人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】9/7週の振り返り ついにアルジャンナ始動。

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今晩は、umassyです。

台風が心配された先週末でしたが、競馬開催はギリギリセーフで雨も降らずに行われたものの、夜から未明にかけて関東地方は大荒れでしたね。
とらじろさんのご自宅も大変だったようで(停電、復旧されましたでしょうか・・・)心配ですが、妻の実家(千葉寄りの茨城)でも停電やら大きな物が飛ばされたやら大変だったようで・・・

成田空港も大変なことになっているようですが、一日も早く交通やライフラインが復旧しますように。


私個人としては、金曜日の時点でこうなることはある程度予測できたので、今日は予定等はリスケして社員全員のんびり午後出社。
幼稚園も自由登園だったのでお休みさせて、午前中は子供たちと遊べたのでそれはそれで良かったのですが 。。。

津田沼駅のニュースなどを見ると、こういうのは昭和・平成の笑い話で終わらせて欲しかったなぁと感じざるを得ないですね・・・

あの中には病院など公共性の高いサービス業に従事する方やその病院に通われるなどどうしても電車に乗りたい方も一定数いたはずで、、、
なかなか難しい問題ですが、少なくともあれが「異常だ」と感じる社会であるべきですし、日本も変わりつつあるとは感じていますが、何とかならないのかなぁと心から思います。


さて、ツイッター等ご覧の方はご存知の通り、日曜日はとらじろさん、カントリーマンさん、ぬぬぬのぬさんと中山競馬場で現地観戦。

「中山来ました」と書きたかったのか(笑)
7番人気単勝66.4倍の⑪クリノヤタガラスが惜しくも4着だったのが1日を暗示していたのか・・・
どうも本命にした人気薄が4~5着というのが多い1日だったのですが、唯一の見せ場が阪神10R。

8番人気単勝26.2倍のマイネルネーベルが勝ってくれたことでほぼプラマイゼロまで巻き返したのですが(この日の調子をお察しください)・・・

セントウルSはラブカンプーから、京成杯はプロディガルサンから買ってあえなく撃沈、逆転を狙った、そして買いすぎてしまった(涙)最終レースもハズレで馬券収支の方は残念な結果に。


ただ、久しぶりの現地を存分に満喫しましたし、いつも思うのですが皆様良い方ばかりで、朝からあっという間の1日を楽しめました。

ちなみに、マイネルネーベルの馬券を置いているのがとらじろさんのお土産の招き猫(座布団付き)とカントリーマンさんのお土産の必勝お守り。
色々とお気遣いいただき本当に有難うございました!


ということで、ここまでで1ブログ分くらい書いてしまったので本編を読んで頂けるか非常に心配なのですが、、、先週末の新馬戦回顧に参りましょう。

 

↓予想記事です。スターズプレミアは2着デビューでした。

9/7(土)阪神4R新馬戦 芝1400m(牝)

結果・ひとことコメント

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ここは仕方ないかなということで単勝1倍台の⑤フェアレストアイル本命でしたが、やはりメンバー的に抜けていましたね。

逃げた③ミキノエイトビートと岩崎翼騎手のペースが3F35.6の4F47.4。
かなりのスローペースにも関わらず序盤は追っ付けながら3番手追走であまり行きっぷりは良く無かったのですが。

3~4角から直線にかけても追って追ってという感じながら最後は突き放しての完勝。
本質的には距離不足だったのでしょうし、使って前進気勢も出てくるとは思いますが、上で活躍するにはもう少し成長が必要かなとも感じるデビュー戦でした。

次走以降注目馬

⑥アカイイト(2番人気4着)

非常に分かりやすい次走注目馬ですが、まぁ取り上げざるを得ませんよね。
まさかの出遅れで序盤は腹を括って後方待機。

教育に徹したような乗り方でしたが、最後はインから良く追い込んで4着。
開幕週の馬場というのもあり内を選択した福永騎手の好騎乗もありましたが、もちろん抜けた上がり最速(2位は7着の⑨クレドラネージュ33.9秒)ですから、相手関係次第ですぐにチャンスが来るでしょう。 

9/7(土)阪神5R新馬戦 芝1600m

結果・ひとことコメント

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抜けた1~3番人気がそのままの着順でゴールして、後ろはかなり差がありましたので人気・実力ともこの3頭がかなり抜けていましたね。

とりわけ、勝った⑤クラヴァシュドールは本当に強かったですね。

レースの前半3Fが36.6秒、4Fが49.5秒に対して上がり4Fが45.9秒の3F33.5秒というこのコースらしいかなりの後傾ラップ。
道中は好位集団のやや後方、2・3着馬を見るようなポジションから直線も一瞬置かれるような雰囲気だったのですが、エンジンが掛かってからは外から素晴らしい伸び。


ラスト坂を登り切ってからグイっと伸びて瞬く間に1馬身半差付けた脚は間違いなく重賞クラスで、またまた。
またまた、ハーツクライ産駒の牝馬でクラシックまで楽しみな馬が1頭出てきてしまいましたね。
まだ出てくるんでしょうか。。。今年は本当にどうなってるんだと言いたいほどの大豊作ですね。


自分の出資馬もいるのであまり認めたくないというのが正直な気持ちでもあるのですが、2・3着馬の差は現時点での仕上がりやレースセンスの差かなと思う一方で勝ち馬とはとてつもない差を感じました。。。

いずれにしても好レースでしたし、この3頭に続く4・5着馬辺りまでは勝ち上がれるのではないでしょうか。

次走以降注目馬

②スターズプレミア(2番人気2着)

例のごとく出資馬びいきで申し訳ないのですが。
正直、「相手が悪かった」としか言いようが無い2着で、内容としては完璧に近かったと思います。

一番速いスタートを切って、「うわ~逃げて欲しく無いなぁ」と思いながら見ていたのですが、外から⑨エイシンマホロバ、⑩ウォーターモーストが行ってくれたことで前に馬を置きながら馬群で折り合いをつける教育もできましたし、4角から直線にかけても前2頭の間狭いところをスパッと抜けてきて。

その抜けるときの脚が非常に速く、結果論ですがもう一呼吸待った方が持ち味が生きたのかもしれないのですが、少し先に抜け出しを図っていた3着馬④ゴルトファルベンは抑え切りましたので、好内容だったと思います。

川田騎手もコメントされていたように、最終的には1200~1400の馬だと思いますが、3歳春まではなんとかマイル路線で夢を見させてほしい、そう思える逸材ですので順調に行って欲しいと祈っています。

9/7(土)中山5R新馬戦 芝2000m

結果・ひとことコメント

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意外と、と言ったら失礼なのかもしれないのですが好レースでしたね。
ここも人気通りの決着で、勝ったのは1番人気④ブレッシングレイン。

この距離ですから当然スローで流れるのですが、逃げた①ソステヌートペダルのペースは800m50.2秒の1000m63.3秒。

全然関係ない話なのですが、この「ソステヌートペダル」、通常グランドピアノの真ん中に付いていて、庶民の(=グランドピアノが家にあるような家庭で育ったわけではない)私は存在すら知らなかったような代物です。
だから何だと言われたらそれまでなのですが、私が大好きなドビュッシーの曲で使ったりするらしく、何となくあこがれの響きだったりします・・・本当にどうでも良い話ですね(笑)。


話を戻すと、そこから徐々に12.6-12.3とペースが上がっていって、ラストも11.7-11.4-11.0という非常に美しい加速ラップ。
4角2番手から抜け出して押し切りを図った③ブリジャールも戸崎騎手らしい非常に上手い競馬だったのですが、このラップを33.6秒の上がり最速で差し切ったブレッシングレインは強かったですね。


日曜日にレコードが出たほどの高速馬場とは言え、新馬戦としては非常に優秀な時計でもあり、これは今後も楽しみです。

次走以降注目馬

①ソステヌートペダル(6番人気3着)

まぁ2着馬を挙げても良いのですが、こちらを。
名前が良いのもありますが(笑)、オルフェ産駒の最内枠からこれだけ上手な競馬をするとは思いもよりませんでした。

手前の関係かコーナーで膨れるなどまだまだ心身ともに成長が必要なようですが、使っていけばさらに良さが出てくると思います。

 

9/8(日)阪神3R新馬戦 ダ1400m

結果・ひとことコメント

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人気2頭のワン・ツーというのはある程度想像通りだったわけですが、勝ったのは2番人気の⑧アルコレーヌ。
しかも、2着以下に5馬身の大差をつける圧勝ということで、これは予想以上の走りでしたね。

スタートは決して速くなかったのですが、3角前までに2番手まで押し上げる強気の競馬。
3F36.0秒の4F48.5秒という事でそんなに遅いペースでは無かったのですが、直線追ってきた1番人気の③サイレントスウープが伸びあぐねるのを尻目に上がり37.6秒とメンバー最速で突き放してゴール。
完勝でしたね。強かったです。 

次走以降注目馬

①シゲルガリレオ(8番人気3着)

ちょうど隣で観戦していたカントリーマンさんと「『シゲル』の人気薄」(もっぱら障害の話ですが)をしていたのもあって非常に印象に残ったこの馬を。

このコースで最悪な最内枠、出遅れから2着馬に迫る3着ということで、これはかなり驚きました。
圧勝の勝ち馬は致し方ないとして、上がりも2位でこれは本当に恐れ入りましたね。
 

9/8(日)中山3R新馬戦 ダ1800m

結果・ひとことコメント

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予想記事でも非常に難解と書きましたが、内枠ミルコの1番人気馬②イモータルスモークがまさかの出遅れず(笑)逃げ切り勝ち、他の人気馬は掲示板にも乗らずということで、やはりカオスレースでしたね。。。

ダートのレースとしてはかなり珍しいほどの「溜め逃げ」で、1000m通過は衝撃の67.4秒。
ここから上がり最速を繰り出されては他馬に勝ち目はなく・・・前2頭で後続に10馬身差の勝利というのをあまり額面通りに評価しない方が良いかなと思います。

次走以降注目馬

特になし 

 

9/8(日)阪神5R新馬戦 芝2000m

結果・ひとことコメント

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タイトルにも書きましたが、仕切り直し戦になった②アルジャンナ。
土曜日の阪神5Rも良かったですが、先週末はやはりこのレースですね。

実はこのレースの時はこの後写真付きでお届けする中山5Rのパドックにいて、リアルタイムで観ることはできなかったのですが。
これも隣のカントリーマンさんと話していて、折り合いに不安があるこの馬を明らかに劣るメンバー相手の新馬戦で教育しながら勝つにはスタート出さずに後方から行くしかないよなぁと思っていたのですが、川田騎手はその通りのレースをしていましたね。


ただ。
それでも終始かなり折り合いに苦労している雰囲気で、予想記事でも書いた通りこの点は今後も課題として付きまとっていきそうですね。
小倉での除外で新馬戦としては仕上がり切ってしまったことによる一時的なものであれば良いのですが・・・3歳春まではクラシック路線を目指すのでしょうから、なんとか克服して欲しいところです。


レース内容としては特筆すべき部分はありませんね。
超スロー(1000m65.2秒)から上がり3ハロン戦(11.5-11.1-11.4)になりましたが、川田騎手はじっくり構えて交わしてからは抑える余裕で、勝ちさえすればそれで良いという競馬に徹していました。
真価が問われるのは今後だと思いますので、ただただ成長に期待です。

次走以降注目馬

特になし

勝ち馬以外は。。。ですね。

 

9/8(日)中山5R新馬戦 芝1600m

結果・レース回顧

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通常は勝ち馬を中心に「ひとことコメント」のみですが、せっかく現地観戦してこのレースはパドックも見ましたので、その時のお話しも交えて回顧して参りましょうか。

まずは人気の2頭から。

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2頭とも仕上がりの良さという意味では抜けて良く見えましたね。
特にシャインガーネットはオルフェ産駒らしい栗毛の綺麗な馬で、一目惚れしてしまうようなべっぴんさんでした!

私が本命に期待していたシベールもすっきり好仕上がりだったのですが、小柄なのもあってやっぱり非力な印象も否めない感じでしょうか。
確か④セイウンハテンコウ辺りがいなないていたりしたいた若駒らしいパドックでしたが、2頭とも私が見た範囲では落ち着いていい雰囲気で歩いていました。


あとは個人的に良く見えた馬を。

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カナタだけアップになってしまってたので縮尺が変になってしまいましたが、これはいかにもダイワメジャー産駒という感じ。
写真を取り忘れてしまった①フロイデンベルクにも言えるのですが、素人目にも筋肉量豊富で、まぁ良く見せますよね。

フロイデンベルクの方は528キロもあるのですが、そこまで重苦しさも無くて、レースでは出遅れて6着と残念でしたがこれも先々は走って来そうです。


ぬぬぬのぬさんも良いと仰ってたウィルビーハッピーも、この写真で見る以上に余裕残しの馬体ながら、落ち着いて繋ぎの柔らかさも感じる良い歩き。
(ハービンジャー産駒にしては小顔でスタイル良い気がしますよね 笑)

これもレースは後方からになってしまいましたが、3~4角ではちょっと見せ場がありましたし、せっかくパドックで観ましたのでこれからも応援しようかなと思っています。

ちなみに、ぬぬぬのぬさん(山口オーナーのシャインガーネット本命で単勝1着付け勝負予定)がおもむろにスマホを取り出したので、
「お、やっぱり本命馬を撮るんだな」と思いつつ、
「なんで真正面からのポジションに移動したんだろう」と微かな疑問も感じていたところ、激写したその先にいたのが⑤エスプロジオーネに跨った藤田菜七子騎手だったのはここだけの話です。


レースの方は、かなりバラついたスタートで②ポルトベーロと④セイウンハテンコウがロケットスタート。
この2頭に⑬タイニーベイビーが絡んでいって前3頭はやや速くなりましたね。

前半600mが35.1秒の800mが47.6秒。
レースの上がりが48.0-35.2ですからほぼイーブンで新馬戦としては速い流れと言えるでしょう。

前3頭を見る絶好の位置に⑦シャインガーネット、これを射程に入れてマークするように中団外を追走する⑭シベール。
田辺騎手が3~4角早めに前を捉えに行くと、三浦騎手もピッタリ付いて行って4角での手応えは外のシベールの方が楽に見えたくらいだったのですが。。。


ラスト200m辺りでシャインガーネットが競り落として先頭に立つと、後方から馬群を捌きながら猛追してきた⑥シングンバズーカの追撃を何とかしのぎ切る形でのデビュー勝ち。
田辺騎手もゴール前で思わず驚いたように外を見ていましたが、この2着馬も物凄い末脚でしたね。

目の前で見ていたから、というのもあり、本線サイドで3連複的中したから、というのもあったりしますが、期待以上の好レースでした。

次走以降注目馬

⑭シベール(2番人気3着)

叩けばさらに良くなりそうな⑨カナタ、①フロイデンベルクの5・6着馬や前に行って粘った4着馬にも注目したいですが、ここでは本命に期待したこの馬を。

大外枠も幸いしてやや出負けしたのは問題なくリカバリーできましたし、3~4角での手応えを見た時は勝てるかなと思ったほど。
センスの良さを感じましたし、上述したようにすっきりと仕上がっていた一方で非力さも感じる馬体でしたので、これからしっかり鍛えて力が付いて来れば未勝利はすぐ勝てそうです。 

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで、出資馬がデビューしたり現地参戦したりで 盛りだくさんな分長くなってしまいましたが・・・秋競馬開幕週を振り返りました。

馬券的にはもうちょっと頑張りたかったところですが、まずまずでしたし何より「中央場所」に戻ってメンバーの質も一段階上がった印象を受けますね。
本来は最も素質のある2歳馬がデビューするはずの(近年はやや位置付けが変わりつつありますが・・・)「フェーズ2」。

今週末以降も注目馬がどんどんデビューしますし、予想の方も頑張って参りたいと思います。


今週も忙しいので「やるやる詐欺」になってしまいそうですが・・・第1フェーズのまとめ記事も出来る限り1つはアップしたいと思っています。

それでは、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。