※この記事は、2016年12月9日にスポナビブログに投稿した記事に、写真を貼り付け直して若干加筆・修正を加えたものです。
ちなみに↑の写真は、全然関係ない香港の夜景(イメージ画像。笑)です。
こんにちは、umassyです。
第一弾の投稿からすっかり時間が経ってしまい、香港国際競争よりも有馬記念の記憶の方が新しく、全くタイムリーさのかけらもないテーマになってしまいましたが、シャティン競馬場レポート第2弾をお届けしたいと思います。
(追記:) 香港シャティン(沙田)競馬場にちょうど約2年前行ってきた際のレポート記事の続きになります。
ちなみに、第1弾はこちら↓
ざっとおさらいすると、
「電車を乗り継いでやや郊外にあるシャティン競馬場に到着⇒ビジターパス購入⇒取り合えず直近のレースの単勝を購入⇒残念ながら不的中」
という流れでした。
シャティン競馬場レポートその2
第4レースのパドックへ
さて、第3レースを(多分)ハナ差かアタマ差で逃した私。
よくよく考えたら(日本も含めて)競馬場に足を運ぶこと自体結構久し振りで、この感じ懐かしいなぁ、と思いながらいそいそとパドックへ移動します。
香港国際競馬のテレビ中継でご覧になった方も多いと思いますが、屋根が付いていてとてもキレイなパドックですね。
平場のレースなのですが、パドックの中に関係者がいっぱいいてジャパンカップの時みたいです。
人気は割れ加減ですが、このゼッケン6番、モレイラ騎手のI’m The Won For uが一番人気でした。
(チャット用語かよってくらいの凄い名前ですね。笑)
ダート1200mのレースで、ゲートも5番枠とまずまず。
新聞を見る限り前に行く脚もありそうで、この時点ではここから買う予定でした。
ふたたび馬券購入
レース間隔は30分とそれほど余裕が無いので、早速馬券を買いに行きます。
今までは窓口でその都度現金払いしていたのですが、今回はキャッシュバウチャーでの購入にトライしてみます。
まずは、窓口で「2,000HKD分のキャッシュバウチャー下さい」と頼むと、こんな紙を出してくれます。「現金券」。
(余り意識したこと無かったですが、私は中国語が話せないので、基本英語で大丈夫なんだと思います。)
この券とマークカードを自動券売機に入れると馬券が出てくるのですが、お釣りもバウチャーで出てきて、余ったら窓口で払い戻せるという非常に便利なシステム。
こんな感じの記帳台でマークシートに記入します。
香港競馬では様々な種類の馬券が発売されていて、それに合わせてマークシートも6種類ほどあるので、初めて行かれた方は全くわけわからないと思います。
それぞれ色分けされていて、
左側(紫)が単勝、複勝、馬連、ワイドとそれらの転がし馬券(All up)用。
買い方は良く分かりませんが、転がし馬券が買えるのも面白いですね。
右側(赤)は三連複、四連複と2レースの三連複を当てる”Double Trio”、3レースの三連複を当てる”Triple Trio”。Triple Trioの方は、2レース目まで当たって最後外れると、「残念賞」ももらえるらしいです(笑)。
私が使ったのはこの2種類でしたが、他にも三連単用、四連単用や二重勝・三重勝用、その日最も活躍する騎手を予想する”JOCKEY CHALLENGE”用など、色々あって私も良く分かってません。。。
マークの仕方に四苦八苦しつつ、どうにか記入していざ自動券売機へ!
そして、どこに何を入れれば良いのかも良く分からないながら、何とか馬券購入完了。
(既に忘れかけてますが、確か右の方にキャッシュバウチャーを入れてから、左にマークカードを入れると右から馬券が出てきて、画面上で中国語の「FINISH」みたいな場所をタッチすると右からキャッシュバウチャーのお釣りが出てくる感じだったかと思います。
最終的には、10番のHurricane Kidを軸にした馬連、四連複を購入。
新聞のペース予想(平均~やや速め)を鵜呑みにして、インコースから好位に付けられそうなこの馬(鞍上は先ほど勝ったカラン騎手)にしましたが、結果は8着惨敗・・・上手くいかないものです。
(不覚にも、場内を散策している間にレースが始まってしまい、写真等全く撮れず。。。)
馬券の種類がとっても豊富な香港競馬。
変わったところでは、「組み合わせ単勝式」と言って、グループ分けされた組分けの中でどのグループから勝ち馬が出るかを当てる馬券なんてのもあります。
画面に出ているのは一例だそうですが、国際競争で日本馬、香港場、欧州調教馬のどれが勝つか、どの調教師の管理場が勝つか、などユニークですね。
(いつも販売されているわけではないと思うのですが・・・その辺は良く分からないです。。。)
千直競馬も!
私も今回2度目の訪問で初めて知ったのですが、シャティン競馬場には直線芝1000mのコースがあります。
この日の第6レースがちょうどその「直千競馬」。
スタンドの奥の方、はるか先にスタート地点があるみたいですね。
新潟競馬場と同じく外枠が有利なんだろう、ということで14番ゲートに入ったホワイト騎手の馬(6番Super Wise)を勝って応援したのですが・・・
ゴール前の写真です。
(私がtwitterの何ていうんだろう?マイページみたいなところの背景に使っている写真ですね!)
やはり日本と同様、外ラチ沿いに密集するんですね。
小さくてよく分からないと思いますが、結果は12番ゲートの14番D B Pin が逃げ切り勝ち。
外枠狙いっていうのは合ってたのに残念・・・
馬券はこのレースまで購入しましたが、結局的中はゼロ。次週香港国際競馬でのリベンジを固く誓ったのでした。
(まぁ日本からPATで買うのですが。。。)
その他場内の写真など
最後に、ざっとその他の場内写真などご紹介したいと思います。
スタンド2階の投票所内にある大型モニター。WINSの中みたいですね。
椅子は結構たくさんあるのですが、レープロ等で場所取りされているのも日本のWINSや競馬場と一緒です(笑)。
シャティン競馬場は基本日曜日開催なので、街中での香港ドルへの両替が難しいかもしれないのですが・・・そんな時もご安心。何と両替所も完備されています!
恐ろしいことに、その奥にはATMも(笑)。
(ただし、メンバーエリア内なのでゲストパスを購入しないと入れません。一般エリアにもATMはありましたが、両替所はあったかどうか定かではありません。)
ちなみに、両替所左側のラックに見えるオレンジ色の表紙は”Racing World”という競馬雑誌で、メンバーエリア内のお客さんなら無料で貰えます。
記事も英語ですし、良い記念になるのではないでしょうか。
パドックの右手奥の方から建物内に入って、すぐ左手の方です。
スタンドはこんな感じ。
ゲートみたいなのがある手前がメンバーエリア、向こう側が一般エリアです。
食事をしながらレースを見れる場所もあるのですが、お腹は空いていなかったので、ビールだけ買って観戦。
12月の最初ということで、気候的にもそれほど暑くなく、快適でした!
ということで、2回に分けて香港シャティン競馬場をレポートして参りました。
これから先、行く機会があれば是非ご参考にして頂きたいと思います。
明日も、遅くともこれくらいの時間には東京大賞典の予想記事をアップしたいと思います。
(2018/11/27追記)
ということで、かなり前に書いた記事ですが、改めて写真をアップいたしました。
スポナビブログ時代の記事は移行した際に画像データが取れてしまったため、基本そのままになっていたのですが、この記事については今でも時々アクセス頂いていることと、写真が無いと訳が分からない記事になってしまうので気になってました。
ちょうど来週末には香港国際競争があるということで、ひょっとしたら参考にしていただける方もいらっしゃるのではと思い、このタイミングでの再アップとなりましたが、お楽しみいただけましたでしょうか。
本文でも出てくるのですが、私本当にこの香港国際競争に縁が無いのですよね。。。
最初はフジヤマケンザンが出た年(まだGⅠじゃない時代ですね)。
私の好きな馬だったのもあり、大学の友達と一緒にお金を貯めて応援に行く約束をしていたものの、彼がお金貯まらねーわってことで一人で行くのもなぁ・・・と断念。
(行けていれば、単勝馬券だけでも旅費は簡単に出ていたのに・・・今でも心残りです。。。)
2回目はこの記事に書いた一昨年。
お客様都合なので致し方ないのですが、出張の予定が1週間前にずれてしまい見られず。
そして立て続けに昨年。
同じ時期に香港出張があったのですが、水曜日の深夜便で帰らなければならずハッピーバレーの国際騎手招待だけ見て帰国・・・
(当時twitterにアップしましたね。)
さらに今年も・・・
奇跡的に来週前半、またも香港出張が入ったのですが、さすがに日曜日まで滞在するわけにも(公私とも)いかず、、、今回も水曜のハッピーバレーだけ見て帰国する全く同じパターンになる予定です。
いつか生で応援できますように、そしてその時日本馬がどれか1レースでも勝てますように。
その楽しみは来年以降に取っておきたいと思います。
それでは、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。