丈夫といっても言い過ぎではない無双ぶりなわけですが・・・来年からはPOG関係でも大注目でしょうね。
ベルーガに関してはあと1ハロンの延長がどうか、ということになるのですが、まだまだ奥がありそうですし楽しみです。
中京2歳Sがレベル的に微妙だったのでどうかなと思っていたアマルフィコーストも最後良い脚で追い込んで惜しい3着。
勢い的には完全に差したように見えたので、消すんじゃなかったと思いっきり後悔していましたが、この馬もやはり力はありますね。
出遅れて最後は1番目立つ脚だったスズカフェラリーともども、噛み合えば重賞でも十分勝ち負けできそうです。
モススーパーフレアは1400mでもこなせるところを見せましたが、枠順・展開にも恵まれてのこの結果ですので、やはり持ち前のスピードを活かせるスプリント路線のほうが良さそうですね。
上位人気馬がそれぞれ見せ場を作った、好レースでした。
馬券的には、アマルフィコーストさえいなければ・・・という結果でしたが、ベルーガの単複をしっかり取れたので個人的には満足できる内容でした。
第53回京王杯2歳S 回顧
続いて、土曜日に行われた2歳重賞、京王杯2歳Sですね。
※ 予想記事は→こちら
今度は「カシアスさえいなければぁ・・・」という結果だったわけですが、終わってみれば1番人気馬+2歳重賞勝ち馬の1~3着でしたね。
このレースも、スタートが非常に大きかったように見えました。
戦前の予想では、逃げるのがアサクサゲンキ、2番手にニシノウララ、タイセイプライドと見ていたのですが、タイセイプライドがハナを奪っていきました。
これは本当に驚きましたし、今振り返ってみても何でだかあまり理解できないですね。
タイセイプライド自信が新馬戦→オープン特別と2番手からの抜け出しで連勝してきている、いわば自分の勝ちパターンが確立しつつある馬なんですよね。
このレース、一番良いスタートを切ったのは④ニシノウララで、そのまま行く構えも見せていました。
自分より内の馬が前に出ていて明確に行く意思を見せているのですから、これは2番手に控える一手だと思ったのですが・・・
私がこのレース、武豊騎手が逃げたら怖いという理由でアサクサゲンキに本命を打ったのと同様、ミルコ・デムーロ騎手もその形を防ぐべく、逃げると決めていたのでしょうか。
全然関係ない話ですが、将棋でもありますよね。相手が打ち込みたいところに自分の駒を先に置いてしまう、みたいな。
(結局それがキズになってしまったり逆に利用されるケースが多い印象ですが。果たして、同馬も結果8着に敗れています。)
そのアサクサゲンキは距離を考えたかあまり出しては行かず、だいぶ内の各馬とは馬体を離すように向こう正面を進めますが、それでも結局掛かり気味に2番手の外を追走する形になり、その意味ではミルコ騎手の作戦はうまく行ったかもしれません。
結局3~4コーナーではタイセイプライド→外2番手にアサクサゲンキ→インのポケットにニシノウララ、という並びに。
これが例えばアサクサゲンキがハナで2番手外ニシノウララ、またはニシノウララ先頭の外2番手アサクサゲンキ、みたいな並びになっていたら結果は全然違っていたような気がします。
まぁ戸崎騎手としてはあれ以上競っていくわけにも行かないですし、その判断が早かったからこそ前半3F36.0秒、4F48.1秒と落ち着いたレースラップになったという部分はありますが、ちょっと痛かったように思います。
レースの方は、アサクサゲンキが残り600m辺りから早めにタイセイプライドに並びかけていって一気にペースが上がりましたが、タワーオブロンドンは終始それらの動きを見るようにじっくりと好位のインで待機。
ちょうどキレイに3列目のインに収まるような隊列になって、直線入り口でもスムーズに先行各馬の外、内から5頭目辺りに持ち出せたのが良かったというのもありますね。
残り200mくらいまではアサクサゲンキの押切まであるかな、という感じでしたが、やはりやや早仕掛けだったのか、掛かっていた分か、距離のカベか。
最後苦しくなってしまったところに内からカシアス、外からタワーオブロンドンが襲いかかり、最後は外の方に膨らみながら素晴らしい脚で駆け抜けたタワーオブロンドンが1着ゴール。
藤沢厩舎も、昨年に続いて今年の2歳世代でも好調をキープしていますね。
このレース振りならマイルも問題なさそうですし、朝日杯FSに向かうようなら、(藤沢厩舎の)連覇に向けて楽しみが膨らむ1勝となりました。
2着に入ったカシアスも、力のあるところを見せましたね。
休み明けで直線もフラフラしながら、それでもじわじわ伸びて2着ですからこちらも距離はどうやら大丈夫そうですし、朝日杯行くんですかね?
また人気が出ないようなら是非押さえたい1頭です。
ニシノウララは前述の通り、ハナを叩かれたのと直線も窮屈なところに入ってしまいました。
最後外目に切り替えてからは再び伸びてきましたし、ちょっと消化不良な印象。
もう1頭期待した②トーセンアンバーも一瞬内から伸びてくるかな、というシーンはありましたが、こちらはちょっと力負けでしょうか。
ということで、時間の関係で明日、日曜日の2重賞を振り返りたいと思います。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。