【新馬戦回顧】11/30週の振り返り 「冬競馬」が始まってしまいました…

こんばんは、umassyです。

あっという間に12月なわけですが、タイトルに書いた「冬競馬」というのは私が勝手に読んでいるだけの呼び方ですね。
（JRAの競馬カレンダー上は、12月までが「秋競馬」、年明けからは「春競馬」。）

以前こんな記事を書きましたが、

ここからはダートの新馬戦が多くなってくるのと、単純にこれ以降デビューする馬が春のクラシックで勝つ確率は相当低くなってきます。
（確か、以前とらじろさんがデータ出されていたと思いますが、その辺りの話はどこかでゆっくりと。。。）

個人的に、「来春のダービー馬を探す」というのは新馬戦を1年通してみる目的の大きな1つと考えていて、その意味ではやや興味が薄れてしまうのは致し方ないところですよね。
もとより、12月から1月、2月辺り（個人的にはこの時期が「冬競馬」）は夏競馬同様予想が難しい印象も強く、馬券は控えめにという感じで参りましょう。


それでは、先週末の新馬戦9鞍を振り返ります。

↓予想記事です。『サラブレ』1月号は13日（金）発売です！

11/30（土）中山5R新馬戦 芝1200m

結果・ひとことコメント

レースラップ：12.4 - 10.9 - 11.5 - 11.6 - 11.2 - 12.5
前半3F34.8 - 4F46.4⇒上がり4F 46.8 - 3F 35.3（Mペース）

かなり縦長に見えましたが、実際にはそれほどラップも全体時計も速くないということで、やはりメンバーレベルが微妙だったかなという印象ですね。
勝った⑦ヤマニンプレシオサは、2番手に付けていた1番人気の⑫マッチャパフェが3～4角で外に膨れたところをスルスルと進出。

早めに抜け出したところを2着馬に急襲されましたが、何とか凌いで新馬勝ち。

馬券的にはこれ結構惜しいというか・・・マッチャパフェがあんなにロスのある競馬しなければ、とかいやいや○か☆どっちか本命にしていればとか。。。後悔がとめどないですが、次に行きましょうか。

次走以降狙い馬

特になし

挙げるなら2着馬か上述の4着馬なのでしょうが・・・低レベル戦ですし該当なしで。 

11/30（土）阪神5R新馬戦 芝1600m

結果・ひとことコメント

レースラップ：13.4 - 12.1 - 12.7 - 12.7 - 12.7 - 11.2 - 11.0 - 11.0
前半3F38.2 - 4F50.9⇒上がり4F 45.9 - 3F 33.2（超Sペース）

これは「超Sペース」ですね。人気薄に乗ったユタカさんの怖さと言うべきか…いくら直線長いコースの新馬戦と言っても流石に遅すぎましたね。

直線入った時にインで前にいた3頭がそのまま流れ込んだだけのレースになってしまいましたが、勝ったのは2番人気⑦ストーンリッジ。

スタートやや出負けしたものの、外からリカバリーして2番手の位置を確保。
後はスリーコーズクライを目標にこれを交わすだけ・・・と書いてしまうと簡単に聞こえますが、超3F戦の「11.2－11.0－11.0」を差し切るというのは凄い事。

この馬自身の素晴らしい瞬発力、、、とやはりデットーリ騎手の追う力ですね。 
他の騎手でこの脚を使えるかは分かりませんが、この週1番印象に残った新馬戦です。

次走以降狙い馬

⑩マイネルアレマン（12番人気6着）

この流れですから、外枠は全滅。3～4角外を回して進出した馬は全て沈んでいったわけですが、この馬は比較的頑張っていましたね。
DMMの⑧アイワナトラスト（8番人気10着）もなかなか良い内容でしたが、少し追いかけてみたいです。

11/30（土）中山6R新馬戦 ダ1800m

結果・ひとことコメント

レースラップ：13.0 - 12.1 - 13.2 - 12.9 - 12.6 - 12.8 - 12.9 - 12.8 - 13.5
前半3F38.3 - 4F51.2⇒上がり4F 52.0 - 3F 39.2（Mペース）

速めのミドルペースでしたが、1・2着馬が交互にハナに立つ展開の末、⑬シアトルテソーロが一度は完全に抜け出した⑨ベルウッドネイチャを差し返すという驚きの勝利。
もう、4角の地点でスピードについていける馬が上位3頭しかいなくて馬券的にはつまらないレースだったかもしれませんが、非常に見応えのある「勝負」でしたね。

全体的に時計が速い日だったようですが、勝ち時計もまずまずではないでしょうか。

次走以降狙い馬

⑨ベルウッドネイチャ（3番人気2着）

まぁ当然すぎますが、これは挙げておかなければ・・・ですね。
最後はソラを使ったのもあったんですかね？非常に勿体ない内容で、すぐ勝てると思います。

11/30（土）阪神6R新馬戦 ダ1800m

結果・ひとことコメント

レースラップ：13.5 - 12.0 - 14.0 - 13.4 - 13.5 - 13.1 - 12.9 - 12.7 - 13.5
前半3F39.5 - 4F52.9⇒上がり4F 52.2 - 3F 39.1（Mペース）

今度は遅めのミドルという感じでしたが、勝ったのは2番手から抜け出した③フェルカド。
 一押しが効かずにダート未勝利戦を使って勝ち上がるハーツクライ産駒は非常に多いのですが、ダート新馬戦でおろして勝ちあがるケースは珍しいですね。

このレースはそれくらいしか感想がございません。。。 

次走以降狙い馬

特になし

予想記事でも書いた通り、まともなダート馬がいないカオスレースでしたね。
勝ち時計も酷いです。 

12/1（日）中山5R新馬戦 芝2000m

結果・ひとことコメント

レースラップ：12.9 - 12.1 - 12.6 - 12.4 - 11.9 - 11.6 - 12.1 - 12.1 - 11.7 - 12.2
前半4F50.0 - 5F61.9⇒上がり4F 48.1 - 3F 36.0（Sペース）

表記としてはスローペースになりますが、4頭ほどが横並びで競ったまま向こう正面に入ったこともあって緩みのない流れになりましたね。

勝った⑤クロスザルビコンは、後方追走から3～4角で内からスルスルと進出して前を射程に入れ、直線もスムーズに外に持ち出して完璧な勝利。
仕上がりも全然だと思いましたしこれはちょっと買えませんでしたが、好内容でした。 

次走以降狙い馬

⑧カンバラ（6番人気6着）

2着馬も普通に次走狙いますが、ここでは6着馬を。
上述した通り前に行った組には意外と厳しい流れだったことと、直線は手前替えも上手に出来なかったようで伸びませんでしたが、直線入り口では先頭に出る好内容。

手前の関係からは左回り替わりが良いのかもしれませんが、オルフェですし中山ダート1800m辺りに出てくるようなら狙いたいですね。

12/1（日）中京5R新馬戦 芝1400m

結果・ひとことコメント

レースラップ：12.4 - 11.6 - 12.1 - 12.3 - 12.0 - 11.4 - 11.7
前半3F36.1 - 4F48.4⇒上がり4F 47.4 - 3F 35.1（Sペース）

このコースにしてはペースが緩んで、完全に直線だけの瞬発力比べになりましたね。
勝った②ミズリーナは、スタート一息も二の脚が速く、内々4番手辺りを追走すると直線は難なく前を交わして余裕のゴール。

先行していた2頭が全く切れなかったのもありますが、抜けるときの脚が速くてレースセンスの高い馬ですね。 

次走以降狙い馬

①オルテール（1番人気2着）

最内枠から位置取りが悪くなってしまった時は「しめしめ、これは飛んでくれたかな」と思いながら見ていましたが・・・やはり力がありますね。
直線上手いこと前が開いたラッキーもありましたが、外枠でスムーズに先行出来るようなら未勝利はすぐチャンスが来そうですね。
 

12/1（日）阪神5R新馬戦 芝2000m

結果・ひとことコメント

レースラップ：12.7 - 10.9 - 12.2 - 12.6 - 12.9 - 12.8 - 12.4 - 12.3 - 11.1 - 11.8
前半4F48.4 - 5F61.3⇒上がり4F 47.6 - 3F 35.2（Mペース）

内枠&減量騎手ということで、岩田望来騎手にも亀田はーと騎手にも逃げの指示が出ていたのでしょう。

2頭が後続を離す展開にはなりましたが、ペースは意外とスローでしたのでそのまま逃げ切ってしまいましたね。
ただ、ラストから2ハロン目で11.1秒のラップをマークしているように、スローで逃げたにしてもしっかり上がりを使って勝ち切れたのはこの馬の力だと思います。

馬券的には、実はこれ当たったるんですよね。
「小頭数（具体的には8頭立て以下）の時は、変に絞らず総流し」するようにしていて、このレースに関しては上手く行きました。

次走以降狙い馬

特になし

12/1（日）中山6R新馬戦 ダ1200m

結果・ひとことコメント

レースラップ：12.6 - 11.7 - 12.2 - 12.5 - 12.0 - 12.8
前半3F36.5 - 4F49.0⇒上がり4F 49.5 - 3F 37.3（Mペース）

これは何度もお話ししていますが、低レベル新馬戦でよくあるパターンですね。
4角前にいた3頭がそのまま1～3着する競馬（もっと言うと、4・5番手もそのまま）で、勝った⑭ニシノステラは外枠からダッシュよくハナを奪えたのが勝因。

このレースは以上ですね。

次走以降狙い馬

特になし

12/1（日）阪神6R新馬戦 ダ1400m

結果・ひとことコメント

レースラップ：12.5 - 11.4 - 12.0 - 12.8 - 12.0 - 12.4 - 13.2
前半3F35.9 - 4F48.7⇒上がり4F 50.4 - 3F 37.6（Hペース）

結構速い流れだったと思うのですが、勝った⑤ケイアイワイプは逃げた②ヴィグラスカイザーが早々に後退したこともあって3角から先頭に立ってそのまま押し切る強い競馬。

最後1F時計がかかっているのはペースもあるでしょうが、やや緩めたせいもあるのでしょう。
時計もまずまずで、この条件合うのは間違いないですね。

馬券的には・・・これは先ほどの逆で、上位4頭で堅いと見ていただけにこの組み合わせの3連複も押さえておくべきでしたね。。。
時々これをやる度に「今度は押さえよう」と心に決めるわけですが、忘れてしまうのですよね…反省です。

次走以降狙い馬

特になし

ここも特になしで。
「フェーズ3」からは狙い馬出さなくても良いかもしれませんね。。。 

～ ☆ ～ ☆ ～ ☆ ～ ☆ ～ ☆ ～ ☆ ～ ☆ ～

ということで、ざっと振り返って参りました。

来週から狙い馬を出すかどうかは考えますが、やはり全体的に仕上がっていないメンバー、レベルの低いレースというのが増えてくるのは仕方ないところですかね。

取りあえず今月いっぱいは、全レース回顧したいと思っています。
今週「フェーズ2」のデータもご紹介したいのですが・・・月初で若干忙しく、厳しいかもしれません。。。出来れば1つくらいは、ということで。


それでは、最後までお読みいただき、誠に有難うございました。