人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【予想】 第61回有馬記念 私の夢はサトノダイヤモンドです。

※展望記事①はこちら

※展望記事②はこちら

おはようございます。

いや、メリークリスマスと言うべきでしょうか(笑)

いよいよ2016年の中央競馬を締めくくる、有馬記念の朝を迎えました。

新聞紙上にも著名人の予想やいわゆる「世相馬券」の記事が並び、改めて有馬記念の週は特別だなあと実感します。

今年はクリスマスグランプリということで、「マリア」ライトの名前だったり、トランプ大統領絡みでヤマカツ「エース」、ミッキー「クイーン」、サトノ「ダイヤモンド」辺り、今年の漢字「金」で「ゴールド」アクター、果てはPPAPからマル「ペン」サ(サトノダイヤモンドの母馬)なんて話まで。

最終的には各人が好きな馬、好きな根拠で買って楽しめば良いのではないかと思います。

それが許されるのが有馬記念の持つ独特の空気感で、同じ競馬の祭典でもダービーやジャパンカップとは全く異なる点だと、個人的には考えています。

誤解を恐れずに言ってしまえば、競馬の本質はギャンブルであり、有馬記念は年の瀬に勝負を賭けた大博打。ここを勝って気持ちよく新年を迎えたいというのが本音でしょう。

その意味で、トップホース同士のガチンコ勝負が繰り広げられる府中の2400mよりも、紛れが多く波乱が期待できる中山2500mというのは、ある意味最高の舞台設定です。

展望記事でも書いたように、有力各馬にとって「最大目標」を終えた後であることも隙を生みやすく、ファンにとっては「夢」を追いかけることの出来るレースだと思います。

今年の私の夢は予定通り、⑪サトノダイヤモンドにしました。

◎ ⑪サトノダイヤモンド

○ ⑭シュヴァルグラン

▲ ①キタサンブラック

☆ ④ヤマカツエース

△ ②ゴールドアクター、⑧ミッキークイーン、⑩アドマイヤデウス、⑬デニムアンドルビー

参考までに、朝9時くらいに取った人気順です。

1番人気 キタサンブラック   2.6倍

2番人気 サトノダイヤモンド  3.1倍

3番人気 ゴールドアクター   8.0倍

4番人気 サウンズオブアース  8.7倍

5番人気 シュヴァルグラン  15.2倍

6番人気 マリアライト    16.6倍

7番人気 ミッキークイーン  18.6倍

もっとキタサンブラックが被るかと思っていたのですが、意外に競っていますね。

好枠を引いたゴールドアクターとの3強を形成する、もしくはキタサン1強を予想していたのですが、完全に2強ムードです。

私もこの2頭で決まる可能性は非常に高いと見ていますが、本命サトノダイヤモンドというのはかなり早い段階から決めていました。

そもそも私は、その年の菊花賞馬が有馬記念に駒を進めてきた場合、本命にすることが多いのですが、決め手は調整のしやすさです。

最大目標の菊花賞から一息入れて、もう一度有馬に向けて調整をすることが可能なローテーションというのが魅力的です。

一方でJCが目イチの仕上げの場合、そこから落ちていくのをなんとか堪えながら調整するしかなく(ダビスタだと毎週単走馬なりのイメージですね。笑)、ここに逆転の余地が生まれるのではないでしょうか。

4歳の秋で完全に本格化したキタサンブラックの方現時点での実力では上だと思うのですが、その点で3歳馬のサトノダイヤモンドの方が有利だと判断しました。

実際、キタサンブラックは今回、結構危ないのではないかと考えています。

前走後の武豊騎手のコメントの中に、「極限の仕上げ」、「馬場入りしてからのテンションがもうギリギリという感じだった」といった趣旨のものがありました。

レースのほうも、いつも勝っても負けても小差だった馬が0.4秒差の圧勝。

これらだけ見ても、JCがいかに勝負がかりだったのか、窺えます。

今回、1枠1番から出て、外から逃げ宣言している⑦マルターズアポジーを行かせなければならず、すぐ隣のゴールドアクターからマークされる展開が予想され、展開面でもJCほど楽にレースを支配することはできないのではないでしょうか。

それでも▲以下には落とせませんが、冒頭書いたように、なにしろ有馬記念ですから、ある程度の波乱を期待したいところです。

そこで、対抗は⑭シュヴァルグランとしました。

アルゼンチン共和国杯⇒JC⇒有馬というのは厳しいローテーションですが、ハーツクライ産駒らしく4歳秋になって急激に力を付けている印象で、タイプ的にも中山芝2500mは合いそうです。

枠が外になってしまいましたが、福永騎手がここに合わせて復帰してきたその意欲も買ってみたいと思います。

上位3頭は、オーナーの勢いという点でも今年を象徴する感じですね。

4番手、特注☆として④ヤマカツエースを取り上げたいと思います。

これも展望記事で触れたように、近年トレンドとなっている金鯱賞組、絶好ともいえる4番枠、中山で2戦2勝という馬場適性、穴馬の資格は十分だと思います。

今回馬体が絞れていれば、当然前年の覇者②ゴールドアクターも争覇圏内。

JCの時にも書いたように、ゴールドアクターサウンズオブアースは基本的にほぼ同じ実力。

中山ならゴールドアクターが上で、東京ならサウンズオブアースが上という理解で良いと思っています。

今回はゴールド押さえのサウンズオブアースは消しで。

以下、3着候補としてコース追いに戻して完全復活の⑧ミッキークイーン、中山向きの⑩アドマイヤデウス金鯱賞を叩いた⑬デニムアンドルビーまで。

マリアライトは昨年に続いて大外枠なのと引退レースということで、消してしまいました。

新馬戦、ホープフルS予想

最後に、今回も印だけですが、それぞれ予想を載せたいと思います。

<中山4R 新馬戦 ダ1200m>

◎ ⑬ブロードアリュール

○ ⑭サウスギガパワー

▲ ③ポリテクニーク

△ ②コハク、④ノースアリュール、⑤アトラクテヴアイ、⑧アニマルインミー、⑨ペイシャオブワキア、⑩シェリカスク、⑪ローザローザ

<中山5R 新馬戦 芝2000m>

◎ ⑤フライベルク

○ ④ケイパーストーリー

▲ ⑦デアレガーロ

☆ ⑩バラダガー

△ ①ブラックヘルト、②インスティンクト、③ジャカンドジョー、⑪ダンスアラウンド

阪神5R 新馬戦 芝1600m>

◎ ⑱ファヴォーラ

○ ⑥ディヴァインハイツ

▲ ⑯キスミーワンス

△ ①アルムハート、⑪ハギノエスカーダ、⑫レッドスイング、⑮エヴリトリック、⑰クインアマランサス

<中山9R 第33回ホープフルS GⅡ>

◎ ②レイデオロ

○ ⑤サングレーザー

▲ ⑪マイネルスフェーン

△ ④アドマイヤウイナー、⑥グローブシアター、⑦ビルズトレジャー、⑫メリオラ、⑬ベストリゾート、⑭コスモス

ホープフルSは、このくらいのメンバーなら来年GⅠに昇格できるんでしょうか?2~3頭を除いて1勝馬クラスの争いにしか見えないのですが。。。

いずれにしてもコスモスの芝での走りには注目ですね。

さてさて、どうなりますか。

今年もテレビ前での観戦になりますが、楽しみたいと思います。

それでは、今日も全馬無事で、好レースを!

最後までお読み頂き、誠に有難うございました。