人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

6/16週の新馬戦回顧

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こんにちは、umassyです。

昨日の帝王賞は残念ながら本命のリッカルドが4着。
ヒガシウィルウィンも5着と頑張ったように、例年ほどはJRA勢との差がないという見立ては間違っていなかったと思うのですが、それでも上位とはかなり差がありましたね。

特に、勝ったゴールドドリームはルメール騎手とコンビを組んだここ2戦を見ると、もはや別馬になったと思ったほうが良いかもしれませんね。
大井の2000mもこなせてしまうとなると、今後どんな条件なら負けるのか、想像がつかないくらいです。

休み明けながらきっちり差のない2着に入って大井の2000mとの相性の良さを示してくれたケイティブレイブも、私はハナを主張するのかと思っていたのですが、テイエムジンソクとオールブラッシュを行かせておいて3番手からレースを進めましたね。
東京大賞典などを見ると、末が甘くなるパターンかなと思いきや最後までゴールドドリームに詰め寄っていましたし、しばらくはこの5歳馬2頭が交流GⅠの主役という時代が続いていきそうな、そんな予感がします。

3着のサウンドトゥルーも本当に元気だなぁというひと言で、注目を集めた一戦でしたが期待に違わぬ熱戦を見ることができましたね。

 

帝王賞の話が長くなってしまいましたが、先々週の新馬戦回顧記事になります。
先週分の下書きもほぼできているので、今週で回顧記事は追いつけそうですね。

2歳未勝利戦やこれからの2歳重賞にきっと役立つ?はずと信じて、早速振り返って参りましょう。

↓予想記事です。


 

6/16(土)東京5R ダ1400m

レース結果

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ラインハルトの除外でややカオス気味な混戦模様と見ていましたが、12番人気の⑦ラインカリーナがあっと驚く圧勝劇。
2着の1番人気⑥ニシノコトダマ、3着の2番人気⑯ラサーサともやや押し出された感があって「何か」に足をすくわれても不思議ないとは思っていたのですが、さすがにこれは調教時計も地味でノーマークになってしまっていました。


好スタートから無理なくハナに立った人気のニシノコトダマのすぐ外2番手につけて、やや行きたがっていたようにも映りましたがガッチリ番手でレースを進められたように、とにかくスピードが素晴らしかったですね。
そのスピードが活きる重馬場だったのも良かったのでしょうし、これは恐れ入りました。

全体的に、後の上位馬は好位に付けて流れ込んだだけという印象で、しいて言えば7着に入った⑧ザメイダンの末脚が目立ったくらいでしょうか。

⑯ラサーサは外枠だったのでリカバリーがききましたが、やはり出遅れが痛く、本来ならラインカリーナのような競馬がしたかったはず。
⑨マイネルフィーストもスタート直後はそこまでダッシュがきかず、ようやく行き脚がついて前に取り付こうとしたところで不利を受けて下がってしまったのが痛かったですね。

パトロールビデオで見ると、⑪エリーバラードが結構強引に内に切れ込んできていたように見えたのですが、横山典騎手は戒告だけなのですね。
あれが無ければ3番手のインくらいまで押し上げられたでしょうが、それでも掲示板止まりだったかなとも思います。

個人的に、このレースはもう積極的な買い材料はパイロくらいだし無理だったなぁと諦められるのですが、とらじろさんは結構悔しがられていて、その辺も面白いなぁと思いました。

 

6/16(土)阪神5R ダ1200m

レース結果

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ダートの新馬戦一発目ということで、なかなか好仕上がりなメンバーが揃った印象でしたが、勝ったのは2番人気のヘニーヒューズ産駒、④チュウワフライヤー。
ちょうど昨年のデータで川田騎手は中内田厩舎以外で勝っていないというのをご紹介したばかりだったのですが、いきなり勝たれてしまいましたね。。。

スタートから終始追っ付けながらの追走に見えたのですが、3~4コーナーで上手く3番手の外まで押し上げると、2番手から早め先頭で粘り込みを図る⑭アールロッソをなんとか交わして1着ゴール。
この感じだと、まだまだレース慣れしていけば良くなりそうで、上積み次第では今後も楽しみなのではないでしょうか。

驚いたのはそのアールロッソで、正直買い要素としては外目偶数番ゲートにサウスヴィグラス牝馬という点ぐらいのものだったのですが、走りましたね。非常に惜しい2着でした。

一方、断然の1番人気だった⑦マイネルメーア(・・・それでも、最終オッズでは結構チュウワフライヤーとの差が詰まっていたのですね。)が11着というのは驚きましたね。仕上がりも抜群に見えたのですが、4コーナーではもう厳しいかなという脚色。
距離を伸ばしてどうか、ですが個人的にこのパターンで次走まだ人気しているようなら、ちょっと危険かなと思います。
マイネルに和田騎手も珍しいなぁと思ったのですが、和田騎手は本当に新馬戦あまり勝てないんですよね。。。

 

私が本命に期待した⑫エストも10着と大敗してしまいましたが、こちらはまだ幼いところを見せていたようですので、使いつつどこかで変わってくると思います。

 

6/16(土)函館5R 芝1000m

レース結果

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夏の函館開催最初の新馬戦でしたが、荒れましたね。
圧倒的1番人気に支持されていた①ロードワンダーと⑧ナムラシェパードの仕上がりが抜けている印象で、このオッズ差ならと後者を本命にしたのですが、勝ったのは9頭立ての5番人気、単勝39.8倍の②ウインスピリタス。

レース内容としては、もうスタート一発。
好スタートからナムラシェパード、⑨グラマラススカイとの先頭争いを制してハナに立つと、3F34.2-4F45.3と軽快に逃げ脚を伸ばし、人気2頭を全く寄せ付けずに快勝しました。

ほぼ息を入れずに走りきった感じで非常に強い内容だったと思いますし、3~4コーナーでのスピードの乗りが非常に良かったですね。

2着のロードワンダーは、スタートひと息ながら外を回って追い込んできて2着は確保と力は示しました。
既に仕上がっていただけに上積みはどうかと思いますが、この感じだと1200mの方が良さそうですし、今週末の未勝利戦(土曜日の函館1Rに出走予定)では人気でしょうが最有力候補でしょう。

 

3着のナムラシェパードについてはどうでしょう。
こちらも同じ未勝利戦に出てくるようですが、ロードワンダー以上に仕上がっていた印象で、2戦目狙いにくいヨハネスブルグ産駒。
コーナーで置かれ加減だったのが初戦だったからなのかコーナリングの問題なのか分かりませんが、人気次第でという感じでしょうか。


個人的に、最後の△を②と③どちらに打とうか迷った末に③にして、しかもそのラランジャをスケベ枠で買っていた経緯もあり、これは取りたかったなぁという感じです。
調教時計が目立たなくても、やはりラフィアン同様人気薄のウインにも常に注意が必要ですね。

あとは、1着馬にも2着馬にも言えることとして、函館の新馬戦では「若干ダート寄りかな?」位の印象の血統の方が狙って妙味がありますね。
この翌週の新馬戦で、この教訓が生かされることとなりますので、この話はまたそちらの回顧で。

6/17(日)東京5R 芝1600m

レース結果

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この週一番の注目馬、⑬ベルクワイアが単勝1.3倍という圧倒的な1番人気に支持されていたこのレース。
正直、やや小粒なメンバー構成ということもあり、よもや負ける事はないだろうと5頭の単勝200円ずつ(⑤ロダルキラーは競走除外)買うという「実質ケン」だったのですが、なんと①トーセンギムレットが叩き合いを制して新馬勝ち。

なんだぁこれ普通に1000円とか買っておけばよかった・・・というのは結果論であって、まぁ致し方ないですかね。。。
実際、ルメール騎手のレース運び自体は盤石のように見えました。
奇数番ゲートがどうかと思っていましたが、問題なく好スタートを切ると行こうと思えばハナにも立てそうな感じで先行。

内から②アウトランを行かせて2番手につけても特にリキむ所はありませんでしたし、この日の馬場がちょっと読みづらい所はありましたが、3F36.7秒-4F49.1秒-5F61.2秒という淡々とした流れをほとんど先頭と並ぶようにして直線に入ると、馬場の良い3分どころに持ち出してそのまま後続が来るのを待つ余裕。

坂下辺りから満を持して追い出すと、あとは突き放す一方・・・かなと思ったのですが、、、ここから手応えほど伸びなかった、と言うのが正直な所でしょうね。
やや立ち遅れ気味のスタートから中団のインを追走していた①トーセンギムレットが内を掬うように伸びてくるとゴール前の競り合いを制して見事デビュー勝ち。

結果的には余裕ぶっこきすぎたルメール騎手のボーンヘッドにも見えるのですが、まぁこれは岩部騎手とトーセンギムレットを褒めるべきでしょう。
私も対抗に評価していた馬ではあったのですが、新馬戦で不利な最内枠で、出遅れをリカバーしての大物食いですから立派です。予想記事でも書いたように、ミルファームの③オウムアムアに乗らずこちらを選んだ時点で相当の期待馬だったのでしょう。

ベルクワイアは、これだけの評判馬できっちり仕上げてきていたように映りましたので、ちょっとPOG指名されている方には暗雲立ち込めてきた感じでしょうか。
さすがに未勝利はすぐに勝てるとは思うのですが、昨年のサトノオンリーワンのような例もありますからね・・・いったん放牧に出されたようで、できれば次はキレイな馬場で見てみたいなと思います。

そして、驚いたのは3着の⑥プッシーウィロー。
外から伸びてきたときはベルクワイアを交わす勢いだったように見せ場十分。確かに小柄な牝馬で初戦向きとは思いますが、調教も目立たず印は回せませんでした。
実際単勝万馬券なのですが、確かこの馬とらじろさんが△を付けてらっしゃったんですよね。これを拾えたのは本当に凄いなぁと思います。

上積みがありそうな馬の中では、スピードを見せた9着②アウトランが次走短縮なら是非買いたいのと、最後の伸び脚が目立っていた8着⑫ピカブーも新潟辺りで狙いたい所です(2頭ともいったん放牧に出されています)。

6/17(日)東京6R 芝1400m

レース結果

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このレースは、1番人気の⑥ロードアクアと2番人気の⑦マキの一騎打ちムード。
予想記事でも書いたように、前日夜から朝方まで付けていた◎と○を逆にしてしまい大失敗したわけですが・・・ロードアクアは完璧なレース内容でしたね。

マキとの比較でいうと、まずスタートでほぼ勝負ありましたね。
両馬とも抜群のスタートではありませんでしたが、ロードアクアはすぐに二の脚が付いて先行集団に取り付き、マキの方は中団グループ8~10番手辺りで馬群に揉まれる展開に。

絶好のスタートからハナを切っていった⑤アマデウスの大野騎手が上手くスローに落として、3F37.8-4F50.9と1400m戦とは思えない落ち着いた流れからの上がり3F勝負に持ち込みます。

この流れの中、ミルコ騎手は3~4コーナーでは2、3番手の外まで進出すると、直線は馬場の良い外に持ち出すと早目に先頭に並びかけます。この判断が良く、最後まで食い下がっていたアマデウスをしっかり押さえきって快勝。
5Rでルメール騎手が慎重に進めすぎて取りこぼしたから、という訳ではないのでしょうが、ミルコ騎手らしい新馬戦の乗り方でした。

正直、レース内容的にはあまりインパクトが無いレースだったのですが、馬場の悪いインから差し込んできていた菜七子騎手の①エンパイアシュアー、外から目立つ伸び脚だった⑬レディードリー辺りが次走注目馬でしょうか。
特にエンパイアシュアーは前に馬を置く形になってかなり道中掛かっていましたので、次走外枠でも引いてスムーズに先行できるようなら穴で面白そうです。
(今週末の想定には入っていないのですが、在厩ということです。)

 

6/17(日)阪神5R 芝1600m

レース結果

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10頭立ての新馬戦でしたが、1→3→2→4→5人気での決着と平穏な結果でしたね。
ノーザンF3頭、⑥ブールバール、⑨ショウリュウイクゾ、⑩テルモードーサにシルクRのマル外③フォートワズワース辺りの争いと見ていましたが、勝ったのは⑨ショウリュウイクゾ。

私がこの馬を△にとどめていたのは、皆様もうご存知の通り。
「オルフェーブル産駒の新馬戦は常に割り引き。なんなら全消しの方がコスパ考えたらgood」
というのが、昨年1年間オルフェに振り回された結果、当ブログが出した結論だったからです。

今後、とらじろさんが指摘されていたようにノーザンのオルフェだけは、とりわけ牡馬は動きどおり評価してあげなければならないのか、それともこれは事故と割り切って引き続き軽視を続けていったほうが良いのか・・・もう少し注視したい所です。

ただ、このレースに関しては勝ち馬が破格のレース振りを見せたものとして特別扱いしても良いかもしれません。
スタート出遅れて最後方からレースを進めると、3~4コーナーで徐々に進出して、直線はブールバールとテルモードーサの間を割るように伸びて豪快な差し切り勝ち。

3F36.3-4F48.6-5F60.8秒というのは10頭立ての新馬戦にしては流れたほうかなとは思いますが、それにしても強い勝ち方。
2着のブールバールはまともなら勝てていたレース運びで、好スタートから2番手に付け、直線しっかり逃げ馬を交わす福永騎手らしい騎乗でしたが、惜しかったですね。
この馬は続戦のようですので、ルーラーシップらしく叩いて変わるようなら未勝利はすぐ勝てそうです。

また、外から良い脚を見せた⑩テルモードーサと、道中から直線半ばにかけてセンスの良い立ち回りを見せた⑦コルツァ辺りも、次走ちょっと注目したいところ。

馬券的には、血統的に頭は無さそうなオルフェーヴル、ルーラーシップを外して、調教抜群な③と⑩がまず間違いなく勝つはず、と思い込みすぎました。。。
ここで収支も挽回しようとちょっと頭に血が上ってしまっていた感があり、こういうのは猛省しなければなりませんね。

6/17(日)函館5R 芝1200m

レース結果

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最後は函館の芝1200m戦。
最終的には私も本命にした②デンバーテソーロが1番人気に収まっていたようですが、ずっと武豊騎手に幸四郎厩舎ということで話題になっていた⑦ファイアーボーラーが1番人気だったんですよね。

ただ、その1・2番人気ともオッズほどの信頼性は感じられず、3番人気の⑧ナンヨーイザヨイもエイシンフラッシュ産駒だしということで、穴っぽい所を小額ずつ買う形にしたのですが。。。意外と人気どころが上位に来ましたね。

好スタートから減量も活かして先手を奪った⑩マノラムを目標に、②デンバーテソーロと⑧ナンヨーイザヨイがマークするような展開で進みましたが、岩田騎手が3~4コーナーから早め早めに馬体を被せていって、直線外からねじ伏せるように完勝。

マノラムにとっては厳しい流れでしたが、最後まで粘っての2着は立派でしたし、インポケットから外に持ち出して前を追ったデンバーテソーロも、好スタートからいったん控えて最後は鋭く前に迫った①カルリーノも、それぞれ次に繋がる好レースだったのではないでしょうか。

 

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆

 

ということで、この週も小さな当たりが2つだけ・・・
3週間終わった時点でこんな感じに。

 

レース数 16レース
的中数 3レース
購入金額 45,800円
払戻金額 16,560円
的中率 18.8%
回収率 36.2%

 

去年はこの時点で16レース中7レース的中の回収率139.9%でしたので・・・流石に焦ってきますね。。。
先週末の回顧記事は明日アップする予定ですが、徐々に上向いているような気もしないとも言い切れないので(笑)、コツコツ挽回していきたいと思います。

 

本日も最後までお読み頂き、誠に有難うございました。