人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦データ】2018年6月~10月14日① 騎手データを中心に。

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こんばんは。
ダノンプレミアムに続いてワグネリアンも天皇賞(秋)を回避と聞いて少なからずショックを受けているumassyです。

 

「3世代ダービー馬の対決」とか「近年稀にみる好メンバー」とか期待値が上りまくっていただけに非常に残念ですが、まぁ致し方ないですよね。
当日は私にとって人生初となる「一口出資馬のデビュー」も重なりそうな感じですので、いずれにしても現地には行きたいなぁなんて考えているのですが・・・この話はまた別の機会に。 

 

定期的にお届けしている新馬戦のデータまとめ記事ですが、今回は先週末、10/14(日)までのデータとなります。
私は新馬戦を3フェーズに分けて考えているのですが、2つ目のフェーズがちょうど約半分過ぎたということで、もう2018-19シーズンの新馬戦も折り返し付近なのですね。
(正確に調べていないのですでに半分終わっているのかどうかは分からないのですが・・・)

グランアレグリアを筆頭に牝馬のクラシック候補が次々と出てきている一方で、牡馬にこれといったのが見当たらず、時期的にも来年のクラシック大丈夫かなと心配になりつつある今日この頃なのですが、本当に大丈夫ですかね。

個人的にはヴェロックスが立て直せば大丈夫ではないかと淡い期待を持っているのですが、もしこれが大したことないとなると・・・
今月・来月当たりのデビュー馬に期待を託すしか無い状況ですが、グランアレグリアが相手関係とルメールの都合で朝日杯に回るなんて噂まで出てくる始末。
まぁこの馬が来春の牡馬クラシック挑戦となれば、辛うじて盛り上がりはするのでしょうけど。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、新馬戦データですね。
今日はいつもの通り、あまり直接予想の役には立ちづらい騎手データからとなります。

本当に個人的な趣味で申し訳ないのですが、毎年この「新馬戦リーディングジョッキー争い」の推移を見るのがライフワークのようになっていまして。。。お付き合い頂けたら嬉しいです。

それでは参りましょう。 

<対象データ>

  • 2018/6/2(土)~2018/10/14(日)
  • 芝120レース、ダ24レース
  • 芝1522頭、ダ336頭

 

新馬戦騎手データ

ランキング(芝+ダート全レース)

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騎手ランキングについては芝・ダート特に分けていませんが、早くもこんな状況ですか・・・
完全に「デム・ルメ」のマッチレースとなっていますね。

以前から私やとらじろさんのブログをお読みいただいている方にはお馴染みかと思いますが、とにかくミルコ騎手は新馬戦でも逃げることを嫌がらないですし、勝率・単回値が素晴らしいです。

とりわけ、1番人気の成績が【11-1-1-4】(勝率64.7%、単回値118)と非常に安定していますので、3連単派の方は頭固定で勝負がオススメかなと思います。

(先週、カントル2着付けの3連単を当てたのですが、あれはかなり薄いところを取ったことになるのですね・・・てかやっちゃダメな作戦でしたね。笑)


逆に勝率はそこまで高くないものの複勝率で上回っているのがルメール騎手で、取捨さえしっかりできれば三連複の軸としてはこちらの方が向いているのと、3連単で2・3着付けが良いのでは、というのは確か前回も書きましたかね。

ちなみに、表は載せていませんが、ダートのみのランキングだとルメール騎手が【3 1 1 2】と素晴らしい成績で単回値も100。
確か去年もそうだったかと思うのですが、【2 0 0 2】のミルコ騎手よりも勝っているのも大きな特徴ですね。

 

まぁデムルメは仕方ないとして(汗)・・・

その後ろは、昨年2人に次ぐ成績だった福永騎手、戸崎騎手を含む10名ほどが5~7勝で団子状態という感じですね。
今年のトレンドとして石川騎手が数字を伸ばしているのは8月時点でのまとめと同じ傾向。

ただ、やはりほぼほぼ相沢厩舎で稼いでいる状況で、ここ2ヶ月ほどは伸び悩んでいますかね。
先週末、2番人気(日曜東京5Rのフォークテイル)できっちり1着しましたが、そもそも人気馬に乗る機会自体が9月以降減ってきている印象です。


逆に、夏以降本当に良い馬に乗っているなぁという印象なのが7位の北村友一騎手ですね。例年ローカルで活躍するイメージなのですが、今年は中央場所でもかなり多くの素質馬が回ってきています。
(まぁ関西リーディング5位ですからそもそも「トップジョッキー」なのだから、と言えないこともないのかもしれませんが・・・)

1番人気馬での勝率が28.6%(2-2-1-7)とお世辞にも人気通り勝たせているとは言えないジョッキーなのですが、かといって無視するのも難しく、個人的には非常に悩ましい騎手の一人です。

 


あとはJRAの試験に落ちてしまい、モチベーション面が心配なモレイラ騎手は短期免許が切れるあと2週間でどこまで伸ばせるかというところですが、堀厩舎とのコンビで4戦4勝という圧巻の数字。

恐らく入れ替わりでムーアも来るのでどの馬をどこで下すのか、完全に堀調教師のさじ加減一つなのでしょうが、、、あまり逆らわない方が良さそうです。

あと、北村友一騎手と並んで個人的に取り捨てが難しいと感じているのが川田騎手で、今回はここについていくつか掘り下げて調べてみました。


川田騎手×馬主データ

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赤字はノーザンF系の馬主ですね。今回は一口クラブ法人以外に吉田勝己さん名義も入れてみました。

・・・何とも微妙な感じですね。。。
サンデーRは数字的にも良いのですが、キャロットと吉田勝己さんが各4戦1勝というのは、平均人気を考えても不満の残る数字です。

2017-18シーズンはシーズン通してもサンデーレーシング・吉田勝己氏名義1鞍、キャロット2鞍でしたから騎乗依頼そのものはかなり増えているのですが、今後どうなっていくのでしょうか。

 

川田騎手×調教師データ

もうひとつ、川田騎手に関して気になっているのがこのデータ。

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赤字になっているところなのですが、最近中内田厩舎の馬にあまり乗っていないのですよね。
ちなみに、以前ご紹介したかもしれませんが2017-18シーズンのデータがこちら。

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ほぼ中内田厩舎だけ買っていればOKという状況で、その意味では比較的買い時が分かりやすいジョッキーだったのですが・・・

例えば、10/8に行われた新馬戦(京都5R、芝1800m)。
私が本命にしたのは川田騎手騎乗のタンタラスで、まぁこれは血統・調教からもどう考えても本命だろうという感じではあったのですが、一方で中内田厩舎の2番人気馬シャルムダムール(幸騎手)は川田騎手が乗っていないこともあり、勝負気配ではないだろうと押さえの△を打ったのですが、結果3着。

さらに先週末、10/13の新馬戦(京都5R、芝1600m)も。
中内田厩舎の1番人気馬キュールエサクラ(藤岡佑介騎手)が2着したのですが、これも川田騎手が他の馬(池添学厩舎のバンクショット)に乗っていたこともあり私は押さえの△にしていました。

この辺りは単なる巡り合わせなのかもしれないのですが、川田騎手がノーザン系馬主の馬に多く乗るようになってきたこととも関係がありそうに思いますので、(あまり神経質になるのもどうかと思いますが)頭の片隅には入れておきたいと思います。

 

おまけ①予想印別データ

最後にいくつかおまけデータを。

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いつもお出ししている予想印別の成績ですが、8月時点からほとんど変わり無しですね・・・
確か、昨年の「フェーズ2」(夏競馬が終わってから11月の東京・京都開催が終わるまで)の時期は本命馬の単回値・複回値が100を上回っていたはずですので、単純に予想の調子が悪いですね。。。

もうこれは頑張りますとしか言いようが無いですが・・・去年に比べると予想にかける時間が増えている一方で当たらなくなっているような気もしているので、出来る限りシンプルに、考えすぎないようにしたいと思います。
なにしろ、人気馬が比較的素直に買える「フェーズ2」ですから。。。

 

おまけ② 人気別データ

・・・ということで、人気別のデータですね。
一応、期間全体とフェーズ2だけとで分けてお出ししてみます。

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・・・あれ?

 9月以降、1番人気馬があまり勝っていないのですね。

まだ期間途中ではありますが、昨年の9-11月は1番人気の勝率39.8%、単回値157でしたので、そこまでの信頼度ではありませんね。
もっとも、複勝率66.7%というのは昨年9-11月の63.3%と比較しても悪くない数字ですし、その代わり2番人気馬が勝率33.3%の単回値141と活躍していますので、ざっくり言って人気サイドが信頼できる、という事には変わりが無いのかなとも思います。

ただ、今年は何となくこの時期にしては予想していて「難しいなぁ」と感じる新馬戦が多いような気もしているので、この結果も頷けるものがありますね。

 

 

 ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

 

ということで、騎手ランキングを中心にここまでの今シーズンを振り返って参りました。
私の趣味オンリーの世界でしたが、お付き合い頂けた方、ありがとうございました。

 

次は種牡馬別のデータで、まだまだサンプルは少ないですがダート戦についても、さらには2歳未勝利戦の数字も交えてお届けする予定です。

 

それでは、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。