こんばんは、umassyです。
また遅くなってしまいましたが、先週末の新馬戦回顧ですね。
タイトルにも書いた通り、開催替わりということもあって11レースというとんでもない数の新馬戦が組まれていた先週末。
予想するのも振り返るのも大変なわけですが、これが1シーズンのちょうどピーク。
再来週の3日間開催でも同じ11鞍が組まれますが、それ以外は概ね毎週9鞍（11/28・29は開催最終週ということもあって7鞍だけですね）と、徐々にレース数は減って参ります。
毎年言っているように、12月からはダート新馬戦も増えて、仕上がり遅い組同士の泥仕合になりやすい「フェーズ3」。
そう考えると実質（まともに馬券勝負できる）新馬戦もあと3週とも言えるわけで、本当に時間が経つのは早いものですね。。。
まぁしみじみしてても仕方がありませんので、早速振り返って参りましょう。
↓予想記事です。まさに新馬戦「だけは」好調の週でしたね。。。
11/7（土）の新馬戦（結果＋ひとことコメント）
東京5R ダ1600m
レースラップ：12.7 - 10.7 - 11.3 - 11.9 - 12.8 - 12.6 - 12.7 - 13.6
前半3F34.7- 4F46.6⇒上がり4F 51.7 - 3F 38.9（Hペース）
「東京ダート1600mは外枠有利」という当たり前のことを再認識させられたレース。
内枠から3番人気馬③シュルードアイズが飛び出し、さらに内から1番人気馬①スキャッターシードがそれを交わすようにハナを奪って。
どうしても極端な競馬になってしまうというか・・・ラップをご覧頂けばお分かりの通り、超が付くハイペースになって2頭とも共倒れ。
勝ったのは外からマイペースで3番手に付けていた⑫イグナイターで、直線入り口で前2頭に並びかけるとそのまま後続を突き放して快勝。
ラスト13.6秒要しているように、この馬も決して楽なペースでは無かったはずですが後ろも脚を使わされていますので、何も差しては来れませんでしたね。
良馬場で38秒3は先週のアナンシエーションと同じタイムで、強い勝ち方でした。
（このレースに関してはハイペースもありましたが、他の方も指摘されているように最近の東京ダートは時計が速いですね。。。）
★次走注目馬★
前述の通り。
5着馬③シュロードアイズと6着馬①スキャッターシードですね。
阪神5R 芝2000m
レースラップ：13.1 - 12.0 - 14.0 - 13.6 - 12.8 - 12.8 - 12.4 - 11.8 - 11.0 - 11.2
前半4F52.7- 5F65.5⇒上がり4F 46.4 - 3F 34.0（Sペース）
実はこのレース中はランニングに出ていましてリアルタイムでは見ていなかったのですよね。
ランニングが終わって、結果だけ見て「あ、本線で当たってるな」とだけ思ったのですが、後でレースを見てビックリ。
勝った⑥ヴェルトハイムは出遅れから最後方を追走。
この超スローペースからの上がり3F戦を、勝負所外々回して。
開幕週の「イン・前」有利馬場で、着差が付きにくい展開で外から突き抜けて最後は流しながら2馬身半差つけて・・・信じられないようなパフォーマンスでしたね。
ちょっと大げさかもしれませんが、この世代はスピードタイプに大物が多い印象を受けていまして、オークスをイメージできる馬はこれが初めてかもしれない。それくらい楽しみな馬です。
スタートが課題になるとは思いますが、一息入れてエリカ賞目標との事。
この世代からロードへの出資はやめてしまったのですが・・・出資者にとっても夢が広がる勝ち方でした。
★次走注目馬★
お馴染みのパターンですが、典さん教育モードだった③マテンロウアレスですね。
実は私、この日のレースが始まるまで例年の12月と同じ、「エアレーション&シャタリング効果で開幕週から差しが決まる馬場」を想定していたのですよね。。。
toshiさんに指摘されて初めて今年は（連続開催に備えて「硬い馬場」を造ってきた、ということでしょうか・・・）やってないと知ったので本当に反省ですが、この頭数なら最後方から行ってもきっちり差してこれる馬だと思ったからこそ本命に期待していました。
馬場の読み違えがあってヒヤヒヤの3着でしたが、当然叩いた次は安心して軸に出来ると思います。
東京6R ダ1300m
レースラップ：7.1 - 11.2 - 12.0 - 12.2 - 12.1 - 11.6 - 12.0
前半3F？- 4F？⇒上がり4F 47.9 - 3F 35.7（Mペース）
このレースは、⑩レモンポップが圧倒的な1番人気に応えて快勝。
かなりバラバラっとしたスタートでしたが、しっかりゲートを出ると3番手の外を追走して、勝負所から直線に入ってもただ1頭だけ馬なりのまま。
坂を上がってから追い出して、ラスト1Fだけで3馬身突き放して。
ここも東京ダートはかなり時計が速く、良馬場で18秒2というのは新馬戦としては出色とも言える時計。
距離を伸ばしてどうか…ですが、このレースに関しては能力が違いすぎました。
★次走注目馬★
特になし
強いて挙げれば2・3着馬と大きく出遅れた5着馬辺りだと思いますが、ここでは「該当なし」で。
阪神6R ダ1800m
レースラップ：13.4 - 11.1 - 13.8 - 13.1 - 13.5 - 13.4 - 13.1 - 12.1 - 13.0
前半3F38.3- 4F51.4⇒上がり4F 51.6 - 3F 38.2（Mペース）
ここも1番人気馬⑤ジュディッタが快勝でしたね。
調教が目立たなかったので「ちょっと人気ほどでは」・・・と無印にしてしまったのが恥ずかしいのですが、実戦に行って良かったですね。
勝ち時計は平凡でしたが、好位から抜け出すセンスの良い勝ち方でした。
★次走注目馬★
特になし
東京7R 芝1600m
レースラップ：13.0 - 11.7 - 11.7 - 11.8 - 12.1 - 11.5 - 11.5 - 12.3
前半3F36.4- 4F48.2⇒上がり4F 47.4 - 3F 35.3（Mペース）
このコースの新馬戦としては比較的流れましたが、勝った③ブライトギフトは逃げた3着馬をぴったりマークしながら進めると、直線は抜け出してからちょっとフラフラしながらも快勝。
時計も速いですし、気性面でもまだまだ伸びしろがありそうです。
★次走注目馬★
これは本命に期待していた2着馬⑤エンブレムコードですね。
出負けしてしまって3角までは後方を進めていましたが、勝負所から徐々に進出していって、直線は外から良く伸びて。
前残りの流れでよく2着まで押し上げたと思いますし、内容的には一番強い競馬をしたと言って良いでしょう。
コース取り含め、田辺騎手のエスコートもお見事でした。
11/8（日）の新馬戦（結果＋ひとことコメント）
阪神4R ダ1200m
レースラップ：12.5 - 11.0 - 12.0 - 12.1 - 12.2 - 13.0
前半3F35.5- 4F47.6⇒上がり4F 49.3 - 3F 37.3（Hペース）
このレースは⑧ワイズマンハートが見事な逃げ切り勝ち。
スタートしてしばらく3～4頭でハナ争いが続いたこともあって、上記の通り2秒近い前傾ラップを作りながら楽々後続を振り切る強い内容でした。
良馬場で12秒8というのも非常に優秀ですね。
★次走注目馬★
次走狙い馬としては、まず強い勝ち馬を追いかけて最後脚が上がってしまった私の本命馬⑪ヨドノゴールド。
あとは内枠で出遅れてしまう最悪のパターンで上がり最速の5着馬③メイショウシロガネと、ハナ争いから控えて砂を被ってから走りがおかしくなってしまった8着馬⑦タッシーベリンダも挙げておきます。
福島5R 芝1200m
レースラップ：12.5 - 11.0 - 12.0 - 12.1 - 12.2 - 13.0
前半3F34.7- 4F46.6⇒上がり4F 47.2 - 3F 36.0（Hペース）
開幕2週目でだんだん内が荒れてきたような気がする福島芝コースで、前半から流れたことで好位で脚を溜めていた⑬ミエリに流れが向きましたね。
好スタートからいったん控えた斎藤新騎手の判断も素晴らしかったですし、勝負所から動いて行ったタイミングもバッチリでした。
★次走注目馬★
特になし
意地になって本命馬⑪ネクストストーリー（マトモならまず馬券内は外さなかったはずで、VTRを見返すたびに岩部騎手に対して怒りが湧きますが。。。）を狙いたくもなりますが・・・
冷静に考えてローカル開催の新馬戦ですので、「該当なし」で。
東京5R 芝2000m
レースラップ：13.7 - 12.7 - 13.0 - 13.1 - 12.9 - 12.6 - 12.8 - 11.4 - 10.9 - 11.4
前半4F52.5- 5F65.4⇒上がり4F 46.5 - 3F 33.7（Sペース）
超スローペースからの上がり3F戦という典型的な芝ミドル新馬戦でしたが、勝った①スノークォーツのキレ味には驚かされましたね。
上位3頭が上がり33秒台という究極の瞬発力勝負でゴールドシップ産駒がこの脚を使えるとは・・・お見事でした。
★次走注目馬★
特になし
好メンバーが揃っていましたので、普通に2・3着馬は次走期待ですが・・・ここでは「該当なし」で。
阪神5R 芝1800m
レースラップ：12.9 - 12.1 - 12.4 - 12.7 - 12.6 - 12.4 - 11.2 - 10.9 - 11.5
前半3F37.4- 4F50.1⇒上がり4F 46.0 - 3F 33.6（Sペース）
これまた芝ミドル新馬戦で極端な上がり3F勝負。
上位3頭はなかなかのスケール感だった印象ですが、勝った②オヌールはなかなか奥がありそうですね。
レース内容としては、スローペースを3番手追走から抜け出すという好内容だったのですが、手前の替え方などまだまだ課題を残しつつ、際どい着差でもきっちりリードをキープしながらのゴール。
現時点での完成度としてはまだ低いですが、先々楽しみな好素材です。
★次走注目馬★
当たり前の注目馬になってしまうのですが、2着馬⑤コーディアルと3着馬③スズカトップバゴですね。
特に前者は、やや出負けして上がり最速の32.8秒とこちらも粗削りながら素晴らしい内容で、このレースの上位3頭は楽しみです。
東京6R 芝1600m
レースラップ：12.9 - 11.5 - 12.3 - 12.5 - 12.6 - 11.3 - 11.7 - 12.1
前半3F36.7- 4F49.2⇒上がり4F 47.7 - 3F 35.1（Sペース）
ここも判で押したようにスローから上がり3F勝負。
その割りにはラストから3F目からラップが落ちていくちょっと物足りない内容でしたが、勝った④フェアリーリングは強かったですね。
直線、馬群の中で進路を探す感じでしたが、ラスト1F手前で進路を定めて、ムチ一発から一気の切れ味でした。
★次走注目馬★
特になし
ペースの違いはありますが、土曜のブライトギフトの新馬戦と比べても平凡な内容ですので「該当なし」で。
阪神6R 芝1400m
レースラップ：12.5 - 10.9 - 11.3 - 11.8 - 11.4 - 11.3 - 12.0
前半3F34.7- 4F46.5⇒上がり4F 46.5 - 3F 34.7（Mペース）
おぉ、時々あるパターンですが3F・4Fとも前後半全く同じラップなのですね。
それはさておき、勝った⑪グレイイングリーンは外枠からスムーズに先行して、好位から抜け出す危なげないレース運びで快勝。
開幕週の高速馬場とはいえ、時計も優秀で着差以上に余裕のある勝ちっぷり。
何よりレースセンスが抜群でなので、上でもやれそうな雰囲気を感じます。
★次走注目馬★
ここは本命に期待していた6着馬②リオンキングを。
かなりの好スタートでそのまま逃げられれば良かったのでしょうが、最内の①ハクサンクラーケンがさらに良いスタートを切るという悪い冗談のような不運で…2番手追走せざるを得ない形に。
道中ずっと力みながら走っていて、かつ勝ち馬に早めにプレッシャーをかけられる形では直線もちませんよね。
恐らくマイペースで逃げられていれば新馬戦ならこの距離も大丈夫だったと思いますが、次は絶対に1200mを使って欲しいです。
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ということで、今シーズン最多となる11鞍をダーーーっと振り返って参りました。
こうして改めて見ても、比較的精度の高い予想が出来ていたのではないかなと思いますので、まずはこの調子を維持したいですね。
少頭数のレースや力関係がはっきりしたカードも多かったため、私としては買い目も絞って。
大きな配当が無いのは性格的に不満な部分もありますが(笑)、「ヒットの延長線上にあるのがホームラン」理論では無いですが、あまり振り回さずにこの精度を続けて行けば、まぁそのうちまた大きいのが獲れるでしょう。。。
それでは、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
