人生は競馬と共に

中央競馬の新馬戦・重賞を中心に、競馬について気ままに書いていきます。

【雑談記事】馬名・競馬関連のお酒を飲み尽くす! Vol.2 ギムレット編

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こんばんは、umassyです。

本当は先週末の新馬戦回顧記事をアップするはずの火曜日なのですが・・・ちょっとバタバタしてまして、ほぼ下書きしてあったお酒記事を先に。
(ストックめっちゃ大事ですね😅)


馬名の由来になったりしているお酒・カクテルを片っ端から飲み尽くそうという新企画の第2弾。
お酒好きな方もそうでない方も、お読み頂けたら嬉しいです。

今日は「ギムレット」編になります。

ギムレット(お酒)とは?

標準的なレシピ

  • ジン       45ml
  • ライムジュース  15ml
  • (ガムシロップ  1tsp)

"tsp"というのはカクテル作りで良く出てくる単位で、まぁ要するに「小さじ」ですね。

こんな感じのバースプーンを使ったりしますが、もちろん普通の小さじでOKです。
上記の材料を全てシェイカーに入れて、シェイクします。

ガムシロップを入れるレシピは、後述するギムレットの「原型」に近い味にする意図なのだと思います。

由来・歴史

諸説あるのかもしれませんが、調べると必ず出てくるのが19世紀頃、イギリス海軍の軍医だったギムレット卿が発案したジンの飲み方が原型という説。

「お医者さんがお酒・・・??」

と思われるかもしれませんが、海軍の将校たちがあまりにもジンを飲みすぎるので(それこそストレートで、だったのでしょう)、「健康のためにライムジュースで割って飲みなさい!」と指導したことがきっかけという話があるんですね。

ただ、当時のライムジュースというのがシロップを加えた甘い「コーディアル・ライム」だったということで、これ結構カロリーやら糖分やら気になる飲み方なんですが(笑)。


前回、ウォッカがロシアのお酒というお話をしましたが、ジン(ドライ・ジン)発祥の地であるイギリス人のジン好きは良く聞きますね。
それぞれ贔屓の蒸留所や銘柄があるようですが、「初心者」の方にお勧めなのは一時期日本でも流行った「ヘンドリックス」でしょうか。

「キュウリと薔薇の香り」が特徴ですが、正直そこまで個性は強くありません。
(ロンドンでは、ヘンドリックスでジントニックを作る時キュウリスライスを入れて「胡瓜感」 マシマシにして飲むなんて話があるくらい。)

とても爽やかな飲み口で、是非ロックスタイルでもジン・トニックでも。

あと、実は日本でも人気の「クラフト・ジン」が出て来てて・・・
いや、すみませんこれ話が逸れたまま終わらないですね💦。。。戻しましょう。

「ギムレットには早すぎる」

ウンチクばかり長くなって申し訳ないですが、ギムレットと言えばこのセリフにも触れない訳に行きませんよね。
レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説『長いお別れ』に出てくる有名なセリフで、私は読んだことが無いのでどういう意味かは知りません…😰

ただ、このセリフが「ギムレット」というカクテルを世に広めた、なんて言われているようです。

ギムレットを飲みながら村上春樹さん訳の『ロング・グッドバイ』を読む。
ヘミングウェイが愛したダイキリを飲みながら『老人と海』を読む。
・・・気障ですが憧れてしまう飲み方ですね~😊

飲んでみました🍸

それでは、実際飲まなければいけない企画なので😁飲んでみました。 

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この企画続けるなら、写真の撮り方も考えなきゃですね・・・
ぼかしは入れていますが、常にバックはベビーチェアと電子ピアノという(笑)

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ジンとライムジュースということで、当然ですがライムの緑色が入って見た目もキレイですね。

ガムシロップは入れないレシピで作ったのですが、さっぱりしてとても飲みやすいカクテルです。
ジン+ライムという意味では「ジンライム」と全く同じようにも思えるのですが、シェイクする分なのか。
(「ジンライム」は普通にまぜまぜするだけ。)

女性やお酒がそこまでお強くない方にも飲みやすいと思いますし、競馬終わりにバーにでも行かれる機会があったら(無いですかね、そんなシチュエーション 笑)、頼まれてみては如何でしょうか。
 

タニノギムレットについて

さて、 これをおまけ扱いして良いのか分かりませんが・・・一応馬名のお酒企画ですので、馬の方についても簡単に。

Vol.1でご紹介したウオッカもダービー馬ですが、お父さんのタニノギムレットも2002年の東京優駿を制した第69代ダービー馬。
「ダービー馬はダービー馬から」というのはオトコ馬を想定した格言なのかもしれませんが、まさにその通りですね。

結果的にダービーが引退レースになってしまったのですが、皐月賞3着→NHKマイル3着→ダービー1着という今の時代では考えられないような使い方で、今でもNHKマイルCからダービーに向かう馬がいると「マツクニローテ」と言われたりしますね。

キングカメハメハなんかも早期に引退したことからネガティブな意味合いで使われることも多いようですが、結果を出しているのに批判されるというのも可哀相だなぁと思ったりもします。


やはりカクテル名が由来ということもあり、ウオッカ以外にもお酒絡みの馬名を持つ産駒が多いんですよね。
例の「スピリタス」もタニノギムレット産駒ですし(「ウインスピリタス」もいますね)、「アブソリュート」もウォッカの名前。

オーナーが「ジンより(アルコール度数が)強いウォッカの方が強そうだろう」という理由で名前を付けて成功してしまったものですから、何故かウォッカの名前が多いという。。。
「バイオレットフィズ」という馬もいるのですが、これはリキュールを使ったカクテルですね。

今のところこれと言った後継種牡馬はいないので、これからは母系に名前が残っていく感じでしょうか。

~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~ ☆ ~

ということで・・・結局長くなってしまい申し訳ございません。。。

あと、確かスティンガーが2歳GⅠを勝っていたと思うので、それが終わったら重賞勝ち馬か、リクエストいただいているペールエールか。

個人的には週2くらいでやりたいですが(笑)、さすがに競馬ブログですので週1ペースで。
スティンガーは家では作れない(普通の緑色のペパーミントリキュールならあるのですが・・・)ので、お店で飲んでくることになると思います。 

実はもう1つ、家で既に作ったカクテルのストックがあって。。。当面ラスボスにたどり着いてしまう心配は無用な感じです(笑)。


それでは、最後までお読みいただき、誠に有難うございました。