おはようございます。
本当は昨日アップする予定だったのですが、明後日に迫った天皇賞(秋)の展望記事です。
なんだか、今週は時間の経過が普段以上に速い気がする。。。
と、その前に、「スポナビ、ブログやめるってよ」問題。
このスポナビブログそのものが近く閉鎖になってしまうということで、かなりの衝撃を受けております。
気付いたら金曜日になってしまっていたのもこのショックのせいかも(笑)。
なんか、私が月曜日に記事を上げた時点では既にアナウンスされていたようなのですが、そんな事には全く気づかずTSDさんのブログを拝読してこのことを知った次第でございます。。。
今はマイページの上部に大きく表示されているようですが、最初は無かったような・・・こんな大事なこと、もっとちゃんとアナウンスしてほしいものですが。
まぁ仕方のないこととは思うのですが、それにしても本当に残念ですし、寂しいですね。
日本一のポータルサイトが運営するスポーツナビの競馬ページからそのまま飛んでこられるという利便性から、集客力も抜群で、読むのも書くのも手軽にできて。
「ここなら何となく始められそうだな」、ということで約1年前に開始した当ブログ。
この環境だからこそ、こんな普通のおっさんが趣味で書いているブログでも、仕事の合間や通勤・帰宅途中に色々な方にふらっと立ち寄ってお読み頂けるのかな、とも感じています。
多くの方に目にして頂けるという事実がモチベーションの維持に繋がっていた部分もあり、こんな環境はここしかないでしょうし、他に移して続けるというのも正直ピンと来ないなぁというのが正直なところです。
数は少ないながらも当ブログをいつも読んでくださっている方もちらほら出てきて、とらじろさんなど他のブロガーの方ともコメントのやりとりが出来て。
ブログを続ける楽しみのようなものもたくさん感じているので、やめるとなるとそれはそれで寂しい気持ちもあるので、さてどうしますかね。
(とらじろさん、年内に何か企画しましょうね!)
まぁ当面は続くということですので、この秋のGⅠシリーズを頑張って乗り切り、先のことはその時に改めて考えたいと思います。
私にとってはここ1年だけですが、スポナビさんとしては12年間もサービスを続けて来られたということで、このような場を提供し続けてくださったのは有り難いと思っています。
でも、やっぱり残念な気持ちのほうが大きいです。。。
まぁ色々と世の中全体が転換期なのでしょうね・・・。
過去5年連対馬データ
あまり嘆いていても仕方がないので、早速過去5年間の連対馬データから、参りましょう。
◆ 脚質・展開
シルポートが引っ張った最後の年である2012年こそ1000m通過が56.5秒の速いラップタイムが残っていますが、これは2番手以下をかなり引き離してのもの。
ここ3年を見れば明らかなように、長い直線を意識して前半は各馬折り合いを重視した入りになる傾向にあります。
それでいて差し・追い込み馬が活躍しているというのも天皇賞(秋)の特徴で、ここ5年はキレイに「差し・追い込み馬+先行馬」の組み合わせになっていますね。
今週も、脚質に関しては過去10年のデータもご紹介しておきましょう。
逃げ馬の2着は2008年ダイワスカーレット、追い込み馬の2着はみんな大好きペルーサ(笑)、2010年2着時のものですね。
昨年も触れましたが、好スタートを切って逆にドキドキしてしまった2011年は着順を落として3着でした。
こうして見ても、中団から速い上がりを使えるタイプの馬が圧倒的に好成績を上げていますね。
今年のメンバーだと、賞金順でギリギリロードヴァンドールが出られたことが大きく、キタサンブラックは恐らく大阪杯と同様同馬を行かせて、2番手で進める形を目指すでしょうから大丈夫かもしれませんが、データ的に逃げ馬が勝っていないというのは気になるところです。
昨年のJCの時もこんなことを言っておきながら見事に逃げ切られてしまったので、仮に逃げる形になっても気にする必要はないのかもしれませんが。
あと、速い上がりを使えそうな馬としては、内からサクラアンプルール、この距離ならリアルスティール、大阪杯以前までの競馬ならヤマカツエース、あとは距離伸びてどうかですが、グレーターロンドンとサトノアラジンあたりが候補でしょうか。
過去5年の表を見ていると、1・2番人気の力がある先行馬と5~10番人気のやや人気のない差し・追い込み馬の組み合わせが目立ちますが、どうなりますか。
◆ 人気
過去5年の表を見ていると、1番人気、5番人気がやたらと目立ちますね。
上位人気が安定していると見れば良いのか、2~4番人気が不信で中穴が狙いと評価すればよいのか。
こちらも過去10年のデータを見てみましょう。
やはり、かなり極端な傾向ですね。
1番人気の複勝率が90%と非常に信頼できる一方で、3番人気、4番人気は壊滅的です。
2番人気も勝ちが無いですが、複勝率50%なのでまぁ辛うじて、という感じでしょうか。
やはり5番人気が4勝と目立っていて、7番人気も11年トーセンジョーダン1着に昨年のリアルスティール2着など、なかなかの活躍。
一昨年のステファノスが10番人気2着と頑張りましたが、基本的には「1番人気+ソコソコ人気」というイメージですね。
個人的に、今のところはキタサンブラックを軸に妙味のある相手を探すイメージで考えているので、私にとっては心強いデータです(笑)。
・・・とは言え、今年は人気を予想するのさえ難しいメンバー構成で、もしかしたらキタサンブラックの1番人気も怪しいですよね。
もともと「人気の出ない」馬だったのもありますし、宝塚のあの惨敗以来の競馬ですから、リアルスティールや雨が降ったらサトノクラウン辺りにに1番人気を譲っても不思議はありません。
5番人気の方も、グレーターロンドン、ソウルスターリング、ヤマカツエース、ステファノス辺りが候補かなとは思いますがちょっと読めない感じですよね。
有力馬が多い大混戦の天皇賞(秋)ですので、今年に関してはあまり人気を気にしなくても良いのかもしれません。
◆ 性齡
昨年も「圧倒的に4歳vs5歳」とご紹介しましたが、果たして4歳馬リアルスティールと5歳馬モーリスの決着となりましたね。
過去10年まで遡っても、09年カンパニーの8歳を除いて、4歳馬4勝に5歳馬5勝、2着も3歳馬が2回(フェノーメノとペルーサ)記録しているだけ。
今年のメンバーも概ね4歳、5歳世代が人気の中心となっていますが、ここ3年で一番内(・・・と言っても12番ゲートですが)をもらったステファノス(6歳馬)、同じく6歳馬のサクラアンプルールにサトノアラジンと3頭の有力馬にとっては嫌なデータです。
牝馬の挑戦自体少ないレースですが、過去10年だと08年のウオッカとダイワスカーレット、10年1着のブエナビスタ、13年2着のジェンティルドンナの4頭が連対しています。
昨年も3番人気のルージュバックが不利もあって7着に敗れました。
ソウルスターリングにとっては年齢・性別ともに若干不利なデータとなっていますが、どうなりますか。
◆ 枠順
「内枠有利」で有名な東京芝2000m。
ただ、昨年も触れましたがあまり内すぎても最初のコーナーでごちゃつきやすいので、真ん中辺りのほうが良いのかなぁというのが個人的な印象です。
これも過去10年のデータで見たほうが分かりやすいので、見てみましょう。
思っていたほど極端な傾向にはなっていませんが、やはり1枠~4枠の内半分が6勝、2着6回、3着6回ということで優勢でしょうか。
8枠は厳しいというのは間違いないのと、何故か3枠が一度も連対していないようですね。
ただ、これは11年ブエナビスタ(1番人気4着)、12年ルーラーシップ(2番人気3着)、13年エイシンフラッシュ(3番人気3着)以外ほとんど人気薄ですので、あまり気にしなくても良いかもしれません。
今年のメンバーだと、まず大外に入ってしまったシャケトラは厳しい一方で、サトノクラウン、リアルスティールは好枠を引いたと考えて良いでしょう。
キタサンブラックとロードヴァンドールの位置関係がどうかですが、逃げ馬に関しては極端な外でない限り大丈夫かなとは思っています。
7枠には入ってしまいましたが、後方から行く馬ですし外々を回していきたいサトノアラジンの⑭番枠にその内、グレーターロンドンの⑬番枠というのも悪く無さそうですね。
過去5年前走・前々走データ
最後に、前走データです。
やはり目立つのは前走・毎日王冠組ですね。
昨年はリアルスティールが毎日王冠をスキップした結果、安田記念以来という形になっていますが、主要ステップであることには変わりありません。
そして、中2週と詰まったローテーションということもあり、あまり走りすぎていない方が良い、というか連勝した馬がいないというのも特徴的ですね。
昨年も前述したルージュバックが連勝を目指すも3番人気7着。
今年も好内容で快勝した昨年の2着馬リアルスティールが人気しそうですが、さてどうなりますか。
過去5年だと昨年勝ったモーリスのみですが、札幌記念組というのも好相性ですよね。
今年のメンバーだと勝ったサクラアンプルールと3着のヤマカツエースが該当しますが、この組はできれば前走勝っていて欲しいところ。
好位からの競馬を試みて3着とやや物足りない結果だったヤマカツエースは、個人的に1枚割り引く予定です。
あと気になるのは宝塚記念直行組ですよね。
表の中ではジェンティルドンナが2年連続2着、過去10年まで広げると10年ブエナビスタが1着、07年メイショウサムソンも1着しています。
正直、JCを控えた状況でここがメイチということはありえないですが、感覚的にキタサンブラックほどの実力馬であれば、格好は付けてくれそうな気がするのですがどうでしょう。
ちなみに、今年はステファノスがオールカマー(2着)をステップに駒を進めてきていますが、このステップは過去10年まで拡げてみても馬券になっていません。
もっとも、上位人気に支持されたのが09年、10年のシンゲン(それぞれ2番人気5着、3番人気6着)くらいですので、ステファノスが上位人気に支持されるようであれば一考の余地はありそうです。
毎日王冠組、札幌記念組、宝塚記念組が目立つ今年のメンバーですが、この辺りの傾向も頭に入れた上で、最終的な結論を出したいと思います。
以上、ざっと天皇賞(秋)のデータを見て参りました。
昨年と同様、どこからでも狙えそうで馬券的には非常に面白い天皇賞(秋)。
ただ、今週も天気予報には傘マークが。。。それだけは勘弁して欲しいものですが・・・。
この週末は比較的時間が取れそうなので、早め早めに新馬戦の予想、重賞レースの予想とアップして参りたいと思います。
本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。