人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【雑談記事】日本ダービーの感想など 来年のダービーに向けて・・・

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こんばんは、umassyです。


日本ダービーが終わって、まさに「祭りのあと」というか・・・脱力感に襲われまくっているのはきっと私だけでは無いですよね。
出張明けで書類仕事も山積みなのですが、全く手が動かず、現実逃避で久しぶりに雑談記事でも(笑)。

ちなみに、写真は先週出張で訪れた南相馬市で撮った相馬野馬追の像ですね。
震災後によくメディアでも取り上げられていましたが、いつか見てみたいなぁ。

今年も日本ダービーが終わってしまいました。

「歴史的大波乱」という報道も見られた今年の日本ダービー。
ちょうど予想記事の中でもトラックバイアスについて触れましたが、まさに今の馬場と枠順、さらに圧倒的本命馬の出遅れというアクシデントまで味方に付けたロジャーバローズが大金星をあげましたね。

せっかくなので、全馬着順くらいは作りましょうか・・・

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いくらなんでも「3強」に偏りすぎでしょうという話は予想記事でも書きましたが、12番人気だったロジャーバローズの単勝オッズが9,310円。
報道によって歴代ダービー最高配当とか歴代2位とか言われているようですが(どっちやねんって話ですよね笑)、少なくともターゲットで確認できる86年まででは断トツの1位。

その期間内で主な波乱が10年(エイシンフラッシュ、7番人気3,190円)、97年(サニーブライアン、6番人気1,360円)、96年(フサイチコンコルド、7番人気2,760円)くらいで、今年はまさに歴史的な日本ダービーになりました。


まず、勝ったロジャーバローズについてはとにかく位置取りが絶妙でしたね。
予想通りリオンリオンの横山武史騎手が1000m57.8秒のハイペースで飛ばすのをやや離れて追走、1000m通過が多分59.1~59.2秒くらい。
これもかなり速いペースなのですが、今の馬場を考えればやや速めの平均ペースくらいでしょうか。

さらに3番手以下(多分59.8~59.9くらいで1000m通過)が離れていて、全くプレッシャーも受けずに実質離した短期逃げの形になったのが良かったのでしょう。
残り400m地点で先頭に立つと、あとはひたすら粘りまくって、ダノンキングリーに交わされそうなところ最後まで抜かせずに1着ゴール。

なんとなく、ミッキーアイルのマイルチャンピオンシップを思い出してしまいましたが、あのレースについては当時こんな記事を書いていました。

 

スポナビブログからの移行記事で、図が無いと何が何だか訳分からなかったので、昔のデータを掘り起こして再現いたしました・・・

何を上から偉そうなことを言っているんだという気もしますが(汗)、あれからもう2年半ですか。。。
浜中騎手自身も苦しい思いをしてきたことと思いますが、これが良い切っ掛けになると良いですね。

昨年のように悲願達成で涙涙のドラマも良いですが、人気薄で本人もポカンとしたような、笑顔のダービー制覇も、これはこれで良いというか。
どちらかというと、あの出来事を含め色々な思いが去来したであろう師匠の坂口先生の涙や、小さな牧場にとってディープインパクトとの配合は大きな賭けであっただろう飛野牧場オーナーの嬉しそうな生産者インタビューなど、なんとなく周辺の関係者にもドラマを感じる、そんな日本ダービーでした。


そして、何と言っても惜しかったのは2着のダノンキングリーでしたね。
折り合いに難があるだけに距離不安もありましたが、上述したようなハイペースでスムーズに追走できたのが良かったのと、3強の中で一番前のポジションを取り、直線も早めに前を捕まえに行った戸崎騎手の積極的な競馬が光りました。

直線、外に膨らんでいったのは相手がサートゥルナーリアと見たのか、ただ単にその方が坂を登りやすかったのか。
もし前者だとしたら完全に相手を間違えた結果の敗戦なわけで・・・昨年に続いて惜しい2着で、戸崎騎手は眠れなかったでしょうね。。。


この1・2着を見ると、まさに「ダービーは運の良い馬が勝つ」という格言そのものだなぁと感じずにはいられません。



そして、私の本命馬ヴェロックスはかなり離された3着に終わってしまいましたが、これは思っていた以上に外枠が応えたのでしょうか・・・
思っていたよりポジションも取れませんでしたし、思っていたより川田騎手が積極的な競馬をしてくれなかったというのが率直な感想ですね。


1コーナーの入りはあれ以上行けなかったとしても、3~4コーナー辺りからもうちょっと早めに前を捕まえに動いてほしかったのですが・・・回りの関係なのか、東スポ杯でも勝負所で置かれてしまったように、東京コースが合わないのか。。。

一度は完全に外から抜いて突き放したサートゥルナーリアを差し返してくれたように、直線最後までしっかり(相対的に)伸びていたのはニシノデイジーとこの馬くらいでしたので、スタミナ脚の持続力が上位であることは改めて示せたと思うのですが。
POG期間は終わってしまいましたが、順調に行ければ菊花賞で改めて応援したいと思います!



サートゥルナーリアに関してはもう、スタートが全て。
もしかしたらスターターも昨日は眠れぬ夜を過ごしたかもしれませんが(笑)、乗り替わりの件を含めて、どこか歯車が噛み合っていなかったという事でしょう。

ちょうど、レーン騎手という素晴らしい「代役」が見つかったことで皆余りにも楽観視してしまっているのでは、というのも昨日の予想記事で指摘した通りで、今年はこの馬の年では無かった、それに尽きると思います。
あの展開で上位争いしているわけですから、決して力負けでは無く、かと言ってブライアンやディープの時ほど他馬との力差はなかったのだ、という整理で良いと思います。



予想の方は△→△→◎で不的中。
これは結構悔しかったですね・・・

なんとなく、交流GⅠでの馬券の外し方に似ているなぁと思ったのですが、絞って3連単じゃないと絶対儲からないだろうという頭があって、今回も3連複万馬券なので、まぁこの組み合わせを抑えられたかどうかは別として全然3連複でも良かったのですよね。

せっかく単勝1倍台が飛んでくれて本命馬が3着に入って、押さえていた穴馬も来ているのに馬券が全滅というのは・・・競馬をやめるまで続くことなのでしょうが、大いに反省ですね。。。



何だかんだ長々と書いてしまいましたが、やはり日本ダービーは特別ですね。
トラックバイアスのことばかり強調してしまったかもしれませんが、ヴィントやサトノルークス、リオンリオンなどが沈んでいく中、「3強」を破ったロジャーバローズが素晴らしいダービー馬であることは言うまでもありません。

本当は来週以降のことも色々書こうと思っていたのですが、もう次の週末からは新馬戦がスタート。
我々競馬ファンにとっては次のダービー馬を当てるための長い長い予想の旅がまた始まるわけで・・・いや、もう始まっていると言っても良いですね。


当ブログにとってもこれからが「本番」ということで、今週は昨シーズンの新馬戦データ振り返りなど、出来る限り毎日更新したいと思っています。


POGでも大人気のリアアメリアがデビューしますし、超豪華メンバーの安田記念もありますので・・・また1週間、頑張って予想して参りましょう。

 

 

それでは、とりとめのない話でしたが、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。