こんにちは。
週中は時間があれば(正確には無くても。笑)競馬関係のニュースをチェックする習性が染み付いているわけですが、菊沢一樹騎手が一ヶ月の騎乗停止というニュースを読んだ時にはちょっと驚きました。どんな不祥事なんだろう、と思い、今日になって何となく理由が分かったわけですが。
当ブログで何かコメントしようかどうか、迷ったのですが、その行為の是非や処分内容について何かを言うつもりはなくて、ただただ「時代を感じるなぁ」と。
いかなる企業や組織においてもコンプライアンスが求められる時代で、どのような形でこれが表に出たのか(出る可能性があると判断されたのか)分かりませんが、例えば10年前なら内々で済まされていた事例なのではないかなという気がするんです。
(詳細があまりオープンにされていないので良く分からない部分もありますし、これが飲酒したことで補導されたとかならちょと話は変わりますが。)
仕事の上でも、未成年の学生さんなどとイベント等で交流を持つ機会がたまーにありますよね。
昔の感覚で「ちょっとくらい大丈夫でしょ」と酒を勧めたりするのは控えなければならないな、なんてことを部下に話してしまいました。
私が職場で話をする時は8割がた競馬に例えるので大体は理解してもらえないのですが(笑)、今日のは分かりやすい事例でした。
まあそもそも、最近の若い方は飲酒も喫煙もしない人が多くて、あまりオジサンに付き合ってくれない。。。とそんな話はどうでも良いですね(笑)。
新馬戦データの振り返りに戻りたいと思います。
今日は6-7月データの振り返りということで、馬主と生産者のランキング、あとはおまけでいくつかご紹介したいと思います。
2017年6-7月新馬戦 馬主データ
まずは、馬主別のランキング表からです。
前回同様、いわゆる「クラブ法人馬主」に個人的に色をつけていて、
緑っぽいのがノーザンF系(サンデーR、キャッロットF、シルクR)、
青っぽいのが社台F・追分F系(社台RH、グリーンF、G1レーシング)、
赤っぽいのがビッグRF・コスモVF系(ラフィアン、ウイン)です。
(牧場所有や個人所有(吉田夫妻等)はあえて色を外しています。)
6月に続いて、ラフィアンがかろうじてトップを守っていますね。
今年は特に夏場調子が良くて、31頭出走していて、わりと穴人気するケースも多いのに単勝回収率215%というのは本当に立派です。
というか、2勝以上あげている馬主はシルク以外全て単勝回収率100%以上ということで、優秀ですね。
今年の2歳馬を何頭所有しているのか分かりませんが、「スワーヴ」のNICKSが2戦2勝でランク入りしているのも7月時点とはいえ凄い話ですが。
まあ上位陣は7月終了時点のランキングとしては全く違和感ないなぁという印象です。
「シェイク・モハメドは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、モハメド殿下の馬は夏競馬殆ど出てきません。
(ちょうど先週、札幌で勝って今年は今のところ1戦1勝です。)
恐らくここからラフィアンは苦しくなっていって、秋から冬にかけて殿下の名前が登場してくるはず、ということで、両者の月別成績を過去3年分、まとめてご覧ください。
データだらけになってしまって恐縮ですが、、、新馬戦だけのデータですし、年ごとに好・不調は当然あろうかと思いますが、傾向としては明らかですよね。
ラフィアンは、2015年9月は調子が良かったですが、概ね世代の新馬勝ちは夏競馬に集中。
特にここ2年ほど、秋競馬以降のダート戦における単勝回収率はもの凄いものがあり、全馬黙って買っておけば儲かるレベルです。
またその時期になったら触れると思いますが、殿下ファン(いるのか分かりませんが。笑)の方はもう少しお待ちください。
ついでにしつこいようですが、社台RHがなかなか健闘していて、個人的に今年はちょっと応援しています。
2017年6-7月新馬戦 生産者データ
次に、これも6月と同様何の面白みもない、生産者別ランキングです。
もうノーザンについては触れなくて良いですよね(笑)。
馬主や厩舎などと組み合わせて死角を探る試みも、既にとらじろさんが尽力されていますので、ご参照頂ければと思います。
まあ結論、素直に買っておくのが良いということですね。。。
現時点でビッグレッドファームが上位にいるのも、ダーレー・ジャパン・ファームの名前が見当たらないのも、馬主のところで書いたのとほぼ同じ理由です。
生産者データに関しては、簡単ですがこんなところで。
2017年6-7月新馬戦 その他おまけデータ
今日は馬主と生産者ということで、ちょっと地味で馬券にもつながりにくいデータでしたので、おまけでいくつか、目に付いたデータを。
まずは馬体重データ。芝のレースのみ集計していて、上が牡馬・セン馬、下が牝馬です。
今年はなぜか、馬体重の軽い(420、430kg台)牡馬が活躍しているようです。
定石どおりの「小柄な牝馬」(同じ階層の牝馬)も単勝回収率88%で悪くないのですが、面白いデータですね。
明らかに異常値で、たまたまなのか、今年のトレンドなのか。
あと、これも定石どおり、「馬格のある牝馬」はそれだけで有利ですね。480~499kg、500~519kgともかなりの好成績です。
一方で、牡馬の大型馬は人気ほど走っておらず、叩いてからの狙いという、これもまあ定石どおりの結果でしょうか。
最後に産まれた月ごとのデータです。
これは常識どおりの結果になっているというか、6月はたまたまだと思いますのでここでは無視しますが、
1月生まれ>>2、3月生まれ>>4、5、6月生まれ
少なくとも夏競馬でデビューするような馬に関しては1月生まれのメリットが大きく、以下早ければ早いほど良いのですが、これはもう完全に人気に反映されてしまっているのですよね。
動きを見ていいなぁと思う馬がそのまま1月~3月生まれだったりもしますので、生月から狙い馬券を絞るのはちょっと難しいのかもしれません。
ということで、2日に分けてデータをまとめてみました。
基本的には毎週傾向はチェックしているので、また気づいた点があれば予想記事の中で触れていきますが、次は8月末、もしくは9月2、3日の開催終了後(そのほうがキリが良いですかね)に纏め記事をアップしたいと思います。
あと半日頑張れば週末の競馬が、そして新馬戦が待っています!
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。