人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】10/3週の振り返り レコード2連発には驚きましたね。

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こんばんは、umassyです。 

ついに秋のGⅠシーズンに突入した中央競馬ですが、スプリンターズSではグランアレグリアが凄まじい末脚で圧勝しましたね。
あのレースを見てもなお、彼女がスプリンターだとは思えないのですが、とにかく物凄い爆発力でした。

個人的には、ここを軽視してマイルCSで狙う予定だったのですが・・・逆に買いにくくなった気もしていますが、とにかく強かったですね。


新馬戦の方は、さすがに2週連続で高配当的中とはなりませんでしたが(そもそも堅いレースが多かったですね…)、予想の調子としては、引き続き良かったのではないかなと思います。


個人的には、午前中の2歳未勝利戦でしっかり稼げているのが 嬉しいポイントで、こうして結果が出ると回顧のし甲斐もあるというもの。
今週は火曜日になってしまいましたが、しっかり次走に向けた振り返りをして参りましょう。

 

↓予想記事です。月が替わりましたが、引き続き好調でしたね。

10/3(土)の新馬戦(結果+ひとことコメント)

中京4R ダ1800m

f:id:umassy:20201005221823p:plainレースラップ:13.0 - 11.2 - 13.5 - 13.3 - 12.6 - 12.7 - 12.6 - 12.2 - 12.8
前半3F37.7- 4F51.0⇒上がり4F 50.3 - 3F 37.6(Mペース

 

上図には反映されていないのですが、⑪ハンディーズピークの勝ちタイム1.53.9がなんと2歳コースレコードということで、これはビックリシタナモー。
実は、翌日の未勝利戦でロードシュトロームがさらにコンマ4縮めてしまうのですが、年に数回しか使わないコースとは言え、新馬戦かつ良馬場でレコード更新は素晴らしく、これは素直に評価して良いでしょう。

2番手から力強く抜け出して、ラストは余裕もありながら上がり3Fも実は最速。
さらに上積みがあるようなら、この路線で非常に楽しみです。

 

★次走注目馬★ 

勝負所外々を回しながらラスト2着に上がった④ショウナンアーチー、ノリさんらしい後方からの競馬で6着まで押し上げた⑯リファインドマナーも一応。

 

中京5R 芝2000m

f:id:umassy:20201005221844p:plainレースラップ:12.8 - 11.3 - 12.3 - 12.7 - 12.6 - 12.0 - 12.0 - 11.3 - 11.6 - 12.0
前半4F49.1- 5F61.7⇒上がり4F 46.9 - 3F 34.9(Sペース


スローペース表記ではあるのですが、この条件としては13秒台にゆるむ区間もなく、後半5F平均的に流れながらラスト3F目でペースアップもする比較的厳しい流れ。
そんな流れもあってか、なんと③クインズラベンダーの勝ち時計がまたまた2歳のコースレコードということで、ビックリシタナモー2連発。

2番手から早めに抜け出す川田騎手らしい強気な競馬で、ラストは流石にお釣りが無さそうでしたが、仕上がりの良さも活かして素晴らしい競馬でしたね。
ペースの違いがあるとはいえ、同じ日の古馬3勝クラス関ヶ原特別より0.8秒速いというのはとんでもないことで・・・今後に大注目です。

 

★次走注目馬★ 

ここも2頭ですね。
予想記事でも書いたように、かなり急仕上げに映ったのですが後方から脚を伸ばして上がり最速の2着と好内容の良血馬⑤テンカハル

好位のインを追走して、直線中途半端にインを突こうとしてから外に出すロスの大きな競馬で4着の⑦ミッキートレーゼ

中山5R 芝1600m

f:id:umassy:20201005221906p:plainレースラップ:12.5 - 11.7 - 11.9 - 12.0 - 11.9 - 12.0 - 12.0 - 12.0
前半3F36.1- 4F48.1⇒上がり4F 47.9 - 3F 36.0(Mペース


前後半もほぼイーブンのミドルペースでしたが、3F目からほぼほぼ11.9か12.0が並ぶという非常に面白いラップタイムですね。

新馬戦としては澱みのないタフな競馬とも取れますが、勝った⑤シャドウファックスは好位のインを追走。
勝負所でスルスルと上がっていくと、4角キレイに外に出せてと「勝つときは全てが上手く行くのだなぁ」という典型的な競馬。

もちろん馬の力があればこそで、時計のかかる今開催の芝で36秒ジャストというのは非常に優秀ですし、上でもこの競馬が出来れば楽しみです。

★次走注目馬★ 

逃げた④ヴァシリエフスキーは、前述の通り新馬戦としてはキツい流れに持ち込んで、逃げ馬なので仕方が無いのですがこの週末も全く伸びなかった最内でラスト100mまで頑張っていましたので、評価できるでしょう。

評価が難しいのが6着馬①ベストシンガーで、パドック映像を見返しても全然分からないのですが、レースまでにずいぶん発汗していたようで、レースも好スタートから全然進んで行かず気難しさを出してしまいました。
次走、外枠でも引けば能力を出せる気もしますが、次も人気するでしょうから…逆に嫌ってみる手もあるかもしれません。 

 

中山6R ダ1200m

f:id:umassy:20201005221925p:plainレースラップ:12.2 - 11.4 - 12.0 - 12.5 - 12.2 - 12.6
前半3F35.6- 4F48.1⇒上がり4F 49.3 - 3F 37.3(Hペース


中山ダート1200mらしい、前傾ラップでそれでも前が残るレースですね。
⑫サイファーシチーは逃げた2着馬を終始ぴったりとマーク。

最後までマッチレースが続きますが、これはもう、枠順の差も大きかったですかね。
ラスト100mほどで競り落としてそのまま快勝。
良馬場で12秒台という時計も優秀ですね。

★次走注目馬★ 

ものすごく当たり前になってしまうのですが、負けたのは枠と展開の差だけという印象の2着馬⑦ファイアダンサーを。

 

10/4(日)の新馬戦(結果+ひとことコメント)

中山3R 芝1200m

f:id:umassy:20201005222254p:plainレースラップ:12.5 - 11.1 - 11.9 - 11.7 - 11.7 - 11.8
前半3F35.5- 4F47.2⇒上がり4F 47.1 - 3F 35.2(Mペース

 

※このレースについては、本命馬⑮アルトヴォラーレが除外となってしまいましたので、馬券は全額返還…予想印についてもデータを取る際には集計外と致します。


前後半ほぼイーブンラップということで、この条件の新馬戦としては比較的緩やかな流れ。
①ラナキラとしては好スタートからハナを奪って、外から2着馬が来た時に譲らず主張したのが結果的に勝因となりましたね。

武藤雅騎手もすぐに引いてくれましたし、楽に逃げて上がり最速で2 1/2馬身差の快勝。
強いメンバー相手にどうかですが、このレースに関しては完璧ですね。

 

★次走注目馬★ 

特になし

 

中京5R 芝1600m

f:id:umassy:20201005222141p:plainレースラップ:12.5 - 11.0 - 12.0 - 12.5 - 12.5 - 11.9 - 11.6 - 12.2
前半3F35.5- 4F48.0⇒上がり4F 48.2 - 3F 35.7(Mペース

 
このレースも、上がり3F戦になりやすい中京芝1600m新馬戦としては前半から流れて途中で緩むところがありませんでした。

ラストの瞬発力勝負というよりは我慢比べのような形になって、前が苦しくなったところをイン強襲で鮮やかに抜けたのは⑮レアシャンパーニュ。
スタートはやや立ち遅れ気味だったのですが、リカバリーしつつインに切れ込んで馬群の中に。

これが結果的に良かった形で、直線最内に突っ込むとき④ヒカルゲンジの前を強引にカットする雑な騎乗ではありましたが(ヒカルゲンジの方はどっちみち脚が無かったので、着順には影響しないような不利ですが。)、快勝でしたね。
展開等々恵まれた感は否めませんので、上で頑張れるかは今後の成長次第でしょう。

 

★次走注目馬★ 

1番人気を裏切る形になってしまった①テオリスですが、北村友一騎手は本当ならもっとゆっくり先行させたかったのでしょう。
力みながら先行したことで、前述の通りペースも苦しくなりましたし、マークもきつくなってしまいました。

ゴール前ギリギリまで頑張っていましたし、これが良いガス抜きになれば。

 

中山5R 芝1800m

f:id:umassy:20201005222231p:plainレースラップ:12.6 - 12.9 - 12.6 - 12.8 - 12.3 - 12.3 - 12.0 - 11.8 - 12.1
前半3F38.1- 4F50.9⇒上がり4F 48.2 - 3F 35.9(Sペース


このレースは、芝ミドル新馬戦らしく1000m63.2秒のスローペースからの上がり勝負。
1番人気馬⑤タイトルホルダーにトップジョッキーが乗って、このペースで逃げればそりゃあ勝ちますよね。

多分1~5着全部4角の順番通りだったんじゃないかと思うのですが、レースとしてはつまらないと言えばつまらないというか・・・これだけ見てどうこうというレースではありませんでしたね。

ただ、逃げて上がり最速、今の時計掛かる馬場で新馬戦の勝ち時計51秒4というのはかなり優秀であることは間違いなく、今後楽しみな1頭なのは確かです。

 

★次走注目馬★ 

特になし

この展開で出遅れて力を出せなかった実力馬でもいれば次狙いたいのですが・・予想印◎→▲→○で決まったように何の特徴もない新馬戦でしたので、「該当なし」で。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで、本来未勝利戦より時計が遅い新馬戦でレコードが2つ出たのには本当に驚きましたが、開幕最終週にしては楽しみな馬が多かった印象です。

今週末からはいよいよ東京・京都開催。
秋競馬本番という感じでテンションも高まりますが、それに合わせてごく一部ですが観客の入場も再開されるようで、本当に楽しみですね。



それでは、明日はもちろん東京盃の予想記事をお昼ごろアップ予定ですので、またお読み頂けたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。