人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【予想】 第2回ターコイズS等 「(重賞)」って何だろう?

おはようございます。

今日は、中山競馬場ハンデ戦の「重賞」、ターコイズSが行われます。

そういえばサウジアラビアRCがちょうど昨年「重賞」から今年「GⅢ」に格付けされましたが、この辺りの制度って皆さんもう馴染みがある感じなのでしょうか?

私は正直「何だこれ?」という気持ちのほうが強いです。

まあ予想には関係ないか、ということでなんとなくスルーしてしまっていたのですが、この機会にちょっとだけ調べてみました。

日本では1984年に「グレード制」を導入後、GⅠ、GⅡ、GⅢという3つのグレードに分類して重賞レースを開催してきました。

これは、各国の主催者が独自に定めているグレードです。

実はこれとは別に、「国際セリ名簿基準委員会」(International Cataloguing Standard Committee:ICSC)というのが定める国ごとのカテゴリがあって、パートⅠ、パートⅡ、パートⅢ、パートⅣ(障害)に分類されます。

そして、2006年11月、JRAは晴れて最高位であるパートⅠのカテゴリに分類されることが決まったわけです。

パートⅠになると、その国のグレード競争がそのままICSCの定める「国際格付け」となるらしく、種牡馬繁殖牝馬等のGⅠ勝利実績がセリ名簿に太字で載ったり、要はその国での競走実績にハクが付くということです。

あと、これは全く知らなかったのですが、パートⅠ国の全ての重賞競走は国際解放しなければならないということです。

こちらの記事で、富士Sのことを「国際重賞」と紹介しましたが、今はすべての重賞が国際重賞ということなんですね。

今にして思えば、招待可能な馬の数を増やしたりしていたのは、国際的な格付けを上げるためのJRAの努力の一環だったのかもしれません。

そしてようやく冒頭の話に戻るのですが、この、いわば「国際基準」に則った場合、新設のレースをグレードレースとして格付けするためには、1年目は「新設重賞」、2年目は「重賞」として出走馬のレベルを確認したうえで、3年目に「GⅢ」、「GⅡ」等に正式に格付けしなければならない、とこうゆう流れなんですね。

ちなみに、ホープフルSのように「格上げ」の場合は新設とは異なり、過去2年の実績ベースで格上げ初年度のグレードが決まります。

なので、現時点で来年のグレードが未定(もっと言うとGⅠにするために、今年一生懸命良い馬を出走させようと目論んでいる)ということですね。

いやぁ、全然知りませんでした。

ここ10年くらい、やはり競馬に対してちょっと疎くなってしまっていたのかななんて感じてしまいましたが、皆様にとっては常識なんでしょうか。

ちなみに、パートⅠ国が他にどれくらいあるのかも調べてみました。

(ICSCのホームページからなので、英語表記になってしまっており申し訳ございません。)

Argentina, Australia, Brazil, Canada, Chile, France, Germany, Great Britain, Ireland, Italy, Japan, New Zealand, Peru, South Africa, United Arab Emirates, United States of America

中南米も入っていたりして、結構ありますね。

このICSCのカタログを見ると、各国の全重賞競走がリストアップされています。

意外なところでは、香港・マカオシンガポールはまだパートⅡです。まあ欧米中心ってことですね。。。

さてさて、前置きが非常に長くなってしまいました。

ターコイズSの予想でした。

朝9時過ぎ時点で取ったオッズです。

1番人気 マジックタイム   3.8倍

2番人気 クロコスミア    7.2倍

3番人気 カフェブリリアント 7.4倍

4番人気 アットザシーサイド 7.6倍

5番人気 レッツゴードンキ  10.3倍

6番人気 ダイワドレッサー  10.5倍

この後ろもエテルナミノル13.1倍、ウインファビュラス15.0倍と、ハンデ戦だけあって割れ加減でしょうか。

どこからでも狙えそうだということで、思い切った予想です。

◎ ⑥ビービーバーレル

○ ③ダイワドレッサー

▲ ⑦クロコスミア

☆ ⑤エンジェルフェイス

△ ①カフェブリリアント、④サンソヴール、⑩マジックタイム、⑪アットザシーサイド

過去データを見ていても、3歳勢の活躍が目立つこと、先行~好位差しでの決着が多いこと、当然中山芝1600mで真ん中より内が有利であること、以上から流れに乗れそうな3歳4頭のボックスで勝負したいと思います。

本命は久しぶりに芝のレースに戻してきた⑥ビービーバーレル、対抗は③ダイワドレッサー。そう。今年のフェアリーS1、2着馬という何とも短絡的な予想です。

実際、両馬ともこの時期の中山の馬場は合うのでしょうし、追い切りもなかなか良かったと思います。

ビービーバーレルが久しぶりの芝に戸惑わずにうまく先行できれば、見せ場くらいは・・・(祈)

田辺騎手になって今回逃げるのかどうか注目したいところですが(調教師のコメントからは、無理に逃げないような予感がしています。個人的には逃げたほうがベターと思うのですが)⑦クロコスミアが単穴、中山でフラワーC勝ちがある⑤エンジェルフェイスが特注です。

以下、印の上では、好枠で戸崎騎手騎乗の①カフェブリリアント、流れが遅くなったときは結構怖い軽ハンデの④サンソヴール、中山より東京向きな⑩マジックタイム、能力は上位ながらこれも中山向きとは思えない⑪アットザシーサイドを抑えに回します。

ただ、本命がビービーバーレルなので、馬連総流しでも良いかなと思っています。

戸崎騎手とルメール騎手の一騎打ちにも注目が集まると思いますが、二人が後方で牽制しあっている間に先行馬がまんまと押し切る・・・そんな展開を期待予想しています。

あと最後に、いつもと同様新馬戦の予想も印のみですが、載せたいと思います。

<中山5R 新馬戦 芝1800m>

◎ ④ディーグランデ

○ ⑤チャロネグロ

▲ ⑬アオイシンゴ

△ ②サンチャールストン、⑥サーレンブラント、⑧ナスヤマブキ、⑭カリンバ、⑯ヒラボクジューン

<中山6R 新馬戦 ダ1800m>

◎ ⑧ルールアゲン

○ ⑥ロジキセキ

▲ ②エオスフォス

△ ①オノリシャス、③オルトロス、⑪ウェルカムキッス

阪神5R 新馬戦 ダ1400m>

◎ ⑦ファッショニスタ

○ ③タカノイダテン

▲ ⑩マイラビング

△ ①マイアフェクション、⑤トゥルーヒーロー、⑨ハートフルタイム

阪神6R 新馬戦 芝1200m>

◎ ⑤プルーフオブトップ

○ ②アルバシュルク

▲ ⑧ハニージェイド

△ ③カフジグリーン、⑦ミスパッション、⑩クールジャッカル、⑬スプリングノート、⑭ルーチェミラコロ

<中京5R 新馬戦 ダ1800m>

◎ ⑧ロードバリスタ

○ ⑩スリーミスヨハネ

▲ ⑥スズカフローレンス

△ ③メイショウシオサイ、⑤クレイトンシチー、⑨シゲルドーベルマン

中山5Rにはディーマジェスティの全弟、ディーグランデが出ますね。

仕上がりも良さそうで、大注目です。

それでは、本日も全馬無事で、好レースを!

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。