こんばんは、umassyです。
競馬関連のお酒シリーズの第6弾。
前回のスティンガー編までは、重賞勝ち馬を順番に辿ってい行く形を取っていましたが、ここから先は完全に「お酒メイン」。
飲みたいお酒や記事で紹介したいお酒をその時の気分でチョイスしていくことになります。
ということで、今回はサングリア編を。
女性やお酒が苦手な方にも人気がある甘口なお酒の代表格と言っても過言ではないカクテル、早速作って、飲んで参りましょう。
サングリア🍸について
標準的なレシピ
- ワイン 何でも、あるだけ
- フルーツ 何でも、好きなだけ
- ガムシロップ(ハチミツ) お好みで
まず、「サングリアってそもそもカクテルなの?」という疑問もあるかと思いますが、これはれっきとしたカクテルと言う事で良いと思います。
一般的なカクテル事典やNBAのオフィシャルブックに載っているようなものでは無いですが、『お酒+何か』(もっと言えば、お酒が入っていなくても)で作ったものは全て🍸です。
そして、この「サングリア」、レシピをご覧頂ければお分かりの通り、かなり自由度が高いカクテルです。
ワインも赤・白・ロゼにスパークリングなんでもOKですし、フルーツもお好きなものなんでもOK。
敢えて定義するならば、「ワインに一口大にカットしたフルーツを入れて、お好みで甘みを加えたものを一晩漬け込んだもの」
というくらい。
この辺りは、次の「由来・歴史等」をご覧頂いた方が良いかもしれませんね。
また、このレシピを忠実に守ると酒税法違反になってしまいますので・・・その点は後でまた詳しく。
そして、出来上がったサングリアに関しても、そのまま飲むも良し、炭酸で割るも良し、オレンジジュースやアップルジュースで割るも良し。。。
アレンジも無限大です。
由来・歴史等
この「サングリア」、スペインが起源と言うのはご存知の方も多いと思います。
スペイン語で「血」を意味する”サングレ(Sangre)” が語源になっているということで、やはり定番は赤ワインを使ったサングリアなのでしょうか。
英語の記事も検索すると、古代ギリシャ・ローマ文明の頃からワインに果物やスパイスを混ぜる飲み方があった、なんて記述もあるようですが、一般的には19世紀頃、スペインやポルトガルで飲まれるようになったのが現代版サングリアの起源とされていますね。
「スペインにおけるサングリアは韓国におけるキムチのようなもので、各家庭にお気に入りのレシピが合って、スペイン人なら家庭で必ず楽しむカクテルである。」
・・・こんな風に昔教わった記憶もあるのですが、今回色々調べたら、今はスペイン人もそんなに飲まないみたいですね。。。
現地でも観光客に人気だから、というだけの理由で置いている、というお店も多いんだとか。
まぁ海外から見るその国のイメージなんてそんなものかもしれませんね😅
【注意点】「自家製サングリア」は酒税法違反??
細かい条文などのお話しは割愛させて頂きますが、実はこのサングリア、レシピ通りに作ってしまうと厳密には酒税法違反になってしまいます。
果実を入れた後寝かせてしまうと、新しいお酒を造る行為とみなされてしまうのです。
よく梅酒を家で作る際にも話題になりますし、ネット検索して頂ければこの手の話はたくさんヒットするのでお聞きになられたことがある方も多いでしょう。
梅酒など、通常アルコール度数が20度を超える焼酎やブランデーを使って漬け込む行為はOKなのですが、ワインのアルコール度数はどんなに高くても10%ちょい。
(この辺りは醸造酒と蒸留酒の決定的な違いでもあります。)
これを避けるためには、「飲む直前に混ぜる」しかないのですが、これは厳密に言えばサングリアとは言えないのですよね。。。
ちなみに、時々飲食店で「自家製サングリア」なるものが提供されていますが。。。あれももし漬け込んでいたとすると、酒類の販売免許を持っていたとしても酒税法違反ですね。
実は私、税理士の資格を持っているので(と言っても税理士試験を受けたわけでは無いですし、全然税務詳しくないのですが)あまり変なことは言うべきではないのですが…
個人が家庭で楽しむ分にはリスクは低いような気がしないでもない、、、とだけ言っておきましょうか。
飲んでみました!
と、注意点もしっかりお伝えしたところで…作って飲んでみました!
ででん!
・・・ごめんなさい、想定外に画像が大きいですね😅
今回の材料ですが、まずはスーパーで買った400円台のワイン。
やはり基本のサングリアということで赤ワインですが、個人的には白ワインを使ったサングリアが好きです。
フルーツは妻にオススメしてもらった商店街の八百屋さんで、リンゴにバナナにオレンジ…が見当たらなかったのでデコポンを。
そして。。。上の画像で下の方に沈んでいる、ツブツブ、お分かりでしょうか?
これまたデカい(笑)
・・・なんとドラゴンフルーツも売っていて、脊髄反射で買ってしまいました。
ドラゴンフルーツ入りのサングリアを作った日本人はもしかしたら私が初めてかもしれません😁
そして、もちろん作ってすぐに飲みます!
(これも大きいですね・・・画像の大きさ自体を小さくしても表示が小さくなるわけでは無いのか…?)
今回、ガムシロップやハチミツではなく、オレンジジュースを入れることで甘味を足してみました。
浸けた直後に飲むのなら本当はガムシロがオススメなのですが。。。ダイエット中なので気持ち我慢して。
1日以上漬け込んだ本来のサングリアに比べると全然ですが、安物のワインとは思えないくらい飲みやすいです。
見た目も楽しく、飲みながら中のフルーツを食べるも良し、余ったフルーツを食べながら飲むも良し。
2杯目はオレンジスカッシュで割って飲んだりもしたのですが(おい、ダイエットは…)、アルコール度数もかなり低くなるので本当にジュース感覚で飲めちゃいますよね。
今回はブログ用にワインを買ってきましたが、ボトルを開けても飲みきれずに残ってしまったワインなど、取っておいて作ってみては如何でしょうか。
サングリア(🏇)について
この企画で取り上げているのですから当然と言えば当然なのですが・・・サングリアという馬、過去にJRAで走ったことがあります。
戦績
6戦0勝 【0 - 0 - 0 - 6】(JRA)
37戦4勝 【4 - 5 - 2 - 26】(佐賀→荒尾)
中央在籍時は残念ながら6戦して全て2ケタ着順。
その後、佐賀で11戦したあと、荒尾に移籍したようです。
この戦績を見る限り、記憶に残っているとは思えないのですが。。。今回「サングリアにしよう!」と何の迷いもなく決められたので覚えていたのですかね?不思議です🤔
ちなみに、"Sangria"で調べたら90年代にアメリカの重賞を勝った馬がヒットしました。
・・・これ、海外の馬にまで広げたら一生終わらない企画な気が(笑)
そうそう、昔は九州地区に荒尾競馬場(熊本県)と中津競馬場(大分県)があったんですよね~懐かしい(行ったことはありませんが…)。
血統
トニービンにバブルガムフェローということでなかなかの良血。
お母さんがサマーワインというところから連想して付けられた馬名なのでしょう。
実は1つ上にメモリアルサマーというサンデー牝馬がいて、その馬とエルコンドルパサーとの間に産まれた初仔が菊花賞を勝ったソングオブウインドだとか。
サングリア自身は残念ながら繁殖に上がることは無かったようですが、せっかく調べたので、近親馬やシャダイマインから広がる牝系にも興味を持って見たいなと思いますね。
~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~
ということで、いつものカクテルとはちょっと趣向を変えてみましたが如何でしたでしょうか。
ペールエールも復帰しましたし、お店でビールを飲んできたり、ちょっと目先を変えた企画もやりたいのですが・・・GW明けにそんな楽しみ方もできるようになっていたら良いですね。
それでは、最後までお読みいただき、誠に有難うございました。