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中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【重賞予想】第69回朝日杯FS ケイアイノーテックに期待します。

おはようございます。

珍しく朝早く起きれたので、まずはオッズが読みやすいGⅠの方から、予想記事を書いて参りたいと思います。

例年ですと暮れのホープフルS(ちょっと前までのラジオNIKKEI杯)の方が豪華メンバーになりがちな2歳牡馬路線なのですが、今年に関してはこの朝日杯FSの方が豪華かなと思います。

個人的には、新種牡馬ロードカナロアの存在が非常に大きいのかなと思っていて、このレースにステルヴィオ、ダノンスマッシュという2頭の有力馬が駒を進めてきました。

その2頭を含め、サウジアラビアRCで稍重の馬場ながら2歳レコード勝ちというとんでもないパフォーマンスを見せたダノンプレミアムにききょうS京王杯2歳Sと1400m戦を素晴らしい末脚で連勝してきたタワーオブロンドン。

人気、能力とも普通に考えればこの4頭が抜けている、というのが大方の見方で、私もその通りかなと思っています。

ただ、馬券的にはそれでは面白くないので、何とか伏兵陣が割って入る余地がないものか、検討していきたいと思っています。

今週は展望記事を上げられなかったので、過去データ等もご紹介しようかなと思っていたのですが、阪神競馬場に舞台を移してまだ3年ですので、そのまま参りたいと思います。

◆ 現時点での単勝オッズ(5:30頃時点)

1番人気 ダノンプレミアム    2.7倍

2番人気 タワーオブロンドン   4.1倍

3番人気 ステルヴィオ      5.4倍

4番人気 ダノンスマッシュ    7.9倍

5番人気 アサクサゲンキ     20.4倍

6番人気 フロンティア      22.3倍

7番人気 ケイアイノーテック   22.6倍

8番人気 ダブルシャープ     25.5倍

なかなか面白いオッズになっていますね。

冒頭でも触れた「4強」にまずオッズが集中していて、中ではダノンスマッシュがやや差を付けられていて、ダノンプレミアムがちょっと抜けた1番人気。

その後10倍台のオッズが無くて、20倍台にまたまた「伏兵四天王」とでも呼ぶべきか、4頭ほぼ同じオッズで並ぶという。

これ、馬券買いにくいパターンですよね。。。

まず考えられるのは、上位4頭(できればその中の3頭)に絞って馬連BOXとか1頭軸2~3点流しで勝負するパターン。

大儲けはできないものの、1番堅実で(たぶん)賢い買い方かもしれません。

もしくは、上位4頭で仕方ないと見た上で、三連単でズバッと当ててしっかり儲けるパターン。

これも非常に合理的で、予想力が試される買い方ですよね。

いずれにしても、例えばダノンプレミアムを本命にしてしまった場合には、相当買い方を工夫しないと全然儲からなさそうだなぁ、印象としてはそんなオッズ構成になっています。

ちなみに私は、「伏兵四天王」から本命を選べば上位人気に流してもOKだろう、という短絡的な買い方にしてしまったのですが、それはまた後程。

◆ 展開

ただでさえ難しい2歳戦の展開予想なのですが、このレースは特に難しいですね。

中内田厩舎の2頭、①ダノンプレミアムと②フロンティアに関しては、両馬とも出遅れない限りある程度前に行く。

これはまず間違いないと思います。

距離に不安がある⑥アサクサゲンキ、⑪カシアスは前走同様逃げはしないと思いますし、大本命馬と同一馬主で福永騎手の⑫ダノンスマッシュがハナを叩きに行くとも思えません。

問題は⑮ケイティクレバーで、この馬がハナに拘るのかどうかが、まず序盤の注目ポイントかなと思います。

調教師のコメントを見ていると、一応「マイペースで行ければ」みたいなコメントを出されてはいるのですが、どうでしょう。

今まで逃げたレースも少頭数の2000m戦のみ(というか2000m戦しか使っていない)で、スローに落としての逃げ。

外の奇数番枠という逃げ馬にとっては最悪のゲート。

マイルの重賞で先行するスピードがある内の2頭のハナを叩けるとも考えにくいなぁ、と直感的には感じます。

内の2頭にとっても、ケイティクレバーが外から強引に行ってくれるかどうかが非常に大きいですよね。

これが先頭に立てば、ダノンプレミアムは2列目ポケットでその外にフロンティアという並びをキープ。

インで詰まりそうであれば、直線に入る所でうまくフロンティアがインを開けてアシストしてあげるような形を取ることができるように思います。

(この辺りは、中内田師のことですから、しっかりと作戦を練っているのではないでしょうか。)

逆に、ケイティクレバーがハナに拘らない(もしくは行きたくても行けない)ようだと、押し出されるようにしてダノンプレミアムがハナに立たされるようなケースも考えられて、この場合はどうするのでしょうね。

枠の並び的には難しいかもしれませんが、フロンティアが逃げてダノンプレミアムが2番手、という形のほうが両馬とも力を出せそうな気がするのですが。

ダノンプレミアムの方は今後クラシック路線も考えているでしょうから、先のことを考えるとあまり逃げたくはないですよね。。。

ここではケイティクレバー→1枠両馬という並びをいったん想定したいと思いますが、続くのは内から⑤ケイアイノーテックに⑥アサクサゲンキ、⑧ファストアプローチ、⑪カシアス辺り。

ケイティクレバーが今までマークしてきた60秒通過タイムを考えても、ペースが速くなることは考えにくく、阪神芝1600mではありますが、基本的には前目、内目に付けた馬が有利な展開と予想します。

前走京王杯2歳Sで、スローでも末脚勝負に徹したのが良かったというコメントがあった③タワーオブロンドンはインでじっくり脚を溜めて、外の方に入った⑫ダノンスマッシュ、⑬アイアンクロー、⑭ダブルシャープ、⑯イシマツ辺りが中団。

④ライトオンキュー、⑦ヒシコスマー、⑨ムスコローソに使うたびに行き脚がつかなくなっている⑩ステルヴィオ辺りが後方から。

こんな感じで、基本はスローからの瞬発力比べで、あまり後ろからとか、大外ぶん回しだと届かないような展開と見ています。

◆ 予想・買い目

◎ ⑤ケイアイノーテック

○ ①ダノンプレミアム

▲ ②フロンティア

☆ ⑫ダノンスマッシュ

△ ③タワーオブロンドン

  ⑧ファストアプローチ

  ⑨ムスコローソ

  ⑩ステルヴィオ

単勝複勝 ⑤ケイアイノーテック

三連複 ⑤ - ①②⑫ - ②③⑧⑨⑩⑫ (15点)

ダノンプレミアムから入っても面白くないので、本命は「4強」以外から、かつ対抗にダノンプレミアム、というのは週中から決めていました。

候補としてはまず、デイリー杯3、4着馬、ケイアイノーテックにフロンティア辺り。

当初、週末雨が降るのでは、なんて話もあり、馬場が悪化するようならダブルシャープ本命も検討していました。

結果的には天気の問題は無さそうで、それならディープインパクト産駒の⑤ケイアイノーテックで勝負したいと思います。

思い返せば今年の新馬勝ち第1号で、私も単勝を買って幸先の良いスタートを切れたわけですが、その新馬戦以来5ヶ月半ぶりのデイリー杯2歳Sでは馬体重プラス22kgで3着に健闘。

京王杯と並ぶ王道ローテのデイリー杯組は上位2頭が不在ということもあり、同馬と4着だったフロンティアに関しては若干人気の盲点になっているような気もします。

正直勝つまではどうかなという気もしますが、前述の通りスローと読んでいるので内目の5番ゲートもプラスと思いますし、3着以内なら十分あると思います。

そして、予定通り対抗には①ダノンプレミアム。

土曜日のレースを見ていると、阪神の芝コースはディープ産駒が来る馬場では無かった点は気掛かりですが、やはり能力的にはこの馬が1番でしょう。

中9週となるサウジアラビアRC組ということで、調整過程にも注目してみていましたが、中間の調整、今週の最終追い切りともに抜群で、きっちり仕上がっているように映ります。

よほど最内枠がアダになるような展開にならない限りは大崩れすることはないでしょう。

そして単穴も中内田厩舎の②フロンティア。

これもデイリー杯2歳S組で、本命候補としても検討しましたが、阪神芝外回りのマイル戦ということで、前に行く分狙いは下げざるをえないかなと思います。

前走は1番人気を裏切る形になりましたが、道中で故障したメガリージョンと接触したことでリズムが崩れたというか、気分を損ねてしまったようです。

もともと賞金を持っていて本番に向けた叩き台という雰囲気でしたから、4着に負けた事自体は気にしなくて良いでしょう。

そして、「4強」の中では1番人気がない⑫ダノンスマッシュが4番手です。

正直、能力的にどこまで強いのか未知数な部分もあるのですが、とにかく調教が素晴らしいことと、ロードカナロア産駒でマイルも意外と良いかもしれません。

以下、穴から入っているので③タワーオブロンドンと⑩ステルヴィオも押さえて、シュミノー騎手の⑧ファストアプローチに前走500万勝ちの⑨ムスコローソまで。

タワーオブロンドンに関しては、やはり距離が不安というのが1番大きいですよね。

クローバー賞を負けた時のコメントが距離に敗因を求めるものでしたし、その後の2戦も鮮やかでしたがスプリンタータイプの相手に1400m戦で勝ってきたもので、マイルであの脚が使えるかどうかは微妙なところです。

インで脚を溜める作戦が上手くハマれば良いですが、秋GⅠでのルメール騎手の成績を考えても、ちょっと積極的には買いづらく、押さえに回しました。

ステルヴィオに関してはもちろん距離は問題ない(というかドンピシャ)と思うのですが、状態面がどうか、ちょっと気になったので同じく押さえに。

これは感覚的なもので、1週前、最終追い切りなども高評価を付けている専門家もいらっしゃるので気にしすぎなのかもしれませんが、個人的には先週のロックディスタウンに感じたのと似たような違和感を感じました。

本当は先週のオルフェに続いて、カナロア産駒のGⅠ制覇というシナリオを期待していましたし枠も良いところを引いたように思うのですが、評価を下げました。

馬券は三連複で、ダノンプレミアム絡みの馬券でもプラスになるように強弱を付けて勝負したいと思います。

それでは、新馬戦の予想は別記事で、もう少しオッズ等見ながら考えたいと思います。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

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