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中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【重賞予想】日本ダービー&目黒記念2019他の予想 川田騎手とヴェロックスに託します!

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お早うございます、umassyです。

いよいよやって参りました、日本ダービー。
個人的な事情で、今年に限っては「オークス>>ダービー」という感じではありますが、それでもダービーが特別なレースであることに何ら変わりはありません。


土曜日の競馬を見ていても、今の東京芝コースは引き続き時計がメチャクチャ速く、外枠だと全く勝負にならないレベルの「内枠・先行馬」有利。
Cコース替わりで例年通りの傾向なわけですが、本当に日本競馬の頂点を決める大一番を何故こんなにトラックバイアスがきつい日にやるのか理解に苦しみますが・・・

下馬評通り「3強」で決まるのか、今年も内枠の先行馬が穴を開けるのか。
早速予想の方に参りましょう。 

 

東京11R東京優駿(GⅠ) 芝2400m

現在の単勝オッズ

1番人気 サートゥルナーリア 1.6倍
2番人気 ダノンキングリー 5.1倍
3番人気 ヴェロックス 5.5倍
4番人気 アドマイヤジャスタ 20.5倍
5番人気 ランフォザローゼス 25.6倍

皐月賞直後から「3強対決」と言われ続けてきた今年の日本ダービー。
その3強が順調に本番を迎えそうであること、他にこれと言った対抗馬が出てきていないことから極端に偏った単勝オッズになってますね・・・

オッズ的には、まずサートゥルナーリアが1強というか、単勝1倍台の圧倒的支持を受けている上に、後の2頭にもそれなりの票が入っていることから4番人気が20倍以上、6番人気リオンリオンが約40倍という。。。
さすがに偏りすぎではないかというか、ちょっとここまでのオッズは記憶にないですよね。

あのマヤノトップガン・サクラローレル・マーベラスサンデーの3強で決まった97年の天皇賞(春)でさえも4番人気ロイヤルタッチの単勝オッズが11.4倍。
3着までに他の馬が1頭でも入ったら即波乱ということになるわけですが、さてどうなりますか。 

予想・買い目

◎ ⑬ヴェロックス
○ ⑥サートゥルナーリア
▲ ⑩クラージュゲリエ
△ ①ロジャーバローズ
  ②ヴィント
  ④サトノルークス
  ⑦ダノンキングリー
  ⑭ランフォザローゼス

馬連 ⑥-⑬
3連単 ⑬→⑥⑩→①②④⑥⑦⑩⑭(12点)

コメント

待ちに待った日本ダービー。
いつも言っているように、我々競馬ファンはこの日のために1年間予想をしてきていると言っても過言では無く、言うまでもないですが・・・当てたい、ですね。

あまりにも当てたいので素直にサートゥルナーリアから行こうかとも考えたのですが、本命は皐月賞に続いて⑬ヴェロックスにしました。
昨年ワグネリアンを本命にした時にも書きましたが、やはり新馬戦から見ていて一番応援したくなる馬をダービーでは買いたい。
それを今年も貫きたいと思いました。


実際、勝つ可能性も決してゼロではないと思っていて、決め手は皐月賞からの調整過程と鞍上の川田騎手ですね。
年明け3戦目の皐月賞であれだけ激しいレースをした後ですから、状態の維持が大きなポイントだったかと思うのですが、しがらきでリフレッシュすることもなく意欲の在厩調整。

今週、とらじろさんのブログで昨年のワグネリアンも在厩だったことを知ったのですが、馬房に余裕もないであろう中内田厩舎や昨年の友道厩舎が自厩舎に置いて調整を続ける時点でもう、並々ならぬ勝負気配が窺えますよね。


実際、1週前追い切りでは栗東CWコースで6F78.5秒、4F49.0秒のラスト11.5秒という攻めに攻めた猛時計をマーク。
さらに日曜にもそれなりの時計を出した上に、最終追い切りは単走ながらラスト11.5秒、全体時計も82.9秒とこれも結構な時計を出してきました。

相変わらず頭が高くてお世辞にも美しいとは言い難いフットワークですが、ずっとこれで結果を出してきていますし、これだけ攻めてJRA発表の追い切り後馬体重は前走時からプラス14キロ。
この調整過程が中内田師の(クラシックという観点からは)経験不足からくる「勇み足」でないならば。
皐月賞後さらに良くなったというコメントに騙されてみようかという気になりますね。


もう一つのポイントは、やはり川田騎手。
皐月賞の時と全く同じコメントになってしまうのですが、アーモンドアイの秋華賞、JCで日本人ジョッキーとしてただ1人、堂々と挑戦して敗れはしたものの2着を確保してきた彼ならば。
買った方としても、どんな結果になっても後悔が残らない騎乗をしてくれるでしょう。


恐らく「3強」の中で府中2400mの高速決着&切れ味勝負では最も分が悪いタイプなだけに、理想はラスト4F戦に持ち込んでのスタミナ勝負。
その意味では、枠は外になってしまいましたが、1角までに好位に取りつける脚もあり、好きなタイミングで動けるポジションも確保できる好枠とも取れます。

先週のオークスでは若武者・武藤雅騎手が果敢な逃げを打ったことでスタミナ勝負・地力勝負になりましたが、今週もリオンリオンに横山武史騎手、かつ外枠に入ったことで似たような展開が望めそうな点もプラスと思います。

内から①ロジャーバローズ、②ヴィントも好枠を利して前に行きたいでしょうし、意外と前が競るような予感もするのですが、できれば2番手グループを引っ張るようなポジション、少なくとも有力馬の中で一番前には付けて欲しいと思います。
逆に、レーン騎手がさっと2~3番手につけたら・・・結構そんなシナリオも浮かぶのですが・・・その時点でテレビを消すかもしれませんね(笑)。


そして、対抗はその⑥サートゥルナーリア。
これはもう、説明不要ですね。

皐月賞の時に書いたようにこの馬の強さは重々承知しているつもりですが、思ったよりは、それこそ私が思っていた「子供の中に大人が一人」というほどの能力差は感じられなかったというのが正直なところではないでしょうか。

もちろん、年明け初戦で仕上がりもソコソコ、抜け出してからも着差以上に余裕はあったのでひと叩きの効果を考えれば今回は圧勝しても不思議ないわけですが。。。


ただ、皆さんレーン騎手をずいぶん信じ切ってますが、いきなり短期免許で来た日本で単勝1倍台、無敗の2冠がかかった馬に乗るのって結構シンドイ状況だと思うんですけど・・・どうなんでしょ?

正直、この馬のミルコ→ルメールへのスイッチ自体も個人的には嫌悪感がありましたし、それを受けたルメール騎手のコメントにも不快感しかなかったことは皐月賞時にも書きました。
ルメール騎手が乗れなくなってしまったのも、競馬の神様からの何らかのメッセージであるようにも思えますし・・・こんなことを書くべきではないんでしょうが、ぶっちゃけこの馬には勝って欲しくないので、馬には何の罪も無いですが強さは認めつつ本命にはできませんでした。


正直、よほどの「何か」が無い限り今年のダービーはこの2頭のマッチレースになると思っています。
昨日書いた「3択」の中から、まずはこの2頭の馬連が勝負馬券。

あとは、無いとは思いますがスローの上がり勝負になった時の⑦ダノンキングリー(その時はヴェロックス着外もありそうですが)、スタミナ勝負になった時の⑩クラージュゲリエかなということで、後者が3番手。

この馬は、とにかく皐月賞前の調教が最悪に近かったんですよね。
それでいてソコソコの上がりを使って5着に好走ということで、上積みが見込めればダービーでは面白い存在になるかなと思っていました。

期待通り、調教もかなり良くなっていますし、脚質的にもタイプ的にも近代ダービー向きでは無いことは分かっていますが、穴で1頭選ぶならこれかなと思います。
(あまり気付かれていませんが、この馬もダノンキングリー同様「共同通信杯→皐月賞→ダービー」の王道ローテなんですよね・・・)


あとは3着候補の押さえで。
内枠で前に行ける1枠2頭、①ロジャーバローズと②ヴィントは昨年を想起すれば絶対に押さえなければならないですし、④サトノルークスも同様ですね。
池添騎手の一発もありそうですし、この3頭は能力・完成度は明らかに劣りますが、枠と脚質で一応の押さえを。


本当は⑫アドマイヤジャスタ、⑭ランフォザローゼズ、⑯シュヴァルツリーゼが穴候補だったのですが、土曜の競馬を見ていても枠順だけで消さざるを得ない感じ。
⑭ランフォザローゼズだけは「好きな馬枠」で残していますが、福永騎手にとっても昨年のワグネリアンに比べればよい枠(すぐ外がリオンリオンなのは嫌でしょうが・・・)という考え方もできますしね。

3連単の方はヴェロックス頭固定ですので、⑦ダノンキングリーも充分押さえになりますので△を付けています。
全く触れられませんでしたが、この馬も1週前追い切りかなり攻めてますよね。
戸崎騎手もダービーに賭ける想いは強いでしょうし、応援したい気持ちもあります。

切れ味が身上だけにペースが流れた時の東京2400mは気持ち長いかなぁとも思いますが、新馬戦でカレンブーケドールに勝っていますし、言われているほど距離不安は無いのかもしれませんよね。

東京12R目黒記念(GⅡ) 芝2500m

予想・買い目

◎ ④ムイトオブリガード
○ ⑦ゴーフォザサミット
▲ ⑪ポポカテペトル
☆ ①ウインテンダネス

三連複 ④-①⑦⑪-総流し(30点)
馬連BOX ①④⑦⑪
 

コメント

あまりこういうことは言いたくないのですが・・・ダービーが15:40発走で、最終の目黒記念が17:00。

例年通りダービーが10Rの目黒記念が12Rじゃダメだったのかなという素朴な疑問が止まらないですが・・・どうせしょうもない理由なんだろうなぁ。。。


まぁそんなことはさておき、目黒記念の予想です。
馬券的にはダービーよりこちらという方も多いでしょうね。

ブラストワンピースの参戦が何と言っても注目なわけですが・・・どうしてもネガティブなコメントになってしまうので控えましょうか。。。
斤量は全く問題ないと思いますが、脚質的にも頭は無いかなという印象ですし、勝負度合いも分からないので私は消しに近い押さえという評価です。


本命はアルゼンチン共和国杯2着馬④ムイトオブリガードにしました。
調教は相変わらず素晴らしいのですが、ここ3戦を見ているともしかしたらルーラーシップ産駒特有の難しさが出てきているのかもしれません。
その意味で武豊騎手への乗り替わりは魅力的ですし、逃げ宣言をしている⑬ケイティクレバー(本当に逃げられるのか甚だ怪しいと思っていますが・・・)もいますので、ある程度先行しつつ折り合ってくれるのではないかと期待しています。


相手は57キロですが日経賞を叩いた⑦ゴーフォザサミット、目黒記念が惜しい4着だった⑪ポポカテペトルに目黒威年1着、アルゼンチン共和国杯4着の①ウインテンダネス。

△は付けだすとほぼ全馬になってしまいそうなので、この頭数ですし三連複3列目総流しで。
ブラストワンピースは来たら仕方ないという感じで、トリガミにならない程度に傾斜をかけておきます。

 

その他注目馬・注目レース

京都4R障害未勝利戦

◎ ⑥ワンダープレジール
○ ③ヒロシゲセブン

2頭ともずっと追いかけている馬ですが、本命は3戦連続になります、⑥ワンダープレジール。

前走は1番人気を裏切ってしまいましたが、敗因は当時ブログにも書いたように押せ押せのローテーションでしょう。
直線ダートでホシルミエールの3着もある京都コースまで待って、しっかり立て直されたと信じて改めて。

そのレースで2着だった③ヒロシゲセブンも相当堅いと見ていますので、⑥の単勝と馬連かワイド③-⑥1点かなと思っています。
 

東京6R3歳500万下 芝1400m

◎ ⑥ミッキースピリット

昨日も1つ買いましたが、3歳500万下を。
今の時期の未勝利戦は基本的に手を出しませんので、(昨日は思い切っり外しましたが・・・)やはり買うならこのクラスですね。

ただでさえ内枠の逃げ・先行馬が有利な東京芝1400m。
土曜日の馬場状態を見て、ここは自信を持って⑥ミッキースピリット本命です。

相手も①グランソヴァール、④ステイホット、⑦プリミエラムールと真ん中より内の先行馬中心で、能力だけで来るかもしれませんが追い込み脚質の⑩ブーザーや外枠の⑮スマイルスター、⑯イチゴミルフィーユは飛んで頂きたいところです。
(ブーザーは流石に押さえますが。。。)

 

東京10Rむらさき賞(4歳上1600万下) 芝1800m

◎ ⑨ジェシー

ダービー・デイ恒例の準オープンハンデ戦ということで、ダービー資金確保のためにも当てたいレース。
川田騎手・ジェシー・今の馬場の東京芝1800mということで、これは出馬表見た瞬間本命ですよね。
ハンデも手ごろですし、当然1番人気になっていますが、これは堅いでしょう。

今の馬場で②フランツと③トラストケンシンが2頭とも来ることは考えにくく、上手く行けば両方飛んでくれるかなということで。。。
相手は前に行く⑥レッドイグニスに鉄砲実績もある⑧プレミオテーラー、前走トラストケンシンに勝っている⑩ファストアプローチ、さらにスケベ枠で菜七子騎手の⑤ワイプティアーズまで。


想定外にフランツとトラストケンシンが人気を吸ってくれていないので・・・ワイドだと回収できなさそうなので馬連でしょうか。。。
もしくは、その2頭を3列目に押さえた3連複か、オッズを見ながら。

 

京都11R白百合S(3歳L) 芝1800m

◎ ①アイリスフィール
○ ④ヒーリングマインド

2頭どちらを本命にするかかなり迷ったので2頭とも挙げておきます。
京都の芝コースはかなり外差し傾向になりつつあって、理想は内枠でしっかり脚を溜めて、直線上手く外に持ち出して差し切る形。

イメージが一番近かったのが①アイリスフィールでした。
男馬相手の新馬戦を見た時にオークス間に合うようなら見てみたいと思ったほどの馬で、順調に出世していますし、意欲の関西遠征を買って。
(多分、津村騎手はこの馬に乗りに京都行ってるんですよね?・・・カレンカカだったりして 笑)


一気の距離短縮で忙しい気もしますが、④ヒーリングマインドも相手関係からは魅力的ですね。

相手はやはりメンバーが一気に軽くなる⑦モズベッロ中心に、この頭数ですし総流しでも。
調教が一番良い⑧サヴォワールエメはジョッキーで、⑩グラディーヴァも距離延長で勝ち上がったハービンジャー産駒が再度の短縮という事で、この1・2番人気が飛んだらラッキーかなという感じです。

 

ということで、非常に長くなってしまいましたが、日曜日の予想でした。
ダービー当日らしく第1Rから異様に盛り上がること間違いなしですが、やはり全ての競馬ファン・競馬関係者にとって特別な1日。

東京・京都両場とも全馬無事で、好レースを!


最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。