こんばんは。
もう明日の競馬が迫っている金曜日の夜ですが、ちょっとだけ、新馬戦データのまとめをお出ししたいと思います。
かなり小出しで今日は騎手だけになってしまいますが、軽く見て参りましょう。
※ 「6~8月」と言いながら、夏競馬が終わった先週末、9/3(日)までの99レースを対象としています。
※ 特に断りがない限り、芝・ダートは分けずに全レースを集計したデータとなっております。
◆ 夏競馬終了時点 新馬戦騎手ランキング
まずは「新馬戦リーディングジョッキー」争いの数字からです。
こんなもの、気にしている人がどれだけいらっしゃるのか疑問ではございますが・・・
7月時点と同様、上位の「4強」がやや引き離した接戦を繰り広げていますが、先週日曜日の勝利でデムーロ騎手が頭一つ抜け出しました。
連対率の76%、単勝回収率・複勝回収率ともに100%超えということで、新馬戦は黙ってデムーロ騎手から買っていれば良いという状態。
素晴らしいですね。
(平均人気が1.8ってのも凄いですが・・・)
これと似た感じの傾向なのがルメール騎手。
さすがにデムーロ騎手には及びませんが、複勝率は75.0%と非常に高く、平均人気2.0と高い中、複勝回収率96%というのも立派だと思います。
特にルメール騎手の場合、札幌開催に入ってから藤沢厩舎の圧倒的1番人気馬に乗って稼いだイメージが強いですが、人気別のデータも取ってみました。
やはり1、2番人気をしっかりと持ってきていますね。
一方で、3番人気の4頭で連対が無く、数字を落とす原因となっているようです。
デムーロ騎手はその辺りどうなんだろう、ということで同じデータを取ってみたところ、
やはり。
なんと3番人気に乗る機会は同じく4回でしたが、1-2-1-0と全て3着以内。
今の勢いだと、とにかくある程度の人気馬に乗っている時は素直に買っておいたほうが良さそうです。
そして、順番は前後しますが先週土曜日に久々に勝って2位に食らいついているのが福永騎手。
彼の「(新馬戦)全盛期」を彷彿とさせるくらい、とにかく今年は(新馬戦の)調子がよいですね。
こちらも同じく、人気別のデータを取ってみました。
まぁこれもほぼイメージ通り、何となくルメール騎手と似た傾向ですかね。
昔から新馬戦に強いイメージもあって、人気馬の手綱を任されることが多く、今年はそこでしっかり結果を出している印象です。
3~4番人気での成績も、勝ち鞍こそ無いもののしっかり馬券圏内には持ってきており、上位人気馬での安定感で言えば
の順でしょうか。
・・・と来て、「4強」最後の一人がオチとして使われてしまうわけですが。。。
戸崎騎手の人気別データです。
見事なまでにイメージ通りですね(笑)。
まずこれは、(特に3場開催でルメール騎手が北海道にいる状況だと)1番人気馬が戸崎騎手に集中してしまっているというのがひとつ、あると思います。
13頭の1番人気馬で4勝2着2回をどう評価するのは難しいところではあるのですが。。。
この「1番人気を裏切る」パターンとして多いのはノーザンファーム生産馬のケースで、【1-0-0-4】で単勝回収率56%となっています。
これら上位4騎手以外ですと、岩田騎手が8月伸び悩んだ形で4勝のまま。
(新馬戦以外だと割りと好調だっただけに、面白いですね。)
また、北海道シリーズでルメール騎手が絶好調だったあおりを食ったか、池添騎手(0勝)や四位騎手(1勝)は例年のような活躍が出来ていません。
武豊騎手(1勝2着4回で23位)辺りも、もともと新馬戦で勝ちまくるタイプではありませんが、2着が多い印象でもうちょっと頑張って頂きたいところですね。
ということで、今日の結論としては・・・
人気馬に上位4騎手が乗る場合の信頼性は、
ということで。。。
この程度づつのデータ記事ならちょこちょこ出せると思いますので、来週にかけて、最低でも種牡馬と生産牧場のデータはまとめておきたいと思います。
それでは、明日も楽しみな新馬が出てきますので、また予想記事等お読みいただけたら嬉しいです。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。