人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

6月2日週の新馬戦回顧 この週はグランアレグリアですね。

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こんにちは、umassyです。

1か月ほど続いた出張ラッシュもようやく落ち着きまして、今週は比較的のんびりと仕事ができています。
夜は体力が続く限り新馬戦の回顧をしつつワールドカップを見て・・・という流れが出来つつあるのですが、昨日の日本戦、本当に良かったですね!

開始早々に1点リード、かつ1人多い状態でほぼ90分戦えるというハンデ戦のような状況でしたが(笑)、正直「0-0の引き分け」ぐらいがベストシナリオだと思っていただけに、勝ち点3というのはまさに"better than the best" (超最高)な結果。

全然期待されていない中で初戦、格上を破るという意味では(前回大会以降に監督が交代したという点でも・・・)南アフリカ大会とも重なる部分がありますし、これで少なくとも予選リーグ最終戦まで楽しみが繋がったのが良いですね。

ということで、本文はほぼ昨日、日本代表を応援しながら書いた記事になりますが、 遅ればせながら現2歳世代の新馬戦第1週を振り返りたいと思います。

 

 ↓予想記事はこちらです。日曜分は安田記念がオマケ扱いに(笑)

 

6/2(土)東京5R 芝1600m(牝)

レース結果

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東京競馬場で行われたこの世代最初の新馬戦は、人気2頭の争いになりましたが、2番人気の③ジョディーが仕上がりの良さを活かして快勝しました。

⑩ジユウノメガミが新馬戦としては珍しいくらいの好スタートを切った一方で、3番人気の⑪クイーンズテイスト、4番人気の④チャーチルクイーンに⑥ナミノハナが出遅れ。クイーンズテイストなどは、スタート速いという評判でしたし、大外枠ということで単勝を買われた方も多かったと思うのですが、分からないものですね。

レースの方は、スタート後すぐにダッシュよくジョディーが先手を奪い、すぐ外2番手に⑦ナーゲルリング、さらに外1馬身差の3番手に⑧トーアマーブルが続く形でペースが落ち着きます。

各馬折り合いに専念して、マイル戦ながら600m37.1-800m49.5-1000m61.7と新馬戦らしいゆったりした流れで直線に入ると、坂下辺りでナーゲルリングに並びかけられるシーンはありましたが、そこから追い出してゴールまでしっかり伸びたジョディーが快勝しました。

2着は中団の外目から進めた1番人気のウインゼノビアは、メンバー最速の上がり34.0で前を追いましたが、勝ち馬に34.2秒で上がられてしまっては致し方ないですね。
新馬戦後にいったん放牧か、続戦かの選択は難しいものですが、この馬は在厩のまま今週末の未勝利戦に出るようですね。
短絡的ですがスクリーンヒーロー産駒で道悪も大丈夫そうですし、当然勝ち負けできるでしょう。

惜しかったのは3着のクイーンズテイストで、ちょっとうるさいところがあるというコメントの不安点が出てしまった感じでしょうか。
道中もやや行きたがるところがありましたし、この馬も続戦のようですが、気性面がどうか、ですね。

比較的平穏な結果で、単勝も勝った時点よりオッズが下がってしまいましたが何とか的中できました。
4番人気で仕上りもまあまあながら、当然のごとく消したチャーチルクイーンが7着に敗れて、都合よくああやっぱり今年も新馬戦のオルフェは軽視して大丈夫なんだ、と思ってしまったのでしたが・・・

 

6/2(土)阪神5R 芝1600m

レース結果

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まぁ時系列的にはこちらが先の出走で、世代最初の新馬戦に注目が集まっていたところではあったのですが・・・こちらは単勝1倍台のオルフェーヴル産駒、③ジャミールフエルテが快勝してしまった(というとファンの方には大変失礼ですが。。。)のですよね。
この後、先週末までの結果を見ていても、どうやら今年はオルフェを無視できないようで、この辺はこれからも注視しつつ対応していかねばなりませんね。

このレースは新馬戦としては比較的揃ったスタートでしたが、中でも最内①リゲインがポンと好スタート。
そのままハナを切るかと思ったのですが、藤岡佑介騎手の②ファビュラスギフトが二の脚で先頭へ。
リゲインの外、⑦ゴールドウェイが3番手で1番人気のジャミールフエルテは後ろから2頭目のイン、2番人気の⑧シトラスノートは4~5番手辺りの外目でその内に3番人気④スマートユニバンスが追走とやや人気どころが後方からという珍しい形に。

3F36.3-4F48.8秒ですから、この頭数の新馬戦としてはそこまでのスローではありませんでしたが、よしよしこのまま②が逃げ切ってくれれば、と思いながら見ていたのですが。。。
4コーナーから直線にかけて、ルメール騎手のジャミールフエルテが最内からいつの間にか前に取り付くと、坂下で逃げ粘るファビュラスギフトの外に出し、しっかり
最後まで伸びて快勝。

坂で急に脚が止まってしまったジャミールフエルテを、外から併せ馬の形で④スマートユニバンスと①リゲインが交わしてスマートユニバンスが2着でゴール。
全体的に仕上りが今ひとつかなぁという印象のメンバー構成でしたが、思いの外良いスピードを見せたリゲインは中1週で先週末の未勝利戦を勝ちましたね。

私が本命に期待したシトラスノートは、少し気負うところがあって、コーナーでも外に膨れたりとまだまだ気性が成長しないと厳しそうです。

 

6/3(日)東京5R 芝1600m

レース結果

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続いて日曜日。⑭グランアレグリアと④ダノンファンタジーという強烈なノーザンF生産馬が好仕上がりで出てきてしまったということで、この2頭以外単勝オッズ10倍以上という状況。
私は無謀にもラフィアンのマル外、⑪ヴォイスオブジョイで勝負したわけですが、これは流石に無理筋でしたね・・・

そのヴォイスオブジョイを筆頭に、なかなか好仕上りに映る馬も多かったのですが、そんな中1番人気のグランアレグリアが1.33.6というとんでもない時計(東京芝1600mの新馬戦レコード!)で圧勝。
2着も2番人気のダノンファンタジーで、ここは完全に実力通りの結果となりました。

個人的に、グランアレグリアはマイルのスピードについて行けるのかなぁというのが懸念点だったのですが、好スタートから無理せず6番手の外、同じく好スタートを切ってインの3番手辺りに付けたダノンファンタジーを見るように楽々追走すると、3~4コーナーでは早々に3番手辺りまで上がって、直線入り口では早くも先頭に立つ勢い。

スタートも良く、東京芝マイルの新馬戦としてはソコソコ速い3F36.0-4F47.9の流れを難なく追走するスピードに3~4コーナーですっと上がっていくコーナリング性能に前進気勢も豊富で。
直線も最後までしっかり伸びて、まだ余力も窺えるほどで、距離もまだまだ伸ばせるでしょう。
・・・これは、ただ単に「重賞レベル」とかではなく、その上を期待してしまうほどの大物感です。

この厩舎ですから、秋の東スポ杯辺りが当面の目標になるのでしょうかね。
とにかく無事に、何事もなく成長して来春のクラシックまで駒を進めてほしいと思います。それ位のインパクトを受けました。

そして、2着のダノンファンタジーは、新馬戦勝ちのことだけを考えるなら、なぜグランアレグリアにぶつけてしまいましたかね・・・
鞍上の都合もあったかもしれませんが、前日の牝馬限定か、6Rに回っていれば勝てたのでしょうが、まぁ色々思惑はあったのでしょう。

4コーナーで勝ち馬の直後に付けると、最後まで必死に追いかける展開でしたが、必死に追う川田騎手にほぼ馬なりのルメール騎手ということで、全く追いつける気配はありませんでしたね。
無理せずいったん放牧に出されたとのことで、個人的には良い選択と思います。
一回り馬体も成長した姿で戻ってきてほしいと思いますが、言うまでもなく次走単勝1.1倍だろうと逆らえない馬です。

そして、次走という意味で大注目なのは3着のフィッシュダイブ。
この馬も4着以下を9馬身離しているわけですから普通の新馬戦なら圧勝レベルの走りですよね。
スタートが良いらしいというのと仕上りの良さで△は打ちましたが、直線追ってからもしっかりしていて、正直これは驚きました。
究極に切れるタイプでは無いと思いますので、もう少し距離を伸ばしても、ローカルでも良さそうに映ります。当然次走大注目で。

私が期待したヴォイスオブジョイは、スタートで立ち遅れてしまったのが全て。ただ、いずれにしても上位3頭が強すぎて、他の馬は何も出来なかった。そんな新馬戦だったかなと思います。
例えば、4着のシックガニアンや6着のバニラオーキッド辺り、今週末の未勝利戦の想定に入っていますが、着順だけ見られて人気がないようなら狙ってみたいところです。
 

6/3(日)東京6R 芝1400m

レース結果 

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このレースも単勝1倍台のノーザンF生産馬に逆らってみましたが、こちらは惜しくもチャレンジ失敗。
③アカネサスが内の奇数番枠、ミルコ騎手ということで出遅れてくれれば、なんて予想記事でも書いたのですが、レースを見ていたら1番いいスタート・・・。
行きたい馬を行かせて、好位のインを楽に追走していて、あぁこれは楽勝されるんだろうなぁ、と思いながら見ていたのですが、直線に入って反応がかなり悪かったですね。

坂下からミルコ騎手のステッキが入っても全然伸びず、そうこうしているうちに前が壁になって外に持ち出さなければならなくなって、それでも若干前が詰まってる感じで。

「お!これは飛んでくれたんじゃないの?外から⑬ナタラディーヴァが先頭に立ってて内ラチ沿いからは⑦サワサワが伸びてきてて、これはもらったのでは!?」

残り200m地点では完全に単勝の最終オッズを確認しに行っていたのですが、ちょうどこの辺りでようやくアカネサスのエンジンが点火。
そこから一気に前を交わしさって、わたしの希望を打ち砕くデビュー勝ち(笑)。

なんだぁ・・・という感じでしたが、これは評価が難しいレースですね。
正直、東京じゃなかったら絶対に勝ててないですし、能力差、仕上りの差を考えたら辛勝にもほどがあるというのは事実でしょう。
一度使ったことで反応が良くなるか、もうちょっと長い距離で良さが出るのか・・・上では少し様子見したい感じでしょうか。

ちょうど先週末の2歳未勝利戦でサワサワが勝っていましたが、なんと単勝1.7倍。
このレースでは15.9倍でしたから、当てたかったですねぇ。。。

6/3(日)阪神5R 芝1400m

レース結果

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このレースは、予想記事でも書いたようにちょっと微妙なメンバー構成。
出走した10頭(⑪リネンリボンは取消)中、4頭が中1週で先週末の未勝利戦を使っていて、ハッピーアワーが惜しくもリゲイン(ジャミールフエルテのレースの3着馬でしたね)に負けてしまい2戦連続の2着となりましたが、ひと叩きしての狙いという馬が多かったように映りました。

そんな中、勝った⑤シングルアップはなかなかのレースセンスで好タイム勝ち。
スタートは抜群に速かったわけではないのですが、新馬戦としてはやや速い3F34.7-4F46.5の流れに難なくついていけましたし、松山騎手が何とか抑えながらという感じでしたが、3~4コーナーで外々を回って先頭に並びかけてそのまま押し切る強い勝ち方でした。
今後はフェニックス賞→小倉2歳Sを目指すようで、距離は1200mでも行けそうな雰囲気ですし、注目馬の一頭になりそうですね。

前述の通り、未勝利戦で惜しい2着だったハッピーアワーと2頭が内容的には抜けていたと思いますが、1番人気で7着だった⑧アンラッシュは終始外に逃げようとしていたようで、4コーナーでは大きく離された最後方と全く競馬にならず。
逆にあそこからどうやって7着まで来たんだろうと不思議に思いますが、いったん放牧に出されたようで、これはできればじっくり立て直して出てきてほしいですね。
(それにしても、橋口息子さん厩舎は走らないですね・・・。)

 

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで、「待ちに待った新馬戦開幕(*´∀`)」・・・と意気込んでいたのですが、いきなりつまづきましたね。。。

 

レース数 5
的中数 1
購入金額 14,000
払戻金額 8,700
的中率 20.0%
回収率 62.1%

こうしてレースを見返していても、あぁサワサワが1着だったらなぁなんてウジウジ考えてしまいますが、仕方ないですね。

1週目は5レース中4レースがノーザンF生産馬、うち3レースが1番人気ということで、素質馬がしっかり仕上げて来てしまうともうどうしようもないですね。
単勝勝負にはかなり厳しい結果だったとは言え、単勝5%上乗せキャンペーンも当てなきゃ全く意味がないですから、巻き返しを図りたいところです。

それでは、今週中には2週目の回顧記事もアップできそうですので、またお読み頂けたら嬉しいです。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。