おはようございます。
今、出張でクリスマスムード一色の香港に来ています。
以前どこかの記事で触れたかと思いますが、実はこの出張もともとは1週間後の予定で・・・
そう。香港国際競争デーと重なるはずだったのですが、急遽前倒しに。
非常に楽しみにしていたのですが、こればかりは仕方ありませんね。
競馬場には行って来る予定なので、どこかでその記事もアップできればと思います。
さて、そんなことはさて置きチャンピオンズC。
東京競馬場の2100m⇒阪神競馬場の1800mと場所や開催時期を移しながらやって来たジャパンカップダート時代を経て、中京競馬場の1800mになり、チャンピオンズカップに名称が変わってから3回目となりますが、第17回という扱いになるようです。
まず、このレースに関しては、当初出走を予定していた2頭の有力馬の名前が出走表にありません。
調教中に歩様が乱れたことから、大事をとって予定されていた年内2戦を取りやめ、そのまま引退。
JBCの予想でも触れたように、最後にもう一花咲かせてほしいと思っていて、このレースでも中心視する予定でしたが、残念。
長い間ダート界を引っ張ってきた存在で、本当に本当に、お疲れ様でしたと言いたいです。
ホッコータルマエのニュースも衝撃的でしたが、それ以上にショッキングだったのが、武蔵野Sをレコード勝ちしたタガノトネール。
前走激走の反動が出ているとの報道もあり、予想の上では軽視する予定でしたが、こんな事になってしまうとは。
レース直前のタイミングで、今回のような例は記憶に無いのですが、関係者の無念は想像に余りあります。
心から冥福を祈りたいと思います。
過去データ
さて、今週は忙しくて展望記事を上げられなかったので、ごくごく簡単ですが、データを確認します。
まずはいつものように5年間の連対馬、ペース等です。
荒れるGⅠという印象通り、5番人気以下の好走が非常に目立っていますね。
ペースもバラバラで、前残りだったり追い込みが決まったり。
阪神競馬場時代であまり参考になりませんが、2012年は武豊騎手のエスポワールシチーがハイペースで引っ張ったにも関わらず、先行馬同士の決着。この時2番手追走から直線よく粘って3着に入ったのが当時3歳のホッコータルマエでした。
そして、翌2013年はやはりエスポワールシチー(この時は後藤騎手)が今度はスローで逃げ、やはり2番手追走から抜け出しを図ったホッコータルマエを、切れ味鋭いベルシャザールとワンダーアキュート2頭が交わしてゴール。
2014年、中京競馬場に変わった初年度、1番人気はコパノリッキーに譲ったものの、ついにホッコータルマエが前年以上のスローペースを利して見事勝利。2着も先行した人気薄のナムラビクターが入りました。
昨年はまたも1番人気に推されたコパノリッキーがハイペースに巻き込まれて7着に敗れる中、差し・追い込み馬が上位を独占。
12番人気のサンビスタが1着となり、3連単は30万円を超える大波乱でした。
昨年は牝馬のサンビスタでしたが、全体的には5歳の牡馬が中心で、中京競馬場になってからの2戦は内枠が好走している傾向にあるようです。
また、表を作る時間は無かったのですが、前走はJCB、武蔵野S、みやこSのいずれかで4着以内だった馬の好走が目立っています。
第17回チャンピオンズC 予想
それでは、予想に入ります。
まずは日本時間11時30分現在の人気順です。
1番人気 アウォーディー 2.2倍
2番人気 ゴールドドリーム 6.0倍
3番人気 コパノリッキー 7.5倍
4番人気 ノンコノユメ 7.6倍
5番人気 モーニン 8.7倍
6番人気 サウンドトゥルー 16.2倍
大方の予想通り、前走JCBクラシックが非常に強かったアウォーディーが断然の1番人気。
以下モーニンまでが有力どころという感じですね。
コパノリッキーよりもゴールドドリームのほうが人気してるというのはちょっと意外です。
そして、私の予想です。
◎ ⑪コパノリッキー
○ ②アウォーディー
▲ ⑫ゴールドドリーム
☆ ⑧サウンドトゥルー
△ ③ブライトライン
⑥モンドクラッセ
①カフジテイク
順番は違えど1~3番人気中心のつまらない予想になってしまいましたが、過去データから明らかなように、まずは展開面の読みが重要と考えました。
恐らく逃げるのはモンドクラッセで、外からこれを見るようにコパノリッキーが先行。
好枠を引いたアスカノロマン、ブライトライン、アウォーディーも前に行きたいところですが、アウォーディーはどうでしょう。
中央の速い流れに戸惑って、あまり前に付けられず包まれて・・・なんて展開になってくれると私としては有難いのですが(笑)。
ゴールドドリームはこの並びならコパノリッキーマークでしょう。
恐らく、流れは落ち着くのではないかと思います。
本当に不謹慎なことを言っているのは承知の上ですが、冒頭に触れた2頭のリタイアは、逃げ・先行勢にとっては有利に働くのではないでしょうか。
正直な気持ちとしては、アウォーディーに勝たれてしまっても仕方が無いかなとは思っていますが、1番人気苦戦のデータと、上述した展開面でのほのかな期待から、逆らってみました。
コパノリッキーに関して言えば、前走の敗因が正直よく分からず、不安はそこだけでした。
距離がやや長かったにしてもちょっと負けすぎかなと思うのですが、追い切りの動きは良く、ルメール騎手騎乗というのも非常に魅力的。
何より、ホッコータルマエのいないこのメンバーでこのオッズというのは、かなり美味しいと思い、本命にしました。
過去2年、続けて1番人気を裏切っているというのは嫌な感じもしますが、昨年も先行して粘ったのはこの馬とホッコータルマエ(5着)だけ。
今年は(1番人気ではありませんが、)3度目の正直で1着ゴールを果たして欲しいと思います。
相手は当然アウォーディー、あとは差して来る馬を選びました。
単穴には勢いを買ってゴールドドリーム。
正直ここまで人気するとは想像していませんでしたが、それだけの魅力は感じる存在です。
散々ホッコータルマエの話をしておきながら何なのですが、ダート界もいつまでもほコパノリッキーだ、ホッコータルマエだ、じゃダメでしょう。若い世代の躍進を期待して、3番手評価としました。
そして、逆に思ったより人気の無いサウンドトゥルーを4番手に。
ペース、競馬場問わず堅実に追い込んで来て掲示板は外さないタイプで、展開次第では浮上すると思います。
以下、先行勢から③ブライトライン、横山騎手の⑤ロワジャルダン、⑥モンドクラッセと、武蔵野S3着馬カフジテイクの4頭を押さえます。
若い世代と言う意味ではアウォーディーの弟、ラニも期待の1頭ではあるのですが、いかんせん前走が負けすぎ。
追い切りもお世辞にも良いとは言えず、先行馬有利の見立てから、今回は見送りました。
その他、去勢手術明け2戦目で上向くかと思いきや最終追い切りが案外だったノンコノユメ、同じく状態面に不安があるモーニンと復調には時間がかかりそうなアスカノロマンも、今回は消します。
それでは、今日はリアルタイムで見ることはできませんが、全馬無事で、好レースを!