人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】7/25週の振り返り 何と言ってもリフレイムのインパクトが…

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こんばんは、umassyです。

実は今日のお昼休み位に新馬戦の回顧が終わりまして、あとは前書きを書いてアップするだけだったのですが。。。すっかり終わった気になっていて忘れておりました(笑)。

11時頃気付いたので、せっかくだからとナッソーSの中継を見終わってから更新にしましたが・・・
昨年勝った相性の良いコースだっただけに、斤量なのか年齢からくる衰えなのか。。。残念な結果になってしまいましたね。

 

それでは、気を取り直して。
先週から2場開催ということで7鞍のみとなりますが、早速振り返って参りましょう。 

 

↓予想記事です。「&障害戦」のバッテン目立ちすぎですかね(笑)

7/25(土)の新馬戦(結果+ひとことコメント)

札幌5R 芝1200m

f:id:umassy:20200729202935p:plainレースラップ:12.5 - 11.3 - 11.8 - 12.0 - 11.7 - 12.0
前半3F35.6 - 4F47.6 ⇒上がり4F 47.5 - 3F 35.7(Mペース


少頭数のレースで、軽快に逃げた⑤スマートジュリアンが逃げ切るかなと思った所を最後良く伸びた②フクノブラーニュが差し切り勝ち。
パドックでは緩く映りましたし、勝負所でかなり手が動いていたように本質的にはもう少し距離が伸びた方がレースしやすいタイプでしょう。
メンバーレベルも時計も平凡ですが、ある程度評価できる内容だったと思います。 

 

★次走注目馬★

特になし

マトモに買えるのは④レゼールくらいかなと思っていたのですが、案外でしたね…

新潟5R 芝1600m

f:id:umassy:20200729202959p:plainレースラップ:12.9 - 11.2 - 12.0 - 12.5 - 11.9 - 11.0 - 11.2 - 12.1
前半3F36.1 - 4F48.6 ⇒上がり4F 46.2 - 3F 34.3(Sペース


この週末、一番のインパクトを残したのは何と言ってもこの馬ですよね。

⑮リフレイムの勝ち方について、もう説明は不要と思いますが・・・本当に木幡巧也騎手が落ちなくて良かったなと思いますし、振り落とされかけながら(実際入線後に振り落とされるわけですが)ほぼ「天神乗り」状態で一生懸命追おうとしている姿が印象的でしたよね。

個人的にちょっと意外だったのがこのラップで、途中からハナを奪って押し切った形だけに、このコースの新馬戦としては異例のハイペース・・・だったと思いきや、実はいつものスロー→上がり勝負になっていたのですね。
(最後の1Fかかるのも、直線が「長すぎる」このコースではままあること。)

その意味では、芝の「上り勝負」をアメリカンファラオ産駒が、それもあんな状態で勝ち切ってしまった事に恐ろしさを感じますし、この馬はあらゆる意味で規格外。
恐らくポテンシャルだけなら優に重賞レベルを超えると思いますが、これから先競走馬として大成することが出来るのかどうか。。。非常に興味深いです。

 

★次走注目馬★

勝ち馬のインパクトが大きすぎてもう何も考えられない感じですが・・・2着馬⑰ギャリエノワールも相当に破天荒なレース振り。

前述の通り、見た目のハチャメチャさとは異なってスローからの上がり3F戦というテンプレ新馬戦、上位馬はみんな4角で前にいた馬たちという中、出遅れて4角13番手という絶望的な位置から普通なら勝っていたはずの2着まで追い込みました。

その推定上がり3ハロンタイムが、なんと32.5秒。
新潟競馬場の芝マイル新馬戦では、過去にウラヌスチャームとウーマンズハートが32.0秒という信じられない上がりで勝っていますが、32.5もなかなかお目にかかれない数字。
上がり2位が33.6秒ですから、これは流石に次走確勝クラスだと思います。

 

新潟6R ダ1200m

f:id:umassy:20200729204931p:plainレースラップ:12.3 - 11.0 - 11.6 - 12.7 - 12.3 - 12.4
前半3F34.9- 4F47.6 ⇒上がり4F 49.0 - 3F 37.4(Hペース


この条件らしい、前半からガンガン飛ばして前に行った馬が粘り込むレースでしたが勝った①ラストリージョはインの5番手で溜めて、直線外から見事な差し切り勝ち。
稍重とはいえ、時計も優秀ですね。

馬群がバラける展開で最内枠が不利に働かなかったという事なのか、、、それにしてもこの条件で馬番①、②、③の3頭が上位と言うのも不思議な新馬戦でした。

 

★次走注目馬★

②イルデレーヴはミッキーアイル産駒だけにこの条件どうかなと思ったのですが・・・走ってしまいましたね。
道中何故か⑦ドロームの外を走っていましたが、4角でも前2頭の外を回して早めに進出したものの、ラストはやや一杯になってしまい③サトノアポロンも交わせず3着。

やっぱり芝じゃないかなぁという気はするのですが・・・短距離適性は見せましたので順調なら次走狙いたいです。

あとは、後方から追い込んできた5着⑨マリノエンブレム、6着④マイコレット(この2頭の差はコース取りの分だけです)にパドック余裕あるように見えた4着馬⑦ドローム辺りも、このレースはマークしたい馬が多いですね。

 

7/26(日)の新馬戦(結果+ひとことコメント)

札幌5R 芝1800m

f:id:umassy:20200729204954p:plainレースラップ:13.2 - 12.1 - 13.3 - 13.3 - 13.2 - 12.6 - 11.4 - 11.0 - 11.2
前半3F38.6 - 4F51.9 ⇒上がり4F 46.2 - 3F 33.6(超Sペース

滅多に使わない「超Sペース」表記ですが、スローからの瞬発力勝負がデフォルトの芝マイル新馬戦とはいえ・・・少頭数もあってずいぶん極端なレースでしたね。 

小回りコースだと4F戦になるケースも多いのですが、さほどペースが上がらず3Fから11秒台前半が続く形で、当然逃げ馬が有利ではあるのですが、それでも。
いつも言っているようにスローでも必ず逃げ切れるわけではありませんし、どんなにペースが遅くても①バスラットレオンが出した逃げて上り33秒台というのは簡単に出せる数字ではありません。

・・・とはいえ、2着馬も同じ33.6秒で他にも34.1秒が2頭いますので。。。非常に評価が難しいですね。
勝ち時計は超スローも加味すれば超抜レベルで、ラストはまだまだ余裕がありそうなフットワーク。
予想記事でも書いたように追い切りも不足で取りあえず少頭数だし出しただけと思ってしまったくらいですので・・・めっちゃ強いような、そうとも限らないような。

恐らく札幌2歳Sに出てくる(矢作先生ですしひょっとしたら1番人気?)でしょうから、そこでの走りを見てから判断したいというのが正直なところです。

 

★次走注目馬★

特になし

ミルウを挙げようか迷いましたが・・・とにかく評価が難しいレースでここはパス。

新潟5R 芝1800m

f:id:umassy:20200729205020p:plainレースラップ:12.9 - 11.4 - 12.1 - 13.1 - 13.3 - 13.1 - 11.5 - 10.8 - 11.3
前半3F36.4 - 4F49.5 ⇒上がり4F 46.7 - 3F 33.6(Sペース


勝ったドゥラヴェルデは、やや上ずったスタートで1~2馬身の出遅れでしたが、二の脚ですぐに中団までリカバーできましたね。
1000m通過が62.8秒、次の1Fも13.1秒から上がり3F勝負になるという典型的な新潟芝1800mの新馬戦でしたが、直線では外に出しながら抜ける場所を探す余裕。

調教では克服できていた左にヨレる癖が出てしまって北村宏司騎手も修正しながらという感じで目一杯は追えませんでしたが、それでも前が開くとラスト1Fだけで3馬身突き放す完勝。
スローからのヨーイドンでこれだけ後ろを離すのですから、このメンバーでは抜けていました。

キムテツ先生も、心身共に一段成長しないと上のレベルでは戦えないから・・・というコメントでしたが、「上のレベル」と言うのがクラシック戦線を見据えた発言であるのは間違いないところで、それだけの期待を抱かせる馬なのも確かです。

じっくり休んで成長を促し、順調なら11月の東京開催、年内は使っても3戦という事ですから。。。あのレースを使って、もし勝ったらあのレースという「コントレイル・ローテ」なのかなぁなんて夢想してしまいますが、まずは怪我無く、無事に行って欲しいです。

ちなみに、2着に頑張ってくれた⑫レッドルーベンスもいつでも勝ち上がれる力があるのは分かったということで、権利は使わずまずは休ませて秋の東京辺りということでした。
こちらもまずは勝ち上がりを目指して、良い「夏休み」を過ごして欲しいと思います。

 

★次走注目馬★

1番人気の⑨ヴェルナーは、予想記事にも書いた通り不安の方が多い馬でしたが2着とはそれほど差が無い4着とやはり力がありますね。
パドックでは気性的な幼さも見せていたようですし、直線長いコースも本質的に向かないと思いますので、条件合うレースならすぐ勝てると思います。

 

札幌6R ダ1700m

f:id:umassy:20200729205043p:plainレースラップ:6.9 - 11.0 - 12.6 - 12.7 - 12.9 - 13.8 - 13.1 - 12.4 - 12.8
前半3F? - 4F? ⇒上がり4F 52.1 - 3F 38.3(Hペース

 
これは③ショウリノカンパイが楽勝でしたね。
好スタート、好ダッシュでしたが、外から④レガーメダモーレが強引にハナを奪って行ってからは終始やや噛み気味に見えましたものの何とかギリギリ我慢。

田中勝春騎手が促したのは3コーナーで外から②デルマミロクが来た時と、直線で逃げを交わす一瞬だけであとはほぼ馬なり。
時計は平凡ですしメンバーレベルも低かったものの、強い勝ち方だったのは確かです。

 

★次走注目馬★

特になし 

 

新潟6R 芝1400m

f:id:umassy:20200729205112p:plainレースラップ:12.6 - 11.0 - 11.6 - 12.2 - 12.3 - 11.3 - 11.3
前半3F35.2 - 4F47.4 ⇒上がり4F 47.1 - 3F 34.9(Mペース


内回りで前傾~平均ラップになることが多いコースなのですが、このレースはスローからの上がり2F勝負になりましたね。
(一応表記はMペース扱いにしています。)

勝った②サルビアは 内枠でしたが先行勢の1列後ろのインでしっかり折り合い、前がずいぶんバラけてくれたお陰もあって直線はスムーズに逃げた3着馬の外から先頭に。
断然の1番人気馬が外から猛追しましたが、内からしぶとく抵抗して凌ぎ切るなかなかの競馬。

距離はこれ位でしょうし、ダイワメジャー産駒にしてはスッキリとまとまった好馬体で(それが狙いを1枚落としてしまった理由でもあるのですが…)スピードも瞬発力もありますので、馬場さえ良ければファンタジーS辺りで(今年は阪神競馬場です)見てみたいですね。

 

★次走注目馬★

このレースは前2頭ですね。
わざわざ挙げる必要も無いでしょうが⑩グレナディアガーズは人気通りの好内容で、普通の状態で出られれば未勝利戦は確勝級でしょう。 

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで、戦前期待したいた通りに新潟芝は1400m、1600m、1800m全てこれから先楽しみな馬が複数出て来ましたね。
まぁリフレイムに関しては気性面の成長が必要とは思いますが・・・その点も含めて、先々まで見ていきたいところです。


本当に早いもので、今週末は8月ですか。
新馬戦は非常に難しい結果が続いていますが、少しでも良い予想、良い情報をお届けできるよう頑張りますので、またお読み頂けたら嬉しいです。

それでは、最後までお読みいただき、誠に有難うございました。