人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【展望】 第77回皐月賞 共同通信杯勝ち馬に関東馬、極端なトレンドは継続するのでしょうか。

こんばんは。

日付が変わって今日になってしまいましたが、牡馬クラシック第1弾の皐月賞

追加登録料200万円を払って参戦してきたファンディーナに、69年ぶりの牝馬Vなるか?と大きな注目が集まっていますね。

昨年12月から4週間の東京開催を挟んで続いてきた中山開催の掉尾を飾るレースでもあり、先週あれだけの道悪競馬だったこともあって馬場状態も気になるところですが、今日土曜日の競馬を見る限り、それなりに時計が出る馬場になっているようですね。

ペース的なこともあるのでしょうが、上がりもレース全体の時計もなかなか速い馬場という印象で、4コーナーでは外目の5番手以内に取り付けるような馬が勝つようなイメージでしょうか。

土埃も立っていてパワーもある程度必要だとは思うのですが、まずはスピード・瞬発力を重視して予想したいところです。

今週はなかなか時間が取れずに展望記事を上げることができませんでしたので、まずは過去のデータ等を簡単に見て、予想の方は明日に回したいと思います。

皐月賞 過去5年データ

まずはいつものように、過去5年間の連対馬データからです。

レコード決着だった2013年を筆頭に、良馬場であれば1分58秒前後の速いタイムになるケースが多いですね。

冒頭で今日の馬場について触れましたが、概ね毎年、皐月賞に合わせてそのような馬場を造ってくるのでしょう。

いつも古い話で恐縮ですが、セイウンスカイが勝った98年の皐月賞では仮柵が外れた「グリーンベルト」を活かして見事な逃げ切り勝ちで、武豊騎手が珍しく不満を漏らしていたのを記憶しています。

ただ、今週はその逆で、痛んだAコースの外に仮柵を設置したBコースでの競馬。

メンバーを見ても、2014年のようなスローペースになることは考えにくく、やはり今年も好タイムでの決着になるような気がします。

昨年のように差し・追い込みの競馬になるのか、2013年のように速いペースでも前が止まらない流れになるのか。

言い方を変えれば、ドゥラメンテディーマジェスティマカヒキのような、爆発的な末脚を繰り出せる馬がいるのかどうか。

その点に注目しながら予想も組み立てたいところです。

対馬の人気を見ると、昨年のディーマジェスティを除いて、概ね平穏という感じですね。

昔はもう少し、皐月賞というと荒れるイメージもあったのですが。

ただ、今年はファンディーナを除けば大混戦という下馬評でしたし、一波乱あってもおかしくないのかな、と個人的には考えています。

表には載っていませんが、過去10年まで遡れば07年~09年にかけて、3年続けて馬連万馬券が出たりもしていますので。。。

細かい人気順で見ると、あまり1番人気が勝ちきれていないというのもやや気になるところです。

ジョッキーで見ると、皐月賞を過去4勝していて「皐月賞男」のイメージも強いデムーロ騎手が2勝、牡馬クラシックではあと一歩のイメージが強い福永騎手が2着3回と、何ともイメージどおりですね・・・。

逆にルメール騎手は一昨年サトノクラウン(6着)、昨年サトノダイヤモンド(3着)と2年続けて1番人気を裏切っているように、このレースには縁が無いですね。

今年もホープフルS以来となるレイデオロに騎乗。さすがに1番人気はないでしょうが、いずれにしても勝ち負けまでは厳しそうな予感がします。

枠順的にはどうでしょう。

開催が進んでいることもあり、やや外目の枠が有利なのかなという印象ですが、2番ゲートの馬も2頭連対しているように、そこまで神経質にならなくても良いと思います。

皐月賞 前走データ

次に、これもいつものように連対馬の前走・前々走データを見てみましょう。

やはり、まず目に付くのが前走・共同通信杯組の強さ。

15年の2着馬、リアルスティールを含めて、過去5年のうち共同通信杯勝ち馬が4連対しているという驚異的な相性の良さです。

ちなみに、残る1頭は13年のメイケイペガスター、若葉S8着→皐月賞9着という成績でした。

実はその前の5年を見ると連対馬のステップレースに共同通信杯の名前は無く、ここまで極端にトレンドが変わるというのも珍しいですよね。

ただし、全体的に昨年よりもレベルが低いといわれている今年の牡馬クラシック戦線ですが、今年の共同通信杯はやや重だった昨年よりも遅いタイムでの決着。

もちろん時計だけでは判断できませんが、個人的にはレースレベルに対して疑問を感じていまして、さてスワーヴリチャードはどうなりますか。

共同通信杯組を除けば、弥生賞スプリングS若葉Sの3トライアルからの参戦で、先述したように年明け初戦のレイデオロはデータ上厳しいでしょうか。

過去10年まで遡ると07年の1着馬ヴィクトリーなど、若葉S組も意外と健闘しているイメージで、アダムバローズには先週見事な騎乗を見せた鞍上込みで注目したいところです。

また、さすがは牡馬クラシック1冠目。

前走の着順・人気のところの数字はほとんどが「1」、「2」。もちろんファンディーナもこの条件は満たしています。

関東馬の5連勝なるか、というのも注目ですね。

ということで、ざっとここ5年のデータを振り返ってみました。

もう一晩寝てから、最終的な予想を決めたいと思います。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。