人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【新馬戦回顧】7/22、7/23の新馬戦 トゥザフロンティア、インパクト大きかったですね。

こんにちは。

ちょっと遅くなってしまいましたが、先週末の新馬戦回顧です。

先日、セレクトセールの時にちょっと話題に出したDMM.com(証券)のクラブ法人、DMMドリームクラブ

来週8月1日にメディア発表会を開催するということで、今週またニュースになっていますね。

なんでも会員向けのアプリを開発していて、その名も「DMMバヌーシー」(笑)。

画面イメージなんかを見ていると、本当に競馬ゲームのような雰囲気で、ゲームファンを取り込もうとしているのが良く分かります。

とにかく発想が従来と違いすぎていて、今後どうなっていくのか怖いような、楽しみなような変な感じです。。。

2歳馬関連でも、タニノフランケルの入厩や今週末デビュー予定のレイエンダのニュースなど、期待馬の名前も多く聞かれるようになってきていて、POGをやられている方にとっても、これから秋にかけてが最も楽しみな時期かもしれません。

馬券的には、「ビッグネーム」が出てきた時に馬券をどう買うかが悩ましい時期になってくるとも言えるわけで。

特に今年は(私が勝手にやっているだけですが)単勝勝負ですので、また悩むことが多そうです。

さて、先週末の新馬戦は7鞍と、ちょっとだけ落ち着いたレース数でしたね。

さっそく回顧していきたいと思います。

※土曜日の予想記事はこちら

※日曜日の予想記事はこちら

◆ 7/22(土) 中京5R新馬戦 芝1600m

このレースも、「評判馬」の1頭、⑭トゥザフロンティアが断然の1番人気に支持されていました。

こんな時、「無駄な抵抗」を試みることが多い私ですが、ここは他に魅力的な対抗馬が全くいなかったことと、予想の時点で1.5倍とか1.6倍とか付いていたため素直に⑭1点勝負にしていました。

結果、見事期待に応えて勝利するわけですが、何とも言えない勝ち方でしたね。。。

スタートから振り返ると、新馬戦らしいバラバラっとしたスタートで、②、⑧、⑩の3頭が出遅れ。

逆に⑫ダンツセイケイが好スタートからハナに立ち、⑤ニシノダンテ、⑥ウインヒストリオン辺りが先行体勢。

人気のトゥザフトンティアも⑫と同じくらい、非常に良いスタートを切りますが、行き脚はあまり速くなく、鞍上がやや促しながら6番手辺りを追走。

12.7 - 11.8 - 11.9 - 12.4 というラップですから、そこまで極端ではありませんが、スローの範疇で馬群はほぼ一団のまま4コーナーへ。

トゥザフロンティアはジョッキーの手が動いている割には反応が今イチなのかな?という感じでしたが・・・

何と言えば良いんでしょうか。

スローの展開から上手く直線抜け出してきた先行馬2頭、ダンツセイケイとその外から先頭に踊り出たアップファーレン。

この2頭が粘りこみを図る中、離されているわけではないもののなかなか伸びてこない大本命馬。

トロール映像で見ると良く分かりますが、外に持ち出してきたアップファーレンを交わそうとしても追われると内にササってしまいなかなか交わせず。

何とか外に誘導して真っ直ぐ走りを矯正しているうちに、最後いつの間にか前2頭を1馬身ほど交わしてゴール(正式な着差は3/4馬身)。

ホワイト騎手も「こんな勝ち方は初めてだ」とコメントしていましたが、戦前の評価通り、このメンバーでは能力が抜けていたことだけは確かでしたね。

気性的な問題なのか、回りの問題なのかは分かりませんが、何となく今後はゆっくり休んで心身の成長を促した方が良いような気がします。

ある意味インパクト抜群のデビュー戦でした。

2着は福永騎手らしくソツのない競馬をしたアップファーレン、3着は減量騎手と状態の良さを活かして逃げねばったダンツセイケイですが、この2頭よりは出遅れて4着まで追い込んできたロードトレジャーの方が、次走期待できそうです。

馬券的に、ダンツセイケイが思いのほか人気無かったようで、予想記事でも書いた3連単の押さえ馬券が9,570円と好配当。この日は単勝的中がこのレースだけだったので、本当に助かりました・・・。

◆ 7/22(土) 福島5R新馬戦 芝1800m

このレースは、とにかく勝った⑩ナスノシンフォニーの末脚が凄かったですね。

予想記事でも「スタート悪いようなので単勝狙いという意味では取りこぼしがありそう」みたいな事を書いたのですが、果たして一番悪かったと言っても差し支えないようなスタートから後方でレースを進め、向こう正面から徐々にポジションを上げていきます。

3コーナーから4コーナーにかけて、ちょうど私の本命、⑭モルフェオルフェが外々を上がっていったのに付いていくように先頭を射程に入れると、早め先頭からモルフェオルフェの追撃を退け、完全に勝ちパターンに入った⑧プトラナを最後の最後に交わし去ったところがゴール。

残り200m地点でまだ2馬身は差があったように見えましたし、プトラナもラスト100m辺りでもう一伸びして突き放すような形だっただけに、これは本当に価値のある勝利だったのではないでしょうか。

1000m辺りまではかなり遅いラップが続いていましたが、勝負どころから一気にペースが上がり、相当長く脚を使った上で最後1ハロンは恐らく10秒台前半の脚。

当然距離はもっとあっても良い位でしょうし、牝馬限定ながら比較的レベルの高いメンバーだったと思いますので、今後牝馬クラシック路線に乗ってきても不思議ないような内容だったと、個人的には思います。

デビュー戦のインパクトとしてはこれも中京5R同様、なかなかでした。

悔しい2着だったプトラナにしても、最後の一伸びを見ると一介の逃げ・先行馬ではなく、次走が新潟になって嫌われるかもしれませんが、まず問題なく勝ちあがれるでしょう。

また、最後いつの間にか4着に交わされていたものの、勝負どころで動いていく器用さを見せたモルフェオルフェに、最後良い脚でこれを交わした⑫ヴェロニカグレース、ラストの脚に見所のあった5着②ダノンポピーに6着⑬エレガントテソーロなども。

このレースに関しては今後続けて注目できる馬も非常に多いと思います。

◆ 7/22(土) 中京6R新馬戦 芝1400m

③アーデルワイゼ(3番人気5.6倍)、⑧サンドクイーン(2番人気4.8倍)、⑭プリュス(1番人気1.9倍)の3頭が人気を集めていたこのレース。

私の本命は福永騎手騎乗の⑧でしたが、勝ったのは③アーデルワイゼでした。

600m35.2秒、800m47.2秒ということで、比較的しっかり流れた中、萩野極騎手騎乗のアーデルワイゼは余裕を持って好位3~4番手辺りの内を追走。

2番手追走から、先に抜け出しを図ったのはサンドクイーンでしたが、アーデルワイゼはその内から逃げる⑤ミクを交わしにかかります。

直線半ばで、若干狭くなるようなシーンもありましたが、最後まで力強く伸びて快勝。

エイシンフラッシュ産駒は今ひとつ読みにくいところがありますが、この馬に関しては、初戦から切れましたね。

ペース・展開が合わなかったのもあるのでしょうが、人気を集めていた残りの2頭がサンドクイーン7着、プリュス9着と敗れた一方、2着②ソルトドリーム、3着⑦ヤマニンルネッタはスタート一息ながらすぐに巻き返して中団につけると、直線もよく伸びて好走しました。

特にソルトドリームは、直線馬場の良いところに出せていれば勝っていたかも知れませんね。

とらじろさんのブログで取り上げられていた「人気薄のストロングリターン産駒」、さすがの視点だなと思いましたが、今後も注目です。

それ以外では、ペースに乗じて追い込んできた組よりは、逃げて5着に粘った⑤ミクに次走注目したいところです。

◆ 7/22(土) 福島6R新馬戦 芝1200m

予想記事でも触れたように、メンバー的には今ひとつかなという印象だったこのレース。

注目は何と言っても藤田菜七子騎手の④フローラルシトラス

単勝は僅差の2番人気でしたが、馬連はむしろこの馬の方が売れていたように、有力馬の1頭でどうなのかなと思いながら見ていました。

フローラルシトラスは好スタートから迷わず先手を取ると、12.7 - 10.8 - 11.5 - 11.9 と、2番手から⑥ノーモアサイレンスが常にプレッシャーをかけてきたこともありますが、ペースを落とさずに進めます。

直線も内ラチ沿いで一杯に粘っていましたが、最後は苦しくなって4着。

良いスピードも見せましたし、騎乗ぶりも悪くなく、新馬戦を勝てる大きなチャンスでしたが、惜しかったですね。

勝ったのは⑬ラインギャラントで、こちらはスタート、出足とも一息だったので展開が嵌りましたかね。

3~4コーナーから一気に動いて、小柄な牝馬なのですが、非常にパワフルな走りでした。

惜しかったのは2着の⑥ノーモアサイレンスで、9番人気と全くの人気薄でしたが、速い流れを自分で勝ちに行っての2着ですから、好内容でした。

相手次第ですが、ちぐはぐな競馬ながら5着に粘った③クイーンズテソーロともども、次走も注目したいところです。

◆ 7/23(日) 函館5R新馬戦 芝1800m

続いて、日曜日の新馬戦。

このレースは一部で「怪物」候補とも言われていた(らしい)①ジェネラーレウーノが1.2倍と断然の1番人気に支持されていました。

確かに動きも良く、ルメール騎手というのもあって人気になるのは仕方ないのですが、相手関係も考えると、例えば土曜中京のトゥザフロンティアが1.5倍でこの馬が1.2倍というのはちょっとおかしかったですかね。

私は⑥ノストラダムスや⑨シスターフラッグも魅力的な対抗馬だということで、単勝はシスターフラッグと穴候補で⑧ハッピーオーキッドを、それとは別に3連単も①-⑥⑧⑨-⑥⑧⑨、⑨-①-⑥⑧と買っていました。

(なんで⑨-⑥-①を買ってなかったのか・・・スケベ心を発揮すべきでした。。。)

レースの方は、淡々とした流れの中、ジェネラーレウーノは後方3番手、岩田騎手のシスターフラッグはこれを完全マークする形で後方2番手、一方池添騎手のノストラダムスは流れに乗って4番手辺りから進めます。

後方2頭は3コーナーの手前辺りから早めに動き出しますが、あまり反応が良くないジェネラーレウーノを置き去りにするようにして、シスターフラッグが一気に外からまくるように先頭集団に。

ノストラダムスもこれに抵抗するようにスパートして、最後の直線ではこの2頭の競り合いが長く続く形に。

競り合いを制したシスターフラッグが快勝して、最後ようやくエンジンが掛かったジェネラーレウーノは3着に上がるのが精一杯でした。

正直、ルメール騎手ですし、何だかんだ①に勝たれてしまうのかなと思っていたのですが、これだけエンジンのかかりが遅いと、もっと直線の長いコースの方が向いているのでしょう。

勝ったシスターフラッグは、走りもそうですし、血統的にもゴールドシップの姪とスタミナ豊富なイメージで、これも今後が楽しみです。

予想記事でも書いたように、何だかんだルメールが勝っちゃうのだろうと思っていたのでたまたま当たった感が強いですが、馬券的にもこの日はこれだけ的中ということで、良かったです。

◆ 7/23(日) 中京5R新馬戦 芝1400m

このレース、私は⑧マイネルベッカーの単勝を中心に買っていたのですが、結論、もうラフィアンを仕上がりの早さだけで狙うのは厳しいかもしれませんね。

勝ったのは1番人気の⑦アントルシャ。

私の出遅れてくれ、というしょうもない願いもむなしく、好スタートからダッシュ良く先手を奪ったデムーロ騎手のアントルシャ。

内の③ロードヒイラニと並ぶような形ですが、600m通過がちょうど36.0秒、800m通過が48.5秒ですから比較的ゆったり目のミドルペースで余裕を持ってレースを進めます。

直線に入ると外目の馬場が良いところに持ち出してあとはゴールまでしっかり追って快勝。

2着に人気薄、川又騎手のの④ライリーが入って驚かされましたが、4角3番手までがそのまま1~3着したように、これはまず何よりも展開でしょう。

その意味では、アントルシャと並ぶ上がり最速で3着馬に迫った4着の⑬グランディスカーペ、3コーナーで不利を受けながらもラスト良い脚で追い込んできた5着の⑪ウォーターパルフェ(とらじろさん、惜しかった・・・)の2頭は次走も狙えると思います。

◆ 7/23(日) 福島5R新馬戦 芝2000m

最後が福島芝2000m。

せっかくの2000m、というのが適切か分からないのですが、例えば7/16のワグネリアン、ヘンリーバローズの新馬戦とは違って低調なメンバー構成だった印象で、レース自体も大きなインパクトはありませんでしたね。

恐らく前日の牝馬限定よりもメンバーが楽だからということでこちらに回ってきた牝馬もいたと思うのですが、その中から私は⑦クインチを買っていました。

穴候補で④、⑨、⑪を検討したのですが、オッズとの比較で魅力を感じずに⑦1点勝負。結果的に悔やむことになるのですが・・・

レースは②、⑨、⑪の3頭が先行し、1000m63.7秒というスローペースで一団のまま進みます。

スローペースということで、出遅れた1番人気馬、内田騎手の③ギルトエッジが向こう正面で一気にまくり、3コーナー手前あたりから⑨、⑪、③の3頭が後続を離しにかかり、結局この3頭が1~3着。

最後は場体を併せた叩き合いに勝利した⑨スターリバーが一着、惜しい2着に⑪サノサン。

出遅れて道中脚を使い、4コーナーでは手応えがきつそうだったギルトエッジが結局最後まで粘って3着、各馬が外に行く中、(手応えが無かったのでしょうが)内ラチ一杯に走らせてちょっと見せ場を作ったクインチは5着でした。

大型馬で叩かれれば変わりそうなギルトエッジに、最後直線で外に膨らんだ⑩ラカージェも、左回りの新潟競馬場なら狙ってみたい1頭です。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

さてさて、ということで先週末の新馬戦を振り返りました。

先々まで注目したい勝ち上がり馬はトゥザフロンティアとナスノシンフォニーですが、レースレベルという意味では後者が勝った土曜日の福島5Rで、未勝利戦を買う時には忘れないようにしたいところです。

これで「函館・福島・中京」の3場開催は終了。

来週からは「札幌・新潟・小倉」とガラッと変わりますね。

個人的な好みでは、「札幌>函館」、「新潟>福島」、「中京>小倉」なので・・・トータル的には明るい気分で臨めますかね(笑)。

これまでの収支は以下のとおりで、

レース数      56

的中数       22

購入    158,500円

払戻し   207,300円

的中率      39.3%

回収率     130.8%

的中率、回収率とも順調に低下しております。。。

なんとかあと6週間、プラスを維持できるのかどうか。

正直、単勝だけを買い続けることに若干飽きてきていますが(おいおい・・・)、自分で始めたことですから、この夏の5%アップ期間中だけでも頑張って乗り切りたいと思います!

また、ブログの中でも何回か触れているように、6月→7月とちょっと傾向が変わってきています。

一応7月の競馬が終わるまで、という観点では今週末の競馬が終わってからになるのですが、データ関連も、とらじろさんに負けないようにお出ししていきたいと思っています。

それでは、今週思いのほか忙しく更新頻度が落ちてしまっていますが、最低1記事は週中にまとめる予定です。

今日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。