こんにちは。
やはり競馬を見ながらだと書くのが遅くなってしまいますね。。。
今さらながら、菊花賞の予想記事でございます。
午前中からレースを見ていて、本当に重たい重たい馬場になってしまったなぁというのと、穴狙いするって言ってもなかなか難しいものだなぁという感想です・・・
芝だかダートだかわからないような、それこそヨーロッパの競馬を見ているかのような時計になっていますね。
菊花賞も3分10秒を超えるような決着になっても全く驚けない馬場状態ですが、早速予想して参りましょう。
◆ 展開
ここまで道悪の巧拙が問われる馬場になってしまうとわからない部分もありますが、普通に考えれば「逃げ宣言」している②ウインガナドルが内から主導権を握ると思います。
3000mのGⅠに出走してくる馬たちですから、制御不能なほど掛かることもないでしょうし、あとはそれぞれが落ち着いたポジションで折り合いに専念するでしょう
(約1年ぶりのブレスジャーニー辺りは怪しいですが。)
スタートさえ合えば前に行きたいのが内から③スティッフェリオ、④クリンチャー、⑥マイネルヴンシュ、⑦アダムバローズ、⑱マイスタイル辺り。
前走意表を突く先行策に出た武豊騎手の⑮ダンビュライトですが、今日はさすがに中団で脚を溜めつつ、早めに進出していく秋華賞と同じ競馬でしょうか。
人気上位の⑧サトノアーサー、⑪サトノクロニクル、⑫ミッキスワロー、⑬キセキ、⑯アルアインが揃って真ん中から外のゲートを引いてしまいましたので、スタートから1週目の下り坂にかけて、トップジョッキー同士のポジション争いにも注目して見たいところ。
展望記事でも書いたように、ただでさえ距離の長い菊花賞、雨影響でタフな馬場になってしまったというのもあり、大歓声に迎えられるホームストレッチを宥めつつ通過したら、そこから2回めの上りにかかるラスト1000~800m地点までは基本折り合い重視で進めると思います。
坂の下りからのロングスパート合戦になりますが、スタミナ・パワーと不良馬場の巧拙によるところで、本当に予想するのが難しいですね。。。
常にあっさり交わされた後に驚異的な粘りを発揮するクリンチャー、ある程度のペースで引っ張ることが予想される②ウインガナドルが4角早め先頭から必至に粘り込みを図るところ、外から一気に押し上げてくると思われる⑮ダンビュライト、⑯アルアイン、⑬キセキ辺りが追い込んでくる、そんな展開かなと思います。
馬場が悪化して意外と外から伸びてくる馬のほうが伸びそうな気もしますし、やっぱり内で粘ったほうが有利な気もしますし、本当に分からないですね。
◆ 現時点での人気・オッズ(朝11:00時点)
1番人気 キセキ 4.9倍
2番人気 アルアイン 5.2倍
3番人気 ミッキースワロー 6.2倍
4番人気 ダンビュライト 9.2倍
5番人気 ウインガナドル 12.1倍
6番人気 サトノアーサー 12.2倍
7番人気 サトノクロニクル 13.9倍
8番人気 トリコロールブルー 16.8倍
8番人気 ベストアプローチ 16.8倍
1番人気が昨日から目まぐるしく変わっていますね。
最初はミッキースワローだったかと思うのですが、現時点ではキセキ。
いずれにしてもアルアインを含めた上位3頭が5~6倍で「3強」を形成しているということで、予想通りの大混戦です。
それに続くのがいつも堅実なダンビュライト。
武豊騎手ですし、常に決め手が足りないタイプの馬が道悪で浮上してくるというのも昨日の富士Sを見れば一理あるところ。
後は内枠の逃げ馬ということで、かなり短絡的というか流石に人気しすぎな感はありますが、ウインガナドルが5番人気。
サトノ2騎に続いてトリコロールブルーが続いているのは、内枠でしょうかね。これも想定外の人気です。
どこまで載せようか迷ったのですが、上記の次が①ブレスジャーニーで、10番人気23.0倍。
最低人気の⑰プラチナヴォイスでも単勝万馬券ではないというのを見れば分かるように、今週も純然たる「穴馬」は存在しないと思います。
こうなると、秋華賞の時にもコメントしたように人気馬にこそ「妙味」があるという変な話になってしまい、実際上位人気のBOXを買っておけば当たるケースも多いのですが、今回はさすがにどうでしょう。
上の表に載っていない、二桁人気の馬が馬券に絡んでも全く不思議無いように思えるのですが。
◆ 予想・買い目
◎ ④クリンチャー
○ ⑯アルアイン
▲ ⑪サトノクロニクル
☆ ⑩ベストアプローチ
△ ②ウインガナドル
③スティッフェリオ
⑥マイネルヴンシュ
⑦アダムバローズ
⑧サトノアーサー
⑮ダンビュライト
三連複 ④ - ⑩⑪⑮⑯ - ②③⑥⑦⑧⑩⑪⑮⑯ (26点)
ワイド ④ - 印の各馬
ということで、私の本命は現時点で12番人気単勝30.8倍の④クリンチャー。
枠順が発表になって、もうちょっと穴人気するかなと思っていたのですが、そんなに人気ないですね。
もともとは本命アルアイン、対抗クリンチャーのつもりだったので、枠順を見て入れ替えた形ですね。
ぶっちゃけ、このレースをあまり真面目に予想しても意味が無いかなとすら思うのですが、少なくとも穴狙いでは行きたいですよね。
先程も触れたのですが、皐月賞でハイペースを先行しながら早め先頭の積極的なレースぶりで、直線に入りあっさりアルアインに交わされたにも関わらずバッタリとは止まらず、最後まで差し返すような粘りを見せての4着。
その前のすみれSではキセキに5馬身差つけて快勝しているように典型的なパワー型で、スタミナも豊富・・・なような気がします。
先週の秋華賞も馬場が悪く、タフなレースになりましたが、上位に来たのは結局はじめから出走を確定させていた、休み明け一叩きした馬たちでした。
今年の出走馬だと、内からクリンチャー、アダムバローズ、サトノアーサー、ベストアプローチ、アルアイン、プラチナヴォイス、マイスタイル辺りでしょうか。
神戸新聞杯の時点で賞金を持っていたキセキにしても、夏競馬を使っていて、展望記事で触れたように馬体重マイナス12キロ。
ちょっとこのタフな3000mを乗り切るための「お釣り」は無いように映ります。
従って、上位はこの辺りから選ぼうと思っていました。
その観点からはやや微妙ではあるのですが、3番手にはサトノクロニクル。
デビュー以来あまり長い休みもなく走ってきて、スタミナも豊富そうでなんとなくヒシミラクルとも被る気がするんですけどね。
あそこまで使われてないですし、「サトノ」の時点で雑草感は全く無いですが(笑)。
あとは穴で、⑩ベストアプローチを。
この馬もトライアルは単なる叩きだったクチなので前走は度外視できるでしょうし、ヨーロッパ血統で不良馬場もこなせそうな気がするので。
取扱いに迷いまくったのが⑮ダンビュライト。
確かに魅力ではあるのですが、前走メイチ勝負で権利を取り損なっているという事実は割りと重いと感じています。
(さすがにこの賞金でも出られると読み切っていた、なんてことはないでしょう。)
人気しすぎと感じる②ウインガナドル、逆に穴で面白そうな③スティッフェリオに⑥マイネルヴンシュ、前に行けるアダムバローズ、スタミナタイプではないですが力はあるので一応押さえたい⑧サトノアーサーと共に押さえに回しました。
馬券はクリンチャーからなので、三連複とワイドで。
当然のことながら全て万馬券なので、総流しでも良いかもしれませんね。
三連複の2列めにちゃっかりダンビュライトを入れていてずるいと言われればその通りなのですが、やっぱり何となく来てしまうような気がして・・・。
既に風も強くなってきているようですし、とにかく全馬無事に回ってきてくれればそれで良いかなとは思いますが・・・
やっぱり馬券も当てたい(笑)。
頑張れクリンチャー。
それでは、レースを楽しみに待ちたいと思います。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。